更新日: 2021.03.18 資産運用

投資を始めるべきか? 素朴な疑問にFPが答えます

「投資を始めたいが、何から始めたらいいか分からない」
 
このような声を聞くことがあります。そもそも、投資とは何なのでしょうか?
 
投資は貯蓄とは異なり、リスクを取ってリターンを得ることといえます。つまり、投資を始めるには、必ずリスクから先に考えることが必要です。今回は、これから投資を検討している方向けに、素朴な疑問に答えたいと思います。
 
廣重啓二郎

執筆者:

執筆者:廣重啓二郎(ひろしげ けいじろう)

佐賀FPオフィス 代表、ファイナンシャルプランナー、一般社団法人日本相続支援士会理事、佐賀県金融広報アドバイザー、DCアドバイザー

立命館大学卒業後、13年間大手小売業の販売業務に従事した後、保険会社に転職。1 年間保険会社に勤務後、保険代理店に6 年間勤務。
その後、コンサルティング料だけで活動している独立系ファイナンシャルプランナーと出会い「本当の意味で顧客本位の仕事ができ、大きな価値が提供できる仕事はこれだ」と思い、独立する。

現在は、日本FP協会佐賀支部の副支部長として、消費者向けのイベントや個別相談などで活動している。また、佐賀県金融広報アドバイザーとして消費者トラブルや金融教育など啓発活動にも従事している。

廣重啓二郎

執筆者:

執筆者:廣重啓二郎(ひろしげ けいじろう)

佐賀FPオフィス 代表、ファイナンシャルプランナー、一般社団法人日本相続支援士会理事、佐賀県金融広報アドバイザー、DCアドバイザー

立命館大学卒業後、13年間大手小売業の販売業務に従事した後、保険会社に転職。1 年間保険会社に勤務後、保険代理店に6 年間勤務。
その後、コンサルティング料だけで活動している独立系ファイナンシャルプランナーと出会い「本当の意味で顧客本位の仕事ができ、大きな価値が提供できる仕事はこれだ」と思い、独立する。

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投資で損はしないですか? 損を覚悟してまで、投資を始めた方がいいですか?

残念ながら、損をしてしまう可能性はあります。投資をするべきかどうかの判断は、ケース・バイ・ケースといえます。それは、現在の置かれている環境と将来の夢(やりたいこと)が一人ひとり異なるからです。
 
全ての方に共通していえることは、投資は目的ではなく、手段だということです。資産を増やしたいという思いは誰もが変わらないと思いますが、資産を増やすこと自体は目的ではなく、手段だともいえます。つまり、お金(資産)そのものに価値があるというよりも、ご自身やご家族が将来、何をしたいかということが大切なのです。
 
よって、投資を始める前にやるべきことがあります。それは、ご自身やご家族のライフプランを立て、優先的に何にお金を使いたいか考えることです。ご自身やご家族の将来の夢(やりたいことの優先度)が明確になったら、いつ、いくらお金が必要かを考えましょう。どうしてもかなえたい夢があり、そのための資金が不足する場合は、投資をすることも選択肢の1つになるのではないでしょうか。
 

投資はギャンブルのイメージがありますが、違うのですか?

投資先を間違うとギャンブルになってしまう可能性があります。言い方を変えると、投資先を間違わなければギャンブルではなくなります。ギャンブルかどうかの判断は、マイナスサム、ゼロサム、プラスサムの3つの分類(サムゲーム)で考えてみましょう。
 
マイナスサムゲームとは、ゲームに参加した者の投資総額よりも換金額が少ないゲームです。代表的なものが、宝くじ、競馬、パチンコなどです。これらに共通するのは、胴元(運営側)が集めたお金から何割かを抜き取るため、還元率は100%を下回ってしまいます。
 
ゼロサムゲームとは、ゲームに参加した者の投資総額と換金額が同じゲームです。代表的なものがFXです。為替は通貨の交換のため、為替取引の参加者全体で見ると、プラスマイナスゼロということになります(なお、売買手数料は考慮しないことにします)。
 
プラスサムゲームとは、ゲームに参加した者の投資総額よりも換金額が多いゲームです。代表的なものが、株式投資や債券投資です。投資された資金が経済活動に利用され、付加価値を生み出し、投資家に還元されて投資家全員がプラスになる可能性があるからです。
 
従って、投資先を選ぶ際は、プラスサムの株式投資や債券投資を選ぶことが賢明だといえるでしょう。
 

投資を始めるには、何に注意したらいいでしょうか?

まずは大きな失敗を防げるキーワード「長期」「分散」「積立」「低コスト」を考えましょう。
 

「長期」:短期での売買は避け、最低10年は保有することを心がけること
「分散」:投資対象を分散しておくこと(例えば、株式、債券、国内、海外など)
「積立」:毎月、定額(少額)で積立投資の運用を始めること
「低コスト」:インデックスファンドのように低コストのファンドを選択すること

 
次に投資で失敗しないために3つの対策を考えましょう。
(1)自信過剰にならない
自分の判断が絶対正しいのではなく、間違える可能性もあると認識しておくこと
 
(2)リスクの取りすぎに注意する
資産全体で最悪の場合、どのくらいの損失が発生するか想定し、リスクをコントロールすること
 
(3)投資のルールを決めておく
例えば、大きくもうけることではなく、大きな損失(失敗)を防ぐ投資をすること
 

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最後に

投資を始めるかどうかは、最終的には自己判断です。投資を始めた後に損失が発生しても誰かを責めることはできません。ただし、これから10年、20年先、投資をしなかったことの後悔だけはしてほしくないと思います。正しく学んで、正しく投資を始める方が増えることを希望します。
 
執筆者:廣重啓二郎
佐賀FPオフィス 代表、ファイナンシャルプランナー、一般社団法人日本相続支援士会理事、佐賀県金融広報アドバイザー、DCアドバイザー