2017.11.19暮らし

タクシー配車アプリ 得する人・損する人

Text : 柴沼 直美

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最近いろいろなスマホ向けアプリケーションが出ていて便利ですよね。その中でもタクシー配車アプリってどうでしょうか?

定型化された行動には便利

 
タクシーアプリや、フリマアプリなど使用頻度に応じてポイントをためることもお得感はあり、またタップするだけで自分のリクエスト通りに指示が相手に伝わるので、面倒な手続きを簡略化できるところも魅力です。例えばタクシーアプリであれば、配車してもらえる場所が一定の場合など行動やリクエストのパターンが定型化されていればいいですね。
 

パソコンのショートカットと同じ

 
筆者もかつてこのようなアプリを入れたことがありましたが、ほどなくアンインストールしてしまいました。その理由は、定型化した行動パターンが意外と少なかったのです。
 
筆者は職業柄いろいろな地域に出向くことが多く、アプリで呼べるタクシー会社は地方では意外と少ないことに気づかされたことです。都心であれば、このようなアプリに加入している会社はたくさんありますが、まだまだ地方では、それほど普及していません。結局電話でなければ事がはかどらないということに気づき、思ったほど使用頻度は高くなかったのです。
 
例えば表計算ソフトで同じような作業を繰り返す場合に、ショートカットキーやマクロを使うと便利ですが、行動パターンがその都度変わる、いわゆるオーダーメイド的なケースではそれほど威力を発揮しません。どこでも、いつでも通用するような汎用的な方法に回帰します。

アプリ依存によって効率性ダウン

 
そのうえ都心での定型行動パターンを繰り返していると、アプリや機能に依存しているため、ここぞというときに柔軟に行動できないことにも気づきました。ポイントという一見甘い蜜に誘われて、実は別の方法をとったほうが効率的な場合も多々あります。
 
皆さんの行動を振り返って、ショートカットやアプリを使った方がいいのか、バリエーションに富んだ行動パターンであれば、自分自身というアプリを使った方がいいのか判断することが大事ですね。
 
Text:柴沼 直美(しばぬま なおみ)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
日本証券アナリスト協会検定会員、MBA(ファイナンス)、
キャリアコンサルタント、キャリプリ&マネー代表

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柴沼 直美

Text:柴沼 直美(しばぬま なおみ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
日本証券アナリスト協会検定会員、MBA(ファイナンス)、
キャリアコンサルタント、キャリプリ&マネー代表

大学を卒業後、日本生命保険に入社。保険営業に従事したのち渡米。米国アリゾナ州、Thunderbird School of Global ManagementにてMBAを修得。帰国後外資系証券会社、投資顧問会社にてアナリスト、日本株ファンドマネジャーを経験。出産・母親の介護を機に退職。三人の子育ての中で、仕事と主婦業の両立を図るべく独立。キャリアカウンセラー、CFPの資格を活かしつつ、それぞれのライフステージでのお金との付き合い方を、セミナーや個別相談により紹介。子どもの教育費・留学費から介護に至るまで経験を交えた実行可能な幅広いストライクゾーンで対応。
http://www.caripri.com