2017.04.11暮らし

家事はほどほど 好きなことに注力したいアラフィフ女性

Text : FINANCIAL FIELD編集部

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株式会社リサーチ・アンド・ディベロメントは、今後注目すべき層としてアラフィフ(45-54才)女性にフォーカスし、LINEでのやりとりや座談会で彼女たちのホンネに迫る「Around50コミュニティ」を運営しています。このたび本コミュニティから得られた知見と、R&D独自調査である生活者総合ライフスタイル調査「CORE」のデータを用いて、アラフィフ(以下「ar50」)女性の姿を分析した『R&D Around50レポート2017』を発行しました。今回は本レポートの中から「家事への意識」に関するデータを紹介します。

自分の楽しみをあきらめたくないar50女性

今回、現ar50女性の特徴を見るために、現ar60、現ar70女性がar50だった頃の意識や価値観を比較しました。現ar50女性は家事はほどほどに行う一方で、レジャー活動への注力意欲は高くなっていることが明らかとなりました。
彼女たちにとって家事(それも苦手なもの)は「好きなことを行う時間が削られてしまう行為」であり、これをストレスとして感じてしまっているといった声も多く聞かれます。「家事は家族のために私がすべき」という価値観から自分の楽しみをある程度制限した上の年代と比べて、日々を忙しく過ごす中でも、自身の楽しみに対して時間やお金を割くことを厭わない、ポジティブな一面を持っているようです。

家事を割り切り、「私の自由で楽しい時間」を生み出す

今のar50女性は、社会に出る頃に雇用機会均等法が施行され、女性の社会進出が進むなど、生き方の選択肢が多様化した社会のトップランナーとして生きてきた世代です。そのため、生き方と同じように家事でも「私は何をやりたいか、やりたくないか」の取捨選択を行っています。
合理的に割り切り、柔軟な考え方を持つ今のar50女性は、苦手な家事に対してはアウトソーシングや便利アイテムの活用といった対処でうまく乗り切っているようです。
彼女たちの最大のニーズは「自分のしたいこと」をすることであり、しかも「したいこと」をたくさん持っています。たくさんの「したいこと」に優先順位をつけていて、「最もしたいこと」のために他を割り切る合理性も持ち合わせています。

<調査結果>

■家事もするけど レジャーも楽しみたい

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■将来の備えはしつつもレジャーのための預貯金にも前向き
各時代のar50女性の預貯金目的を比較すると、現ar50女性は上の年代に比べて旅行・レジャー目的が高い。

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■「自分のレジャー」に時間もお金も使いたい
自由に使えるお小遣いは「元気のもと」「心の栄養」と、自分自身が前向きでいるための費用として使われている。
旅行といった大きな出費を伴うものだけでなく、友人とのランチや音楽・美術鑑賞など、日常でのささやかな楽しみも使いみちのひとつ。

図4_126040_4

■ストレスをためないため、家事はほどほどに「割り切り」
「家事は家族のために私がすべき」という価値観から脱し、「自分がやりたい」家事に対しては一生懸命、そうでないことはそこそこで良いという割り切りをしている。苦手・嫌いな家事の克服法として、積極的に家族やプロに「アウトソーシング」したり、最新のお役立ち「便利アイテム」を活用するなど、上手に“頼る”方法が挙げられている。

図5_126040_5

生活者総合ライフスタイル調査システム『CORE』

調査名: CORE マスター調査
調査地域: 首都圏40km圏(調査地点 200地点)
調査対象: 18~79歳男女個人
サンプル数: 有効回収 3000サンプル (人口構成比に合わせて、性×年代別を割付)
サンプリング手法: 住宅地図を用いたエリアサンプリングで抽出
調査手法: 訪問・郵送併用の自記入式留置調査
調査実施時期: 毎年1回 10月実施
※『CORE』は、株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメントの登録商標です。

バブル体験世代・プレシニア世代のホンネを知る
『Around50コミュニティ』

調査手法: LINEによるオンラインコミュニティ&インタビュー・座談会
調査対象: 45~54歳女性
メンバー数: 43名(2017年1月現在/リビング新聞読者モニターより選出)
調査時期: 2016年5月より継続運営

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