最終更新日:2019.04.22 公開日:2018.07.06
審査

そもそも、カードローンの審査って何を審査するの?

カードローンで審査される内容

お金の貸し借りには信用が必要です。それは個人間のやり取りであっても、大きな組織を通したものであっても同じこと。
 
「カードローン」というカード会社と個人間の融資においても、信用が必要になります。そのため、カード会社は審査を通して、その人が信用できる人かどうかを判断します。ここでの信用はその人の「返済能力」です。
 
「返済能力」は様々な要因から判断されます。その1つが「勤務先」と「勤務期間」です。基本的には公務員や一流企業であれば、安定性や収入の高さなどから良い評価が受けられます。
 
また、同じ勤務先に長く勤めている人ほど、今後の収入にも期待できるので、信頼される傾向にあります。
 
経済力や担保の観点からは、「持ち家」があると高く評価されます。また、申請事項に家族構成を問う項目があることから分かるように、家族構成や家族それぞれの状況によって、可処分所得(手取り収入・自分の意志で使えるお金)を判断されます。
 
注意が必要なのは、以前に滞納経歴のある人や自己破産したことがある人です。そのような人は、信用情報機関に登録された記録から、信用情報に問題があると見なされる可能性があります。
 
これらはすべて、カードローン審査のもととなる「返済能力を持ち、信頼できる人」であるかどうかの判断材料となります。
 
ひとつ厄介なことは、これらの審査基準がどのカードローン会社においても公表されていないことです。しかし、それぞれの会社で重要度のバランスに差はあれど、大きな違いはないと考えられます。
 

カードローンに審査がある理由

「カードローン」とはカードローン会社が個人に向けて行う無担保融資のことです。お金を貸すからには、返してもらわなければいけません。
 
そのためには、貸す相手がきちんとお金を返してくれる、「信頼できる人」であり、「返すだけの経済能力があるか」を見極める必要があります。
 
これは、友達の間でお金を貸し借りするときにも自然と行っていることです。どのような人か分からない人にお金を貸そうと思う人はいないでしょう。
 
カードローン会社という組織も同じで、その人を判断するために審査を設けているのです。
 
しかし、まれに「審査なしでカードローンを作ることができる」と大きく謳っている会社があります。一見面倒な審査を受ける必要がなく、とても魅力的に聞こえますが、そのような会社は要注意です。
 
審査なしのカードローンは、法外な利息でお金を貸しているヤミ金業者である場合があります。審査を受けるのが面倒な人や、何度も審査に落ちている人をうまく利用した手段です。
 
審査のないカードローンを信用してはならないという点で、審査があるかどうかは大切な指標となります。
 

カードローン審査で見られるポイント

カードローン会社にとって、最も大事なことは「その人に将来安定して返済する能力があるかどうか」です。この点から考えると、やはり大企業に勤める会社員や公務員などは高く評価されるでしょう。
 
しかし、派遣社員やアルバイトであっても、長い間同じ職場で働いている場合は、今後も安定して収入を得られるだろうと判断されることがあります。
 
他に、住居形態も重要な審査ポイントです。賃貸の住居に比べて、持ち家があるほうが、経済力があると判断されるため有利です。また、もし返済に困る状況になったとしても、家を売るという最終手段が残っています。
 
住居形態に加え、「可処分所得」も審査基準となります。可処分所得とは、所得のうち税金・社会保険料などを除き、個人が自由に使える部分のこと。当然、可処分所得が多いと判断された方が審査に通りやすくなります。
 
可処分所得は家族構成に影響されます。自由に使えるお金が多い独身者や、収入が2人分ある共働き夫婦、子供がすでに独立している夫婦、親と同居していて生活費を抑えられる人などは、可処分所得が多いと見なされます。
 

カードローン仮審査・本審査の流れ

審査には、仮審査と本審査の2つがあります。
 
仮審査では、多くのカードローンの申し込み条件である「満20歳以上69歳以下(銀行によっては66歳以下)で安定した定期収入があること」を満たしていない場合、自動的に落とされます。
 
