最終更新日: 2020.09.17 公開日: 2020.09.18
資産運用

NISAとつみたてNISA、どっちがいいの?3つの違いと改正内容を押さえて選ぼう

執筆者 : 前田菜緒

NISAやつみたてNISAをそろそろ始めたいけれど、どちらにしようか迷っているなら、改正される内容も考慮して選択したほうが良いでしょう。NISA制度の改正内容を見据えた、判断基準をお伝えします。
 
前田菜緒

執筆者:

執筆者:前田菜緒(まえだ なお)

FPオフィス And Asset 代表
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
確定拠出年金相談ねっと認定FP、2019年FP協会広報スタッフ

保険代理店勤務を経て独立。資産運用と保険に強いファイナンシャル・プランナーとして、子育て世代向けに相談やセミナーを行っている。全国どこからでも受講可能なオンラインセミナーを毎月開催。自宅で学べる手軽さと講座内容のわかりやすさが好評。子どもが寝てからでも参加できるよう、セミナーや相談は夜も行っている。

https://www.andasset.net/

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前田菜緒

執筆者:

執筆者:前田菜緒(まえだ なお)

FPオフィス And Asset 代表
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
確定拠出年金相談ねっと認定FP、2019年FP協会広報スタッフ

保険代理店勤務を経て独立。資産運用と保険に強いファイナンシャル・プランナーとして、子育て世代向けに相談やセミナーを行っている。全国どこからでも受講可能なオンラインセミナーを毎月開催。自宅で学べる手軽さと講座内容のわかりやすさが好評。子どもが寝てからでも参加できるよう、セミナーや相談は夜も行っている。

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資産形成の目的は何?

NISAや、つみたてNISAをしたいと思ったのはどうしてでしょうか。さまざまな回答があると思いますが、もし「将来のためにお金を増やしておきたいから」という回答だとすると、その考えは、非常に堅実ではありますが、もう少し具体的に考えると人生におけるお金の計画はうまくいくでしょう。
 
たとえば、その将来がいつのことなのか? 5年後なのか、20年後なのか、また、作りたい金額はいくらかによって、NISAかつみたてNISAか変わってきます。また、それによって運用計画も変わりますから、できればより具体的に考えてみましょう。
 

NISAとつみたてNISAの大きな違い

NISAとつみたてNISAの違いはたくさんありますが、どちらにしようか迷った時は、この3つを基本に考えるとよいでしょう。
 
(1)非課税期間
NISAは5年、つみたてNISAは20年。
非課税期間に得た利益に対する税金はかかりません。
 
(2)運用商品と運用方法
NISAは投資信託や株式で一括投資、あるいは積み立てを行う、つみたてNISAは投資信託で積み立てを行う。
 
(3)非課税投資金額上限
NISAは年間120万円まで、つみたてNISAは年間40万円までなら非課税で投資を行えます。
 
この3つの違いから分かるように、NISAは短期間で大きなお金を投資したい人、つみたてNISAは、時間をかけてじっくり投資をしたい人に適した制度です。つみたてNISAでは株式投資はできませんから、株式投資をした人はNISAを選ぶことになります。
 
一方、積み立てながら長期間、資産運用をするほうがリスクは小さくなる傾向にあることから、資産運用の目的が10年以上先の将来のためなら、つみたてNISAのほうが適しているといえるでしょう。
 

NISAを選ぶ際は改正内容も視野に

また、2024年からNISAが大きく変わります。2階建ての制度になり、1階は20万円分の投資信託の積み立てを行うフロア、2階は102万円分の株式投資や投資信託の投資ができるフロアとなります。
詳しい改正内容については、過去の記事(※)でご確認ください。
 
つまり、株式投資をしたいと思ってNISAを始めても、2024年には株式投資できる金額は120万円から102万円に減ってしまいます。
 
また、今からNISAを始めて5年以内に運用商品を売却しないなら、新NISAに商品を持ち込むことができますが(商品によっては持ち込めないものもあります)、その場合、時価で持ち込むことになります。すると、102万円の非課税枠を使用することになり、さらに投資できる金額が減ってしまいます。
 

NISAやつみたてNISAでどんな投資を行いたいか

以上のようにNISAは、制度的にやや複雑であるため、投資に対するエネルギーが必要です。しかし、そのエネルギー以上に投資を楽しみたい気持ちがあれば、NISAを選ぶことになるでしょう。
 
一方、なるべく、安定運用を行いたい、制度についても運用についても、なるべく労力をかけたくないということであれば、つみたてNISAを選ぶことになるでしょう。自分がNISAやつみたてNISAを通じて、行いたい投資方法や運用の目的と照らし合わせながら、どちらを選択するのかを考えて選択してみましょう。
 
(※)ファイナンシャルフィールド「2024年から変わる「新NISA」とは」
 
執筆者:前田菜緒
FPオフィス And Asset 代表
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
確定拠出年金相談ねっと認定FP、2019年FP協会広報スタッフ

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