最終更新日: 2019.01.08 公開日: 2017.09.20
資産運用

海外留学の成否は、覚悟と目的意識で決まる。ROI(投資成果)を意識しよう!

執筆者 : 柴沼直美

学生や若年層と接する機会が多い筆者は、「留学ってどうなんでしょう?」と聞かれることよくあります。就活に失敗した学生が、これまでの自分の行動をリセットするつもりで、留学『でも』と口にすることがありますが、自分の行動に責任を持てる年齢に達しているのですから、『リターン・オン・インベストメント(ROI:投資成果)』を意識してほしいと伝えています。
 
 
柴沼直美

執筆者:

Text:柴沼直美(しばぬま なおみ)

CFP(R)認定者

大学を卒業後、保険営業に従事したのち渡米。MBAを修得後、外資系金融機関にて企業分析・運用に従事。出産・介護を機に現職。3人の子育てから教育費の捻出・方法・留学まで助言経験豊富。老後問題では、成年後見人・介護施設選び・相続発生時の手続きについてもアドバイス経験多数。現在は、FP業務と教育機関での講師業を行う。2017年6月より2018年5月まで日本FP協会広報スタッフ
http://www.caripri.com

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柴沼直美

執筆者:

Text:柴沼直美(しばぬま なおみ)

CFP(R)認定者

大学を卒業後、保険営業に従事したのち渡米。MBAを修得後、外資系金融機関にて企業分析・運用に従事。出産・介護を機に現職。3人の子育てから教育費の捻出・方法・留学まで助言経験豊富。老後問題では、成年後見人・介護施設選び・相続発生時の手続きについてもアドバイス経験多数。現在は、FP業務と教育機関での講師業を行う。2017年6月より2018年5月まで日本FP協会広報スタッフ
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何となく留学・リセット留学がその後のキャリアアップにつながる可能性は極めて低い

今となっては、筆者と大学生や若年層との年齢ギャップがかなり大きくなっていますからくどくど話すと「昔の人は」と片づけられがちです。しかし、時代を遡って江戸時代や幕末に海外に渡った人の苦労、まだ留学が一般的でない時代に先駆者的に渡航して吸収した人の武勇伝が未だに語り継がれるということからも、留学という一大イベントに対する覚悟は時代を超えて共有できるものではないかと思っています。
 
 

留学を成功させるには覚悟・目的意識とROIが必要

筆者の場合は、大学卒業時に自分を見つめるとか、将来の方向性を深く考えるとかいったことをせずに「何となく」就職しました。すぐに「何のために仕事をするのか」と自分を見失ってしまいました。このまま時間を無駄に過ごすことの愚かさを反省しましたが、下向きキャリアベクトルを反転させるには、かなり思い切った舵取りが必要だと感じ、留学を決めました。情報収集を通じて、はじめて自分の将来と向き合うことになりました。同時に自分自身に対する大博打ですから「絶対に投資した以上のリターンを獲得しなければ」という覚悟・「なんのために留学するのか」という目的意識とROI(投資成果)を追求するようになりました。
 
 

冷静な確率論・収支・キャリアステージ分析

最初はいわゆる精神論、決意表明を描くだけで十分ですが、具体的に準備に着手する前に、「成功の確率」「収支(下世話な言い方ですが、何年で投資資金の元がとれるか?)」「キャリアステージ分析(帰国後何年以内にどういった働き方をして、どのようなキャリアを進むのか)」を明確にしなければなりません。筆者もたくさんの「リセット留学」の例を見てきましたが、これらの青写真を描かずに現実逃避的に留学して、時間だけを無駄に使ったという人はこのプロセスを無視しているので、数年たって「どうしよう」と相談に来られることが多いです。時計の針は絶対に逆回転させられないという現実を認識しておくべきです。



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