最終更新日:2019.05.15 公開日:2019.03.07
金利

無利息カードローンと低金利カードローンどちらが良いの?

テレビやインターネットのカードローン広告でよく見かける「無利息」という文字は魅力的です。
 
借入れをすれば金利がかかり、利息を支払わなければならないのが普通ですから、つい利用したくなるかもしれません。
 
実際無利息期間つきカードローンはお得なのでしょうか?特に、低金利カードローンと比べてどちらが得なのかは気になるところです。そこでこの記事では、無利息期間つきカードローンと低金利カードローンを取り上げます。
 

無利息期間ありカードローンとは?

決められた期間であれば無利息でカードローンが利用できます。たとえば、30日間無利息だと、10万円借入しても30日後までに10万円返済すれば利息がかからないのです。
 
カードローン会社は新規顧客獲得のためのサービスとして無利息期間のサービスを行っています。
 
新規契約のサービスとして無利息期間があるカードローン

 

 

カードローン無利息期間
アコム契約日の翌日から30日間
プロミス初回借入日の翌日から30日間
アイフル契約日の翌日から30日間
レイクALSA契約日の翌日から30日間or180日 ※1
ジャパンネット銀行初回借入れ日から30日間

※1:レイクALSAは2つの無利息期間から選ぶことができます。
 
・5万円まで180日無利息
 
5万円を超えた金額については通常の利息がかかりますが、5万円までに関しては利息がかかりません。ただし、契約限度額が200万円以内の契約者という条件があります
 
・借入金全額30日間無利息
初めてならお借入れ額全額が対象です。ただし、無利息期間経過後は通常金利適用となります。
 
自分の用途、返済スケジュールに合わせた選択をする事をおすすめします。
 
では、この無利息期間どっちがお得なのでしょうか?
 
5万円を180日間無利息と全額を30日間無利息ではどちらが得かは以下の表をご参照ください。

 

 

返済回数/借入金額5万円10万円20万円30万円
1回両方同じ30日30日30日
3回180日180日30日30日
6回180日180日180日30日
12回180日180日180日30日
24回180日180日30日

ただし、追加の借入れがあったり、返済金額の変更があったりした場合はこの限りではありません。
参考:レイクALSAの2つの無利息 | お借入れならカードローン・キャッシングのレイクALSA
 
新規契約以外でも、毎月無利息期間があるカードローンもあります。
 
消費者金融のノーローンです。前月に完済していれば、毎月一週間は無利息です。
 

低金利カードローンの基準って?

低金利カードローンに明確な基準はありません。大手消費者金融の上限金利が18%程度なので、それよりも低いことが1つの目安です。

 

 

カードローン金利
アコム3.0%~18.0%
プロミス4.5%~17.8%
みずほ銀行カードローン2.0%~14.0%
りそな銀行プレミアムカードローン3.5%~12.4%
MRカードローン プレミアムコース0.99-7.99%

金利は上限金利で比較することがポイントです。初めての契約では利息制限法の範囲内で上限金利が適用されることがほとんどだからです。
 
利息制限法の金利
【元本額】:10万円未満
【金利(年利)】:20.0%
 
【元本額】:100万円未満
【金利(年利)】:18.0%
 
【元本額】:100万円以上
【金利(年利)】:15.0%
 
参考:貸金業法のキホン:金融庁
 

それぞれのメリット・デメリットは?

無利息期間ありカードローン
 
メリット
・急な出費での借入れでも金利を気にせずに済む
一定期間の借入なら利息を支払わずに済みます。たとえば10万円借りて10日後に10万円返済するときに利息が不要なのです。
 
銀行口座から10万円出金して入金すれば、手数料がかかることもあるので、かなりお得です。
 
デメリット
・初めての契約が条件であるカードローンがほとんど
新規顧客開拓のためにお試し期間として無利息期間を設けているところがほとんどなので、一度しか無利息期間は使えません。
 
・無利息の条件があるカードローンがある
 
プロミス:メールアドレスの登録・Web明細利用の登録
アコム:返済日を35日サイクルに設定
 
手続きを忘れると無利息期間が適用されないので注意が必要です。
 
・無利息期間中でも期日に返済しないと、利息・延滞金が発生する
たとえば、8/1借入れ・8/25期日の場合、無利息期間は8/31までです。しかしながら8/25に返済しないと、無利息期間は終了、延滞金も発生します。
 
