2016.11.15暮らし

いくつになってもきれいでいたい 女性が化粧品に使う金額は?

Text : 田中 恭子

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女性が化粧品に毎月いくら使うか知っていますか? 単価が決して安くはない化粧品は、女性にとって大きな投資のひとつ。そして意外に、ほかの人がどのくらいのお金をそこにつぎ込んでいるのか知らないものです。

年齢が高くなるほどスキンケアに投資

ポーラ文化研究所の2015年の調査(基数約1,500人)では、1カ月で平均(中央値)2,250円。年齢別では、15~29歳が1.250円、45歳以上では全ての年代で2,500円以上となり、60~64歳が最高の3,500円となっています。お肌の悩みが増えていくにつれ、なんとかいい化粧品でアンチエイジングをとすがりたくなるものです。また、エイジング化粧品は一般的に高価なものが多いのも事実です。さらに、徐々に金銭的な余裕もできていくのでしょう。
さて、これはまだ、スキンケアだけの金額。メークもしなくてはなりません。同じ調査(基数約1,300人)で、メークにかける1カ月の平均金額(中央値)は1,250円。年齢別では、10代が750円と最も低く、これは納得がいきます。35~39歳、45~64歳、70~74歳で1,750円。1,500円以上かける割合が最も高いのはやはり60~64歳です。スキンケアとメークで、単純計算で年間4万2,000円、60~64歳で6万3,000円。高いと思いますか? 安いと思いますか?
同研究所が行った2007年の調査では、中央値はスキンケア2,750円、メーク2,250円。この9年でどちらも少し下がっています。ちなみに総務省の家計調査では、2015年の全世帯の化粧品の年間消費額は2万8,000円ほど。ただし、これは1世帯当たりの平均で、男性のみの世帯や複数の女性がいる世帯も入っているのであしからず。

美容室、エステ、ジム・・・…まだまだある美への道

女性が美容のために出費するのは化粧品だけではありません。美容室、エステ、ジム、ネイルにまつ毛……、美への道のりは多岐にわたります。最近はホワイトニングなど歯の審美にお金をかける人も少なくありません。なかでも美容室に行かない人はそういないでしょう。カラーリングを美容室でする人なら、定期的に足を運ばなくてはならず、年間にすればやはり数万円になります。そうそう、洋服だって買わなくてはなりません。
「人間見た目じゃない」そんなことを言ったって、少しでも美しくあることは、仕事ではマナーにもつながりますし、家庭円満にも一役買い、また自分自身をも明るくしてくれることに間違いありません。限られた予算のなかで、少しでも安い美容室を探したり特売を狙ったり。いくつになっても自分への「投資」を怠らない女性の努力を、男性方もぜひご理解を。

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田中 恭子

Text:田中 恭子(たなか きょうこ)

フリーランス・エディター&ライター

北海道大学卒業後、田部井淳子さんと共に2度のヒマラヤ登山を経て、メーカー&出版社勤務。後、独立。自身の経験を生かした旅行、アウトドア、ライフスタイル、自然などを得意とするが、ジャンル問わず、多方面で活躍中