更新日: 2022.07.28 クレカ

クレジットカードの現金化は「違法じゃない」って本当?どんなリスクがあるの?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

クレジットカードの現金化は「違法じゃない」って本当?どんなリスクがあるの?
インターネットや街中で「クレジットカードのショッピング枠を現金化しませんか?」という広告を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
 
これはいったいどういう仕組みなのか、不思議に思った人もいるでしょう。また、違法行為なのかも気になるところです。
 
ここでは、クレジットカードを現金化する仕組みとともに、そのリスクも解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

最短10秒で即時発行!年会費永年無料&最大7%還元!

【PR】三井住友カード(NL)

おすすめポイント

・両面にカード番号の印字なしで盗み見される心配なし!
・最短10秒で即時発行!年会費永年無料
年会費 (税抜) 発行期間 ポイント還元率
無料 即時(最短10秒) 0.5%~7.0%
ETC (税抜) 移行可能マイル 電子マネー
初年度無料 ANAマイル Apple Pay
Google Pay
※商業施設内にある店舗など、一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
 その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
 上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※最短10秒発行受付時間:9:00〜19:30
※即時発行ができない場合があります
※お申し込みには連絡可能な電話番号が必要です。
※スマホのタッチ決済:Visaのタッチ決済とMastercard®タッチ決済が対応
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※最大7%のポイント還元は通常のポイントも含まれます。

クレジットカードの現金化の仕組みとは?

クレジットカードには現金を借りることができる「キャッシング枠」と、現金なしで買い物ができる「ショッピング枠」という2つの機能があります。この2つの機能のうち、「ショッピング枠」を使って現金を手に入れる行為を「クレジットカードの現金化」と呼んでいるのです。
 
「クレジットカードの現金化」には、「キャッシュバック式」と「買取式」の2つがあります。
 
「キャッシュバック式」とは特定の業者から本来の価格よりも高い価格で商品を購入した見返りに、現金をキャッシュバックしてもらうというものです。インターネットや街中で見かける「クレジットカードのショッピング枠を現金化します」という広告は、こうした業者によるものと考えてよいでしょう。
 
「買取式」とはクレジットカードで購入した商品や金券を買取業者に売ることで現金化するというものです。間に業者を挟まず、現金化することが可能です。
 

クレジットカードの現金化は違法か?

クレジットカードの現金化は法律で明確に規制されていません。しかし、クレジットカード会社では本来の目的以外での利用を禁じています。
 
そのため、クレジットカードのショッピング枠を現金化したとみなされますと、クレジットカード会社によって、カードの利用を停止されたり解約されたりする可能性があるのです。
 

クレジットカードの現金化によるリスクとは?

クレジットカードの現金化には3つのリスクがあります。
 
1つ目は「自己破産できないこと」です。クレジットカードの現金化は破産法第252条第1項第2号にある「不当な債務負担行為」となります。そのため、裁判所から自己破産が認められなくなるのです。お金に困って現金化に手を出した場合、最後の手段・自己破産ができなくなってしまうことで、さらに困った事態に追い込まれるでしょう。
 
2つ目は「犯罪や詐欺に巻き込まれてしまうこと」です。「キャッシュバック式」の現金化はリスクがある行為です。悪質な業者が行っている場合が多くあります。クレジットカードの情報が盗まれてしまう可能性があるかもしれません。また、商品だけ購入させられて、キャッシュバックが行われないこともあります。
 
3つ目は「負債が増えること」です。「キャッシュバック式」「買取式」どちらの方式でクレジットカードを現金化したとしても、後日、使用した代金はクレジットカード会社に支払う必要があります。儲かることはないのです。場合によっては、カードローンの利息よりも、クレジットカードの支払額と現金化の差額のほうが高いこともあり得るのです。
 

クレジットカードの現金化は行わないようにしよう!

クレジットカードの現金化の仕組み、リスクについて解説しました。明確に法律で規制されていないとはいえ、クレジットカード会社では「現金化する目的でショッピング枠を使用すること」を認めていません。
 
犯罪や詐欺などに巻き込まれてしまうリスクもありますので、クレジットカードの現金化は行わないようにしましょう。
 

出典

JCB クレジットカードの現金化は違法?考えられるリスクについて
一般社団法人日本クレジット協会 クレジットカードのショッピング枠の「現金化」の誘いにご注意ください
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

最短10秒で即時発行!年会費永年無料&最大7%還元!

【PR】三井住友カード(NL)

おすすめポイント

・両面にカード番号の印字なしで盗み見される心配なし!
・最短10秒で即時発行!年会費永年無料
年会費 (税抜) 発行期間 ポイント還元率
無料 即時(最短10秒) 0.5%~7.0%
ETC (税抜) 移行可能マイル 電子マネー
初年度無料 ANAマイル Apple Pay
Google Pay
※商業施設内にある店舗など、一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
 その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
 上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※最短10秒発行受付時間:9:00〜19:30
※即時発行ができない場合があります
※お申し込みには連絡可能な電話番号が必要です。
※スマホのタッチ決済:Visaのタッチ決済とMastercard®タッチ決済が対応
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※最大7%のポイント還元は通常のポイントも含まれます。
ライターさん募集
おすすめのクレカ一覧はこちら