最終更新日:2018.08.28 公開日:2018.07.06
おまとめ

おまとめローンの特徴&どんなメリットがあるのか

おまとめローンとは

おまとめローンとは、簡単にいうと複数業者からの借り入れを借り換えによって1本にまとめる方法です。
 
毎月の負担を軽減し返済することが、おまとめローンの目的である為、基本的に追加融資を行うものではありません。多重債務者で完済を目指す人にとっては嬉しいシステムです。
 
多重債務者を困らせているものの1つとして、2010年より施行された「総量規制」の存在があります。
 
「総量規制」とは貸金業法で定められた決まり。その内容は、借入残高が年収の3分の1を超えてしまった場合、新たな借り入れを禁止するというものです。
 
しかし、おまとめローンでは総量規制が適用されません。
 
総量規制は、「多重責務」を防止する狙いで作られた制度です。おまとめローンが総量規制の対象外となる理由は、おまとめローンとは利用者の返済負担を減らすためのものです。
 
このような理由からおまとめローンは総量規制対象外なのです。
 
おまとめローンはこのような面から、借りる側にとって一方的に有利なものであると言われています。
 
おまとめローンは、本気で返済を考えている人。返済専用ローンなのです。返済目的で借りたものをしっかりと返済しないで使用すると大変です。
 
カードローン =借りたいとき
おまとめローン=返したいとき
 
と認識すると分かりやすく理解もしやすいかもしれませんね。 
 
完済したいけど・・・
① 金利が高くて月々の返済が終わりません
② 返済額が減らずに困る。毎月の返済日が来ることが怖くて・・
③ 複数の会社から借りている事で返済日がぐちゃぐちゃ。管理めんどくさいです。
 
上記のようなお悩みを解決できるのが「おまとめローン」なのです。
 

おまとめローンのメリット

おまとめローン最大のメリットは、毎月の返済における負担を軽減できること。おまとめローンの金利は普通のローンに比べて低く設定されているため、最終的な総返済額を抑えることができます。
 
また、返済日を毎月1回にできることもメリットのひとつです。複数社から借り入れをした場合、それぞれの会社で返済日が違うということが多くあります。
 
お金の管理が複雑になると、面倒なうえに返済が滞る可能性も高まります。借入を一本化し、返済日を月1回にすることで、シンプルな収支経路を確保しましょう。
 
また、おまとめローンは2010年より施行されている貸金業法で定められた「総量規制」の影響を受けないというメリットもあります。
 
「総量規制」とは、借入残高が年収の3分の1を超えた場合、新たな借り入れを禁止する仕組みです。おまとめローンでは、年収の3分の1を超えてしまった場合でも、返済能力が認められると新たに融資を受けられることがあります。
 
おまとめローンのメリットを最大限生かし、賢くローンを返済しましょう。
 

おまとめローンのデメリット

おまとめローンのメリットは毎月の返済額を抑え、負担を減らせるところです。しかし、返済額が減るということは返済期間が長くなり、利息も多くなるということ。
 
たとえ金利が下がっても、場合によっては返済額が増えてしまうことがあります。特に銀行のおまとめローンは、借入残高に応じて最小返済額が増減するため、注意が必要です。
 
月々の返済額が大幅に下がると、返済期間が長期にわたり、利息が膨大に膨れ上がることも。
 
対策としては、繰上げ返済があります。月々の生活費など余裕がある時にいつもよりも多く返済する事ができます。 経済的に少しでも余裕が出来れば返済していく事が返済期間を少しでも短くしていくための対策だと思います。 
 
また、おまとめローンは、ローンの金額が他のローンと比べて大きくなるため、審査が厳しいというデメリットもあります。借り入れ件数が多かったり、信頼情報に問題があったりすると、さらに通りにくくなるので要注意です。
 
それらに加えて、おまとめローンの利用者には心理的な面で注意点があります。おまとめローンでは借り入れ先が減ることで、「今までの借り入れを自分で返すことができた」、月々の返済額が減ることで「借金が減った」と思ってしまう人がいます。
 
ここで勘違いしてしまうと、今までと同じようにお金を使っては借りるということを繰り返してしまう可能性があります。おまとめローンを利用する際は、目の前にある月々の返済額ではなく、「返済総額」を考えて冷静に判断することが大事です。
 

おまとめローンに向いている人の条件

おまとめローンに向いている人の3つの条件をご紹介します。

1.現在利用しているローンの金利と比べて、おまとめローンを利用することで金利が抑えられる
おまとめすることで、金利を抑えられるかが重要です。
 
2.おまとめローンにすることでトータルの返済金額が増えてしまわない
月々の返済金額を抑えられたとしても、トータルで見ると返済金額が増えてしまうということがあります。確認してみましょう。
 