無利息であっても返済期日は守る必要があります。
 
・「新規契約から30日」と「新規借入から30日」は違う
 
無利息期間を勘違いして、無利息のつもりでも利息がかかることがあります。
 
・「新規契約から30日無利息」の場合
8/1新規契約・8/5借入れの場合、契約日から30日後は8/31。借入れ日の8/5から25日しか無利息になりません。契約日に借りた方が得ということなります。
 
・「新規借入れから30日無利息」の場合
8/1新規契約・8/5借入れの場合借入日の8/5から30日後の9/5まで金利はゼロになります。これだととりあえずカードローンの契約をしておき、いざ必要というときに初回利用しても無利息期間は30日あるので便利です。
 
低金利カードローン
 
メリット
・金利が低いので、支払う利息が少なくて済む
最大のメリットです。カードローンを契約する際に一番重要なのは金利です。特に返済が長期に渡る場合、数%の金利差でも利息に大きな差がでます。
 
デメリット
・一般的に金利が低いほうが審査は厳しいと言われている
なぜ金利が低いかといえば、返済が滞るリスクが低いからです。他社借入が多い、あるいは収入が安定していない場合は低金利カードローンの契約は難しいかもしれません。
 
・借入額が少ないと多少の金利差では支払う利息があまり変わらない
利息の計算方法は以下の通りです。1日ごとに利息を計算するので「日割り計算」と呼ばれます。
 
借入金額×金利(年利)÷365(日)×借入日数

10万円を年利17.8%で30日間借入をした場合

例)10万円×17.8%÷365×30=1.463円(小数点以下切り捨て)

  10万円を年利14.0%で30日間借入をした場合

  10万円×14.0%÷365×30=1.150円(小数点以下切り捨て)

金利差=17.8%-14.0%=3.8%
利息差=1,463円-1,150円=313円
 
長期間、多額を借入れするなら金利は非常に重要ですが、少額、短期間の返済ではあまり差がないことがわかります。
 
短期、少額なら多少金利が高くても即日融資など、利便性の高いカードローンを選ぶのも選択肢の1つです。
 

いくら借りて、いつまでに返すかが鍵!

無利息期間つきカードローンと低金利カードローンを取り上げてきましたが、結局どちらが得なのかシミュレーションしてみます。シミュレーションには、りそな銀行プレミアムカードローンとプロミスを例に取ります。回数は返済回数、金額は支払利息総額です。
 
借入金額:100万円
適用金利:りそな銀行プレミアムカードローン:11.5%
プロミス:15.0%(30日間無利息)

カードローン/毎月の支払い金額2万円3万円4万円5万円10万円
りそな銀行プレミアムカードローン69回 367,864円41回 210,506円29回 148,678円23回 115,510円11回 56,356円
プロミス78回 546,285円43回 280,470円30回 188,515円22回 141,408円11回 60,872円

※上記はあくまでも参考程度にご活用ください。
参考:ご返済シミュレーション|ご返済|キャッシング・消費者金融のプロミス公式サイト
 
返済金額が少なく回数が多いほど、低金利カードローンと無利息付きカードローンの違いは歴然です。月々2万円の場合、支払う利息の差は 546,285円-367,864円=178,421円月々10万円の場合でも、支払利息の差は 60,872円-56,356円=4,016円
 
無利息期間つきカードローンは短期間で完済するなら魅力的ですが、分割返済するなら低金利カードローンの方が支払う利息は少なくて済みます。
 
★条件
借入額:¥100万円の場合

※あくまでもシュミレーションとなります。詳細は各HPにてご確認ください。
※表中の値についても目安となっております。詳細は各HPにてご確認ください。
 
上記の表の条件であれば、借入れ期間が120日を未満であれば無利息カードローンの方が利息は少なくなります。短期で返済可能な小額融資であれば、無利息を活用するのも良いと考えられます。
 
いずれにしても借りる前、計画的に返済計画を立てることであなたの用途に合わせたカードローンを選ぶことが大事ですね。
 
借りる前に、計画的に返済計画を立てることであなたの用途に合わせたカードローンを選ぶことが大事ですね。
 

まとめ

無利息期間つきカードローンは魅力的ですが、ノーローンを除き一回しか利用できないのが難点です。
 
自分にはカードローンは縁がない、今回は本当にたまたま一時的に現金が必要になって、すぐ返済できるという場合ならおすすめです。カードローン選びは目先の無利息だけでなく、長期間利用した場合、合計支払い利息がどれくらいになるかを把握することが重要です。
 
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