ただし、専業主婦や学生でも利用できるカードローンは例外です。専業主婦なら配偶者の状況、学生ならアルバイトの状況などによって、審査に通ることも可能です。
 
仮審査に通れば、本審査が行われます。仮審査は自動でしたが、こちらはカード会社の担当者が審査します。
 
その際、主な判断材料となるのが、「本人確認書類」と「収入証明書類」です。書類による審査を終えると、多くの機関が申込者の勤務先へ本人確認の電話をします。確認が取れると、晴れて契約成立というわけです。
 
また、最近では電話や窓口だけでなく、インターネットや無人契約機の利用も増えています。インターネットや無人契約機では従来よりも審査期間を短縮できるので、早くお金が借りたいという人にもおすすめです。
 

カードローン審査で必要な書類

本人確認書類として、
運転免許書
運転経歴証明書
パスポート(写真および住所のページ)
各種健康保険証(被保険者および被扶養者のページ)
印鑑証明書
住民票
住民基本台帳カード在留カード
特別永住者証明書
のうち、いずれか1点のコピーが必要です。
 
なお、運転免許書、運転経歴証明書、住民基本台帳カード在留カード、特別永住者証明書に変更事項がある方については両面の用意が必要です。
 
運転経歴証明書で2012年3月31日以前に発行されたものは本人確認書類としての取り扱いはできません。また、印鑑証明書、住民票は発行後3ヵ月以内のものでなければなりません。
 
外国籍の人の場合、外国人登録証明書は一定期間、在留カード、特別永住者証明書とみなされます。本人確認書類はどれであっても氏名、住所、および生年月日が記載されているものに限られます。
 
また、50万円超の利用限度額を希望の場合、自身の収入証明書が必要です。源泉徴収票か住民税決定通知書、課税証明書、納税証明書(その1・その2)のうち1つのコピー必要となります。
 
なお、個人事業主、会社経営者の方は課税証明書か納税証明書に限られます。
 

カードローン会社の審査基準

不正を防ぐ目的もあり、審査基準・審査内容については公表されていません。公表されているのは、「日本国内に居住する20才から62 (あるいは66、69)才までで、お仕事に就かれており、毎月安定した定期収入のある方」という申込条件のみです。
 
明記されている「毎月安定した定期収入のある方」は、多くのカード会社で重要なポイントとなっています。どのような企業に勤めているか、勤続年数はどのくらいか、持ち家があるか、可処分所得がどのくらいかは、基準の一部となるでしょう。
 
また、利用目的がギャンブルや投資、借金の返済などであれば、信用が低いと判断されてしまうこともあります。利用目的にも注意が必要です。
 
他にも、信用情報に問題がある場合、審査に通ることが難しくなります。信用情報に問題がある例としては、延滞などの事故情報が残っている、奨学金の返済延滞がある、自己破産したことがある、などが挙げられます。
 
また、それぞれの機関で他社の契約情報などを確認することができるため、一度に複数社のローンに申し込んでいると、お金に相当困っているという印象を与えてしまいます。その点も気を付けましょう。
 
重視するポイントは、各会社によって異なると言われています。審査が心配な方は、しっかり情報を収集して、比較的審査通過しやすいカードローンを選びましょう。
 

カードローン審査にかかる期間

申し込み状況によって異なりますが、審査には数日間必要であると言われています。また、申し込み方法で変わることも多く、最近増えている「インターネット申し込み」なら、最短で審査が終わる可能性が高いようです。
 
郵送などを使うと、カード会社に申込書が到着してから審査となるため、比較的日数を要します。
 
また、銀行のカードローン審査は、消費者金融のカードローン審査に比べて、より時間がかかる傾向にあります。
 
その理由として、2018年から銀行は反社会的勢力との取引を断つ狙いもあり、カードローンなど新規の個人向け融資の審査方法を見直しました。
 
全国銀行協会が預金保険機構を介して各行と警察庁を専用回線でつなぎ、利用者に問題がないか調べるフローが入ったことで、カードローンの即日審査が出来なくなりました。
 
しかし、出来るだけスピーディな対応を行っており、遅くとも数日間で審査完了する為、いつまでに必要かを踏まえ銀行にするか消費者金融にするかを考えてみることをおすすめします。
 