3.ひとつの銀行で公共料金の引き落としや定期預金などの取引をまとめて行っている
特定の銀行と密に取引をしていれば、おまとめローンの手続きもスムーズに進められる可能性が高くなります。 
 
上の3つに加えて、性格的な特徴としては「意志が強い人」がおまとめローン向いていると言えます。
 
おまとめローンの仕組みとして、これ以上借り入れを増やさないということが必要です。返済に迫られて、また借りて返すということにならないように、強い意志を持つ必要があります。
 

おまとめローンとカードローンの違い

おまとめローンとカードローン は使途に違いがあります。
 
おまとめローンは複数社からの借り入れを返済するためのもので、それ以外の目的で使うことはできません。
 
それに対して、カードローン は使途が決められていないため、個人が様々な目的で、自由に使うことができます。 
 
ただし、事業性資金には使用できないので、考えている人は要注意です。
 
また、2010年より施行されている貸金業法で定められた「総量規制」の有無にも違いがあります。「総量規制」とは、借入残高が年収の3分の1を超えてしまった場合、新たな借り入れを禁止する仕組みです。
 
消費者金融のカードローンには総量規制が適用されますが、おまとめローンには総量規制が適用されません。そのため、多重債務者の助けとなっているのです。
 
金利にも違いが見られます。おまとめローンは上限の金利が低く、下限の金利が高く設定されており、カードローン は上限の金利が高く、下限の金利が低く設定されています。
 
このように設定することで、おまとめローンは複数の借り入れ先をまとめると、金利を抑えられるようになっています。
 
また、カードローン は設定した範囲内であれば新たな借り入れが可能ですが、おまとめローンはすでに借り入れているものを返済することが目的であるため、基本的には新たな借り入れはできません。
 
カードローン会社によっては、おまとめ後の追加融資を実施しているところもあるようです。
 

無担保ローン・有担保ローンの違い

おまとめローンには「無担保ローン」と「有担保ローン」の2つがあります。
 
「無担保ローン」は担保を用意する必要がなく、その人の信用をもとに審査が行われます。審査では、社会的地位や収入など、様々な要素から判断されます。
 
もう1つの「有担保ローン」は、借り入れの際に担保が必要です。多くの場合、不動産を担保とします。「無担保ローン」に比べて借入額可能額が大きく、金利が安くなる傾向にあることは「有担保ローン」の強みといえるでしょう。
 
しかし、「有担保ローン」は担保を持っていないと申請することはできません。また、不動産の調査などが入るため、「無担保ローン」よりも審査に多くの時間を要します。
 
不動産の抵当権や、根抵当権の設定登記に加えて、抹消登記も必要になるので、その際にかかる費用なども考える必要がありますね。
 
「有担保ローン」・「無担保ローン」それぞれのメリット・デメリットを比較し、自身の状況をしっかり考えた上で選びましょう。
 

おまとめローンの注意点

「借りる側にとって有利なシステム」と言われているおまとめローンですが、どんな場合でもおまとめローンが良いというわけではありません。おまとめローンの利用が適切であるかどうかを見極めるポイントを紹介します。
 
1つ目は、金利。おまとめローンを利用することで、金利を下げることが大事です。借り入れ金額や借り入れ先の状況によっては、必ずしも金利が低くなるわけではないので、きちんと調べて判断しましょう。
 
2つ目は、トータルの返済総額です。おまとめローンで毎月の返済額を減らすことができても、支払い期間が延びることで返済総額が大きくなってしまうことがあります。
 
トータルの返済総額を見たときに、損をしていないか確認することが大切です。
 
3つ目は、過払い金返還請求ができるかどうか。通常、法廷金額以上の利率で長い期間借り入れをしている場合、利息の払い過ぎを過払い金として返還できることがあります。
 
おまとめローンの注意点をしっかり理解して、自分の置かれている状況とすり合わせて使う事が大事です。
 

おまとめローン「銀行」と「消費者金融」の違い

おまとめローンの提供先は、大きく分けて「銀行」と「消費者金融」の2つです。それぞれに違いがあるため、それを踏まえて借り入れ先を決める必要があります。
 
まず、審査に関しては、消費者金融の方が通過率が高いといわれています。
 
また、土日や祝日に急な出費が必要な時もあるかもしれません。そんな時に消費者金融系の場合は土日祝日でも審査をしてくれるケースは多いようです。
 
審査について銀行系と消費者系の傾向を知っておく事が無駄な作業をなくす方法かもしれませんね。
 
また、借り入れ限度額にも違いが見られます
 
それぞれの特徴を比較して、まずは、銀行と消費者金融のどちらを利用するかをしっかり考えましょう。
 
銀行であっても消費者金融であっても各機関によりそれぞれ差があるので、一概にこうとは言えない部分があります。各機関の金利や借入限度額などは、自分の目でしっかりと調べることが大事です。
 

\ この記事を共有しよう!/



▲PAGETOP