公開日: 2020.06.10 資産運用

【初心者向け】投資と投機の違いについて理解してますか?

執筆者 : 柴沼直美

株式投資を始めるときは、お祭り騒ぎか、永遠の上昇相場が続く雰囲気に流されるものです。
 
そこには、「自分だけ置いて行かれるのは嫌だ」という気持ちに、最近はやりの「不労所得」が合体した、動機付けがあると思います。
 
しかし、今の相場は、半年前とはまったく違う景色です。買い付け時の価格から大きく下がって目を覆わんばかりの損失額でどうしよう、と暗い気持ちになっている方もいるかと思いますが、これもチャンスに変えてみませんか。
 
柴沼直美

執筆者:

執筆者:柴沼直美(しばぬま なおみ)

CFP(R)認定者

大学を卒業後、保険営業に従事したのち渡米。MBAを修得後、外資系金融機関にて企業分析・運用に従事。出産・介護を機に現職。3人の子育てから教育費の捻出・方法・留学まで助言経験豊富。老後問題では、成年後見人・介護施設選び・相続発生時の手続きについてもアドバイス経験多数。現在は、FP業務と教育機関での講師業を行う。2017年6月より2018年5月まで日本FP協会広報スタッフ
http://www.caripri.com

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柴沼直美

執筆者:

執筆者:柴沼直美(しばぬま なおみ)

CFP(R)認定者

大学を卒業後、保険営業に従事したのち渡米。MBAを修得後、外資系金融機関にて企業分析・運用に従事。出産・介護を機に現職。3人の子育てから教育費の捻出・方法・留学まで助言経験豊富。老後問題では、成年後見人・介護施設選び・相続発生時の手続きについてもアドバイス経験多数。現在は、FP業務と教育機関での講師業を行う。2017年6月より2018年5月まで日本FP協会広報スタッフ
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安いと思うが、すでに投資したので元手がない

相場は、今年に入ってから大きく下落しましたが、下落前の世の中が「ずっと上昇が続く」という雰囲気に包まれていたころに、これに乗り遅れまいと買いを入れた方も多いと思います。
 
ですが、さまざまな投資指標が、「どう考えても割安ではない」というサインを出していたので、その当時に余裕資金全額を一度に入れるということはなかったのでは、と思います。
 
その前提であれば、今残りの余裕資金を来るべき経済活動再開に向けて徐々に振り分けるときです。仮に、余裕資金が今の時点ではないという場合は、戻りを待ちましょう。
 
これを書いている2020年4月末時点では9割の銘柄が下落しているので、多額の評価損を計上している方もいるでしょうが、買いを入れるときにはチャートの形状やネットでの書き込みだけを頼りに、銘柄を決めたわけではないと思います。
 
つまり投機ではなく投資という長期での資産運用となれば、「納得できる理由があって(企業業績が増益になる)」絞り込んだと思います。であるならば、社会がこの新型コロナ危機を乗り越えた後、まったく違う業態が主役になったとしても、「ウイルス」という明確な理由が払拭されれば、ある程度の反転は予想されます。
 
リーマンショックときとはまったく異質の下げですが、単純に相場の下げだけを考えれば、当時は戻りにおおむね3年かかりました。ですから、長い目で見る必要はあります。
 
でも100の利益が50%減少して50になると、それば株価もその収益を織り込んで50%下がると考えれば、今度は出発点が50ですから、50の利益が75になるなら、かつての100よりも25%低くても、出発点より50%増益になります。
 
市場関係者は「前と比べて」業績は上向きか下向きか、「前と比べて」その変化率はどのくらいかという見方をしますから、大きく評価されることになります。短期的に企業収益が戻ると考えるのは難しい場合もありますが、余裕資金で投資をしているはずなので、そこはじっくり腰を据えて待ちましょう。

時間分散なので、まだ余裕資金がある

時間分散を徹底したので、まだ余裕資金がある方は、またとないチャンスがすぐそこに到来しています。金融市場は、先を先を見ていく性質があります。これは「みんなが投資する前に一足早く買ってより多くの収益を稼ぎたい」という人間の性によるものだと思います。
 
つまり、せっかちに動くのですね。本当は実体経済はまだ回復していないうちに、コロナウイルスの収束が確認される前に、相場は反転します。
 
ただ、今回の場合は、例えば緊急事態宣言やロックダウンが解除されて、人々が一気にいわゆる「三密(密集・密閉・密室)」状態に戻り第二波、第三波が発生する可能性があります。
 
また実体経済が多方面にまで悪影響を及ぼしているために、予想以上の落ち込みを相場が見に行くようになって、二番底を付ける可能性も残っています。
 
それでも、前述したとおり相場はせっかちなので、収束後の別世界からテーマを探している動きも逃さないようにしましょう。キーワードは「リモート」「在宅」ですね。
 
執筆者:柴沼直美
CFP(R)認定者

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