最終更新日:2019.01.11 公開日:2018.05.11
資産運用

新しい事を始めたくなる季節。あなたは『自己投資』と『浪費』の見極めできてますか?

春は新しいことを始めたくなる季節です。習いごとやジム通いなどを始める人も多いのではないでしょうか。
 
「自己投資」というと、ついつい財布の紐は緩みがち。でも、あれもこれもと手を出すと、投資どころかかえって家計を圧迫してしまう恐れもあります。
 
あなたは「自己投資」と「浪費」の見極めがきちんとできていますか?

これって自己投資? それとも浪費?

語学教室や資格講座、スポーツジムや朝活など、自己投資と呼ばれるものにはさまざまなものがあります。自己投資とはいったい何でしょうか?
 
自己投資とは、「将来の利益を得るために、お金や時間を使うこと」だといえます。資格取得などで直接的に収入が増えることはもちろん、人脈ができたことでチャンスをもらえたり、家事能力アップによって生活の質が向上したりすることなども自己投資と考えることができます。
 
しかしそうなると、どこまでが自己投資なのかが難しいところです。
 
例えば、人脈を広げる目的で異業種交流会に参加したとします。そこで知り合った人と専門分野の情報交換ができたり、仕事上のアドバイスをもらえたり、一緒に新しい企画を立ち上げたりできれば、とても有益な自己投資だといえます。
 
一方、たくさんの知り合いができても、お互いの会社のグチを言うだけなのであれば、それはムダ使い=浪費です。
 
また仮に、整理収納に関する講座を受講した場合、自分が講師として開業するのであれば、もちろん自己投資です。
 
しかし、開業しない場合でも、職場を整理整頓できたことで仕事がはかどったり、自宅が片付いて快適な休息を取れるようになったりしたのであれば、それも自己投資といえるでしょう。
 
このように、資格だから自己投資、仕事に関係のない習いごとは浪費、というわけではないのです。自分が自己投資だと思っているものが、本当に自己投資なのか浪費なのかをしっかりと見極めて、お金のかけどころを考えましょう。
 

よりよい自己投資をするためのポイント

大切な時間とお金を使う自己投資ですから、浪費になってしまわないようにしたいものです。よりよい自己投資をするための3つのポイントを抑えておきましょう。
 
1.自己投資の予算を決める
たとえ将来の利益につながるとしても、そのために生活費が不足してしまっては本末転倒です。まずは生活費や貯蓄を確保してから、自己投資の予算を決めましょう。
 
入会金や受講料のほかにも、教材費やメンテナンス費用、資格試験の受験料や協会団体への登録料、会費、資格更新のための費用など、さまざまな費用がかかることもあります。合計でいくらかかるのかを事前に調べて、予算を組みましょう。
 
2.目的を明確にする
どれだけ難易度の高い資格でも、仕事や生活で役立てられなければ宝の持ち腐れ。とりあえず取得した資格のせいで、希望とは違う部署へ配属される例もあるようです。
 
そうならないためにも、海外勤務を目指して語学教室へ通う、転職を目指して秘書検定を受けるなど、しっかりと目的意識を持つことが大切です。
 
3.得られる効果を具体的にイメージする
目的が明確でも、思ったような効果を得られないままだらだらと続けていては、時間もお金もムダになってしまいます。
 
また、習ったその場ではスキルアップしたつもりになっていても、実際に仕事の場面で具体的に効果として表れにくい、というようなものももったいないですね。
 
始める前にはわからないかも知れませんが、定期的に振り返りをして、予定どおりの効果を得られているか、コストは割に合っているかを確認しましょう。
 
よりよい自己投資で、心も体もお財布も豊かな生活を送りましょう。
 
Text:宮野真弓(みやのまゆみ)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
FPオフィスみのりあ代表

宮野真弓

執筆者:宮野真弓(みやのまゆみ)

FPオフィスみのりあ代表

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
大学卒業後、証券会社で営業部に所属。結婚を機に銀行へ転職し、投資信託や保険商品の販売サポート及び行員教育に携わる。その後独立系FP会社に勤務し、個別相談、家計簿診断、執筆、セミナー講師、資格講座講師などを数多く担当する。不妊治療に専念するために退職し、第一子出産後に独立。妊活、妊娠、出産、育児をハンデにしない社会の実現を目指し、子どもを望む家庭やファミリー世帯に向けたセミナー、執筆、個別相談に注力する。
https://fpoffice-minoria.jimdo.com/

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