申し込み機関だけでなく、申込者自身の問題で審査が長くなる場合もあります。書類の記入漏れや記入ミス、嘘などは書かないように気を付けましょう。
 
審査を早く終わらせるためには、正確な情報を入力すること、低めの限度額で申し込み、返済計画がきちんと立てられる印象を与えることなどが大切です。
 
また、複数社に同時にカードローンを申し込んでしまうと、返済能力が低下すると捉えられてしまうため、複数社に申し込むことは控えたほうがよいでしょう。
 

審査に落ちた後の再申し込みの注意点

審査に落ちてしまった場合、すぐに次の会社に申し込みたくなってしまいますよね。
 
しかし、一度に複数のカードローンに申し込むと、お金に困っているという印象を強く与えてしまいます。信用を失ってしまう可能性があるので気を付けましょう。
 
各カードローン会社によって基準は異なる上、公表されているわけではありませんが、一般的に1ヵ月に3件以上の申し込みをしていると、いわゆる「申し込みブラック」と見られてしまう恐れがあります。
 
この場合、審査に通りにくくなるだけでなく、審査に通ったとしても利用限度額を低く設定されたり、金利が高くなってしまう可能性があります。
 
各カードローン会社の申し込み情報は半年で消えます。複数のカードローン会社に申し込んで審査に落ちてしまった際は、半年後に申し込むことをおすすめします。
 
また、延滞や自己破産が記入された信用情報の登録期間は、内容によって5年や10年などの期限が決まっています。
 
そのため、信用情報に問題があるからといって一生審査に通らないというわけではありません。そのような人は、一定期間が過ぎた後、再度挑戦してみてください。
 

審査に落ちないためのポイント

はじめは低い限度額で申し込むことで、返済計画をきちんと考えているという印象を与えることができます。また、信用を失わないためにも嘘をつかない・記入もれや記入ミスなどをしないように気をつけましょう。
 
また、信用情報における金融事故、複数社への同時申し込みも、審査通過の妨げとなるので注意が必要です。
 
質問項目にある「利用目的」においては、「生活費」や「ギャンブル」などと書いてしまうと、返済能力に疑いを持たれる要因となります。「旅行」や「子供の留学」、「結婚式」などの一時的な出費が好ましいでしょう。
 
審査の通りやすさは誰もが気になる点ではありますが、審査基準が公開されていないため、はっきりとしたことは分かりません。
 
しかし、各カードローン会社が発表している審査通過率や成約率、新規貸与率が参考になります。審査に通るかどうかは人それぞれですが、あくまでも目安としてこれらのデータを見てみてはいかがでしょうか。
 

カードローンの種類と比較

カードローンを提供している会社はたくさんあり、どれを選べばよいか分からない人も多いかと思います。
 
カードローンは大きく分けて、「銀行カードローン」 と「消費者金融カードローン」の2つがあります。金利、審査の厳しさ、総量規制の観点から比較してみましょう。
 
まずは金利です。「銀行カードローン」 の上限金利が14.5%程であるのに比べて、「消費者金融カードローン」の上限金利は18.0%程と高め。
 
「銀行カードローン」 は「消費者金融カードローン」に比べて金利が低いため、カードローンの利用が長期にわたる際におすすめです。
 
審査に関しては「銀行カードローン」 に比べて、「消費者金融カードローン」の方が比較的通りやすく、審査期間も短いと言われています。
 
また、消費者金融の会社には無人契約機が導入されていることも多いため、忙しい人や早く融資を受けたい場合にも便利です。
 
このように、銀行カードローン と消費者金融カードローンにはそれぞれ一長一短があります。利用額や自分の状況、リスクなどを考えた上で、最適な契約先を決めましょう。
 
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