最終更新日:2019.01.08 公開日:2017.05.19
資産運用

外貨預金は動きが分かりやすいドルがおすすめ?ユーロや豪ドル、その他の通貨はハイリスクなの?

普通預金の残高が増えてきた時、以前なら定期預金に預けていました。今は低金利が続いているので、金利の良い外貨定期預金を金融機関もお勧めしているようです。米ドル以外の通貨も取り扱われていて、豪ドルなど、金利の高い他の通貨も気になります。今回は外貨預金の通貨の選び方について考えてみましょう。

一番身近な米ドル

外貨預金といえば、米ドル。世界の基軸通貨ですし、「円安・ドル高」といった相場の変動も分かりやすいです。外貨預金に強みのあるソニー銀行によると、普通預金・定期預金を合わせた通貨別残高割合では、米ドルがシェアの約半分(49.8%)だそうです。先進国の中では比較的金利が高いのが理由ではないかと分析されています。
都銀の店舗でも目にするのは豪ドルで、外貨預金の中でも米ドルの次に存在感を示しています。金利の高さでは南アフリカのランドなども注目されています。

とは言え、米ドルが約半数のシェアを占めているのは、「情報が入りやすい国だから」という安心感が理由だと思います。少し前、ギリシャ危機が取り沙汰されましたが、海外事情は先読みをするのが難しいです。情報化社会が進みましたが、経済状況がどうなっているのか、政治がどう動いているのか、リアルタイムで報道されるのはアメリカがダントツだと思います。円安・円高のタイミングが分かりやすいということは、外貨預金にとって重要なポイントだからです。
 

為替手数料を考える

米ドルが支持されている理由は他にもあります。日本円の定期預金を選ぶ場合は、どの銀行の利率が良いか?で選びます。外貨の場合は、金利だけでなく、為替手数料も比較する必要があります。同じ米ドルでも、銀行によって手数料が違うからです。また、同じ銀行でも、通貨によって手数料が違います。このコストですが、1単位通貨にかかりますので、注意が必要です。
米ドルと豪ドルを比較してみます。

図表_資産運用11

金利は豪ドルの方が優位ですが、為替手数料(コスト)を考えると結果は違ってきます。

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宮﨑真紀子

執筆者:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい…。そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。



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