更新日: 2019.01.11 その他資産運用

お金を貯めて、投資で増やす。そのための投資に回せるお金を算出する4つの方法。

執筆者 : 堀江佳久

お金を貯めて、投資で増やす。そのための投資に回せるお金を算出する4つの方法。
思ったようにはお金はたまりませんね。収入を増やして支出を抑える、そして、運用をしてお金を増やすということはわかっていても、なかなか収入は増えないし、思った以上に使ってしまいます。
 
また、運用といってもどれだけリスクのある商品に投資してよいのか迷います。今回は、お金を貯めるための基本を振り返り、どれだけ投資に回したらよいかの4つのステップを紹介します。
 

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堀江佳久

Text:堀江佳久(ほりえ よしひさ)

ファイナンシャル・プランナー

中小企業診断士
早稲田大学理工学部卒業。副業OKの会社に勤務する現役の理科系サラリーマン部長。趣味が貯金であり、株・FX・仮想通貨を運用し、毎年利益を上げている。サラリーマンの立場でお金に関することをアドバイスすることをライフワークにしている。

効率よくお金を貯める考え方

副業をやったり、事業で成功したり、昇進するなどで収入を増やせればよいのですが、なかなか簡単ではありません。また、生活費を抑えるためには、節約をする必要があります。今回は、収入を増やしたり、支出を減らしたりする方法ではなく、効率よくお金を貯める考え方について、今一度振り返ってみます。
 

■収入-支出=貯金

「入ってきたお金から必要なお金を使う」といった考え方になっていませんか?
 
つまり、入ってきたお金から消費して残ったお金を貯金することが習慣になっていませんか。これでは、成り行きまかせになって、なかなかお金がたまりません。お金を貯めようと思ったら、次の考え方に切り替えましょう。
 

■収入-貯金=支出

これは、あらかじめ貯金額を決めておいて、自動引き落としなどで強制的に貯金をして、残ったお金を消費するという考え方です。これが習慣になると、安定的に貯金ができ、いつのまにかお金が貯まっていく仕組みが出来上がります。
 
どの程度の貯金額がよいかは、人によって異なりますが、理想は収入の20%ともいわれています。まずは、自分が貯金できそうな金額を決めて、スタートしましょう。やりながら、増やせるなら増やし、無理だと思ったら減らせばよいのです。最初から、完璧な仕組みをつくることはできません。
 
あくまで、お金は手段ですので、自分自身のやりたいことや幸せを犠牲にしてまで貯金をすることは本末転倒になりますし、長続きしません。
 

投資に回せるお金を算出する4つのステップ

貯金が増えてくると、資産運用を始めて、さらにお金を増やしたくなります。しかし、どの程度投資にお金をまわしたらよいかわからない人も多いでしょう。そういった人のために、投資に回せるお金を算出する方法について紹介します。
 

■余裕資金があるか

これは、投資をする上での前提条件になります。負債が資産を上回っていたり、毎月の収支がマイナスになっている場合は、投資をする前に、借金の返済や生活の見直しにより収支の改善を行いましょう。余裕資金があったら、以降のステップで投資金額を決めましょう。
 

■投資に回せるお金を財政面から算出する

余裕資金があったら、次は転職や失業等のリスク等を考えて、生活費を確保しておきましょう。1ヶ月の生活費が25万円とした場合、6ヶ月分の生活費を確保するとなると、25万円×6ヶ月=150万円を確保しておく必要があります。また、住宅購入の頭金や自動車の更新費用などの大型出費も考えなくてはいけません。
 
仮に、余裕資金が600万円あったとして、6ヶ月分の生活費が150万円、大型出費が200万円とした場合は、投資に回せるお金は、250万円になります。
 

■投資に回せるお金を精神面から算出する

財政面から250万円と算出できましたが、精神的に許容できるかを確認することも大事です。例えば、50万円までなら損をしても耐えられるとした場合には、投資金額の下落率を33%とした場合には、150万円くらいなら投資可能になります。ちなみに、下落率を50%とした場合には、100万円が投資可能になります。
 

■投資にまわすお金を決める

財政面からは250万円、精神面から150万円と算出できたとします。精神的に許容できる150万円を株式や投資信託などのリスクの高い商品に投資し、残りの100万円をリスクの低い国債や定期預金などに回すのもよいでしょう。
 
もちろん、投資の配分はあくまで自己責任ですので、もっとリスクの高い商品に配分するかを決めるのはみなさんです。ただし、儲かったことだけを考えずに、損失リスク等も考えた上で投資を行うようにしましょう。
 
Text:堀江佳久(ほりえ よしひさ)
ファイナンシャル・プランナー

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