2018.07.30 カードローン

カードローンの借り換えの方法は?審査の基準ってどうなの?

カードローンにおいて、金利を見直して、月々の利息の軽減が出来るなら家計を考えた際とても重要です。月々の利息だけでなく、返済金額を見直すことも重要になります。
 
返済金額が大きいと家計を圧迫するからです。これら2つを解決するために「借り換え」という選択肢があります。この記事では借り換えについて解説します。
 

カードローンの借り換えの流れって?

まず、現在の借入金額・月々の返済金額・金利を把握します。特に借入金額は重要です。長くカードローンを利用していると、借りたり返したりを繰り返し、自分がどれだけ借り入れをしているのか分からなくなるからです。これらを把握して初めて借り換え先候補を選べます。
 
次に借り換え先候補のカードローンの借入上限金額・月々の最小返済金額・金利を把握します。
 
金利は下限金利と上限金利が示されていますが、初めての契約の場合は上限金利が適用されることが多いので、上限金利を比較します。カードローン会社によっては限度額別に上限金利がホームページに明記されていることがあるので、自分が必要な金額の上限金利を比較の対象とします。
 
借り換えのメリットがあると判断したら、必要書類を揃え、借入を申し込みます。申込書類は、借り換え専用ローンの場合、通常の必要書類に加え、現在借り入れているカードローンの残高証書が必要な場合があります。50万円を超える借入には身分証明書のほか、収入証明が必要です。たとえば源泉徴収票・納税証明書・給与明細です。
 
審査が通ったら必要な金額を借り入れて、元の借入先に返済します。借り換え専用ローンで解約証明書の提出を義務付けている場合は、完済・解約の際に証明書を発行してもらい、それを提出します。
 
以上が借り換えの流れです。

おまとめローンとの違いと総量規制に気をつける

借り換えとは1社の借入から別の1社に借入先を変更することです。それに対し、おまとめローンは数社の借り入れを1社にまとめることです。
 
ただし、おまとめローンは借り換えの一種という分類もされるので、呼び方としては厳密に分けられるものではありません。例えば、後ほど紹介する「スターワン乗り換えローン」はおまとめローンとして利用できます。
 
借り換えやおまとめ専用ローンで借り入れる場合、総量規制の対象外となります。総量規制とは、消費者金融の借入の規制で、年収の1/3以上の借入をできない決まりです。
 
よって、通常の消費者金融系カードローンを借入先として利用する場合は、この総量規制を超えないことが条件となります。
 

借り換え向きのカードローンは?

消費者金融系カードローンは借り換えに向いているとは言えません。金利の設定が銀行に比べ高く、総量規制の問題もあります。銀行カードローンか、銀行借り換えローンが借り換え先としては向いています。
 
1.銀行カードローン
銀行が提供しているカードローンです。カードローンは自動車ローンや教育ローンと違い、利用目的が限定されていないので、借り換えに利用することが可能です。
 

銀行カードローンのメリット

消費者金融のカードローンより上限金利が低いのがメリットです。消費者金融は最初の契約では限度額にかかわらず、利息制限法の範囲内で、そのカードローンの上限金利が適用されることがほとんどです。
 
一方、銀行系カードローンの場合は限度額に応じて上限金利が設定されています。よって、借入金額が大きい場合、金利が下がる可能性が高いのです。
 
※利息制限法とは金銭目的の消費貸借上において、元本が100,000円未満の場合 金利年20%以下、元本が100,000円以上1,000,000円未満の場合 金利年18%以下、元本が1,000,000円以上の場合 金利年15%以下 で貸付を行わなければいけない法律です
 

銀行カードローンのデメリット

金利が低い分、消費者金融より審査が厳しいというデメリットがあります。また、消費者金融より利便性に欠けるローンがあります。
 
消費者金融の場合、コンビニATM、インターネットバンキング、店頭返済、振込等、返済する手段が複数用意されていますが、銀行系カードローンの場合、コンビニATMが使えなかったり、振込ができなかったりするので、きちんと返済できるよう、前もって確認しておくことが重要です。
 
審査に時間がかかるのもデメリットです。消費者金融だと即日審査を謳っているところがほとんどですが、銀行カードローンの場合数日かかることも珍しくありません。借り換えに関して急ぐケースは少ないですが、頭に入れておく必要があります。
 
具体的に三井住友銀行カードローンと三菱UFJ銀行バンクイックの金利と月々の最小返済金額を挙げます。

100万円ごとに金利が設定されており、限度額が大きければ大きいほど金利が低くなる仕組みです。
参考:カードローン 金利 ・ご契約極度額について : 三井住友銀行<公式>
 

三井住友銀行カードローンと同じように、限度額により適用金利が異なります。最小返済金額はバンクイックの方が三井住友銀行カードローンより大きいことが分かります。
参考:カードローン「バンクイック」:商品詳細 | 三菱UFJ銀行
 
2.銀行借り換え専用ローン
元々の借入先の完済・解約を条件に契約できるローンです。
 

銀行系借り換え専用ローンのメリット

消費者金融系カードローンや銀行カードローンより金利が低く設定されている商品が多く、上限の借入限度額が大きいため、借り換えに向いています。
 

銀行系借り換え専用ローンのデメリット

消費者金融系カードローンや銀行カードローンより審査が厳しいのがデメリットです。
 
東京スター銀行「スターワン乗り換えローン」を例に挙げます。

契約限度額にかかわらず、金利が12.5%と一定のローンです。上限の限度額が1000万円なので、多額の借り換えをする方に向いています。
 
ただし、限度額が大きい場合は銀行系カードローンの方が金利は低めです。申込には年収200万円以上という制限があるので、審査は厳しいと言えます。
参考:スターワン乗り換えローン(おまとめローン) | 東京スター銀行のスターワンバンクローン
 

借り換えを検討したほうが良い人

・消費者金融の上限金利で借入をしている人
・月々の返済金額を負担に感じている人

 
銀行系カードローンと借り換えローンの金利と返済金額例を挙げましたが、この金利より高かったり、返済金額が大きかったりする場合は借り換えを検討した方が良いです。
 
ただし、月々の最小返済金額が小さいと、その場の負担は軽くなりますが、完済まで時間がかかり結局多く利息を払うこととなるので注意が必要です。
 

借り換えの審査基準は?

他社の借入をしているので、借入がない人よりは基準が厳しくなります。よって借入金額を返済できる限度額で契約できるとは限りません。その場合借り換えはできないということになります。
 
ただし、借り換えに必要な金額に足りなかったり、審査に落ちたりしてもすぐに別のカードローンに申し込んではいけません。借入を申し込んだという情報は信用情報機関に登録されているのです。
 
信用情報機関とは、消費者金融やクレジットカード会社、銀行などが個人の借入情報を共有しているところです。
 
立て続けに申し込むと「お金にかなり困っている」と判断され、返済能力を疑われるので審査に通りにくくなるのです。
 

※2018年7月時点(最終更新:2018年7月24日)

半年で申込情報は消えるので、それまで次の申込は待った方が審査には通りやすくなります。
 

まとめ

以上、借り換えについて説明してきました。ポイントは以下の通りです。
 
・現在の借入状況を把握すし、複数のカードローン会社の情報を調べ金利のメリットがあるか調べる
 
・借り換え先の候補は金利だけでなく、最小返済金額・利便性も比較する
 
・金利は上限金利で比較する。

 
きちんと比較して借り換えをすれば、メリットは非常に大きいものとなります。この記事を参考にして、借り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
 
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