2017.02.28資産運用

今年こそ投資を! 先ずは口座を開設! 対面orネット? 銀行or証券会社?

Text : 宮﨑 真紀子

キーワード :

「今後、投資をする予定はありますか?」投資経験のない人にアンケートしたところ、NOの回答が多かったそうです。貯蓄から投資へ~といった政策を進めるために設けられたNISA制度も3年たちました。この制度を利用して、今年のやることリストに「投資を始める」も加えてみませんか?

先ずはNISA口座の開設

NISAは少額投資非課税制度というのが正式名称です。「非課税」というのがポイントです。例えば、お気に入りの企業があって、扱っている製品も良いし、業績も今後の成長も期待できるので、株価1350円で100株買付けました。135,000円ですね。その後1500円になったので、売却することにしました。150,000-135,000=15,000 利益が出たのですが、税金が20.3151%引かれるので、実際には約12,000円(ここでは手数料は考慮しないことにします)何だか損した気分になります。しかし、NISA口座内で取引すると、税金がかからず売却益の15,000円が丸ごと受け取れます。さらに配当金まで非課税で受け取れるのです。これを利用しないのはモッタイナイ。投資を始めるにあたり、先ずはNISA口座を開設することをお勧めします。

相談しやすい窓口で実践

実際にどこで口座を持つのか?これは一番迷うところでしょう。
銀行or証券会社、対面orネット……。私は、初心者の方には、対面式をお勧めしています。ネットに比べて手数料は高いですが、相談できる相手がいるメリットは大きいと思うのです。資産運用を始めると、情報収集や売買のタイミング、その他、疑問は次々に出てきます。また説明を聞いているだけでも勉強になることが多々あります。いろいろな商品を勧められるのでは?という不安もあるかもしれませんが、そこは自分の欲しい商品をはっきり伝えることで、上手に付き合うようにしましょう。ただし、対面式の場合、営業時間内に出向かなくてはなりません。ここが一番のデメリットとなります。

銀行か証券会社か

銀行か証券会社のどちらにするか?については、銀行では株式の扱いはありませんから、投資信託に絞られます。株主優待も気になるし、個別の株式にも投資してみたい~ということなら、証券会社を選ぶことになります。証券会社より馴染みの銀行の方が相談しやすいのなら、銀行を選びましょう。投資信託を積立預金のように毎月少しずつ買っていくことから始めると良いと思います。
NISA口座は一人一口座しか開設できません。今年A銀行を選んだら、B証券で開設することは出来ないので、注意してください。B証券で取引する場合は一般口座(税金はかかります)になります。来年はB証券に変更することは可能。ただしその年はA銀行でNISA取引はできません。

 

初めは対面式で始めてみて、慣れてきたら手数料の安いネット式に移行するというのが、お勧めです。ネット証券を選ぶ時は、手数料だけでなく、商品の品揃えや取引ツールの使いやすさ、電話やメールの相談窓口の対応等のサポート力を総合判断して選んでください。比較サイトがありますので、参考にすると良いでしょう。まずは実践あるのみです。ぜひ今年こそは口座を開設し、最初の一歩を踏み出しましょう!

ファイナンシャルフィールドの最新記事を
毎日お届けします

宮﨑 真紀子

Text:宮﨑 真紀子(みやざき まきこ)

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい…。そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。