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キャッシングは、手元のお金が足りないときに調達する手段のひとつです。キャッシングを利用するためには申し込みをして、審査に通らなければなりません。審査が何をするものかよく分からないために、キャッシングへの申し込みを高いハードルに感じている方も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、キャッシングの利用に審査が必要な理由や審査の内容、審査落ちにつながる要因など、基本的な情報をまとめました。「審査って何を確認されるの?」「審査基準は?」といった疑問の解消にぜひ役立ててください。

キャッシングの「審査」とは?
キャッシングの審査とは、キャッシングの利用を申し込んだ人が、お金を貸したらきちんと返す能力があるかどうかや、どの程度の金額までなら融資できるかを判断するために行うものです。どの金融機関でも必ず必要な手続きで、結果は申込者の収入や現在の借入額などの情報を聞き取ったうえで総合的に判断されます。
キャッシングにはなぜ審査が必要?
キャッシングに審査が必要な理由は大きく2つあります。
・貸し倒れのリスクを軽減するため
・総量規制に該当しないかを確認するため
キャッシングでお金を貸し付ける金融機関は、貸したお金に利息を乗せて返済してもらうことで経営が成り立っています。そのため審査では、仕事や住居、借入・返済状況などの情報をもとに、安定した返済能力があり完済が見込める利用者かどうかを重点的に確認するのです。
また、信販会社や消費者金融などの貸金業者は、個人の総借入額が年収の3分の1を超える貸付をしてはならないと法律で定められています(総量規制)。
各金融機関は総量規制に抵触しないよう、申込者の借入総額を厳密にチェックしたうえで融資の可・不可や融資可能額を決定しなければなりません。そのため、キャッシングの審査では必ず、他社からの借入額の確認が実施されます。
キャッシングの一般的な審査方法と内容
キャッシングの審査では一般的に、次の2つをもとに融資ができるかどうかや、いくらまで融資できるかを判断しています。
1.属性:申込者の個人情報
2.信用情報:第三者機関(信用情報機関)に登録されている、カードローンやキャッシングなどの客観的な利用状況(申し込み状況、支払状況、残高など)
審査の基準はそれぞれの金融機関が独自に定めており、通常は公開されていません。
属性情報としてよく聞かれる項目は次のようなものです。
・住居の状況(居住形態・居住年数など)
・連絡先(住所、固定電話・携帯電話の有無など)
・借入の状況(他社の借入件数、金額など)
・借入希望額
また、必要書類として本人確認書類や収入確認書類の提出を求められます。
専業主婦(夫)やフリーターの審査方法は?
キャッシングの申し込みができるのは「満20歳以上で安定的、継続的な収入がある」人です。そのため専業主婦(夫)などの収入のない方は原則として申し込み自体ができません。
ただし「配偶者貸付」という制度を利用すれば、配偶者の収入や就業状況をもとに審査を受けることが可能です。しかし、配偶者貸付を申し込むためには、婚姻関係を証明する書類、配偶者の同意書、配偶者の収入証明書類などが必要となるため、一般的な審査よりもハードルは高くなっています。
フリーターやアルバイトなどの場合は、継続的な収入があれば通常と同じように申し込んで審査を受けることができます。
キャッシングの審査にかかる期間
キャッシングの審査にかかる期間は、申し込む金融機関やキャッシングサービスの種類によって異なります。
アイフルやアコム、プロミスなどの消費者金融の場合は、最短30分と審査時間が短い傾向にあり、即日融資が可能な会社も少なくありません。ただし、申し込みの内容やタイミングによっては、審査に時間がかかるケースもあります。
一方、JCBやセゾン、三井住友カードなどのクレジットカードに付帯しているキャッシングサービスの場合は、申し込みから審査完了まで数日~2週間程度かかる場合が多く、即日の利用はできません。
しかし、キャッシング枠つきで最短即日発行ができるクレジットカードや即日~翌日に審査が完了するカードローン商品を提供しているケースもあり、申し込む商品によっては短い審査期間でキャッシングを利用することができます。
キャッシングで審査落ちする理由5つ
キャッシングの審査基準はどの金融機関も公開していないものの、審査落ちしやすいケースにはある程度の傾向があります。また、法律で明確にこのようなケースでは貸し付けすることができないと定めた「総量規制」のルールも存在します。
主に次のような場合には、審査において不利になる可能性が高いと考えていいでしょう。
2.信用情報に問題がある
3.連続して借入の申し込みをした
4.収入や住居が安定していない
5.在籍確認ができなかった
以下でそれぞれの事項についてくわしくみていきましょう。
借入希望額が総量規制の枠を超えている
申告した借入希望額が他社の借入残高と合わせると総量規制の枠を超える場合には、審査に落ちる可能性が高いといえます。また、審査に通ったとしても総量規制の枠に収まる範囲で借入可能額が設定されることになり、希望どおりの金額を借りることはできません。
また、現在の借入残高が総量規制の枠ギリギリの場合や、希望額を新たに借り入れるとギリギリになってしまう場合にも、審査では不利になる可能性があります。
信用情報に問題がある
第三者機関(信用情報機関)に照会したローンやクレジットなどの利用状況に問題があると「信用力」がないと判断され、審査で不利になります。具体的には、支払いや返済の遅延・滞納の記録がある場合、継続的な支払能力に問題があるとみなされる可能性が高いでしょう。
連続して借入の申し込みをした
1か月程度の短期間にキャッシングやカードローンの申し込みをしていると、審査に通りにくくなります。なぜなら、立て続けに何社も申し込みをしなければならないほどお金に困っている、という印象を与え、無計画な借入をするのではないかという懸念につながるためです。
信用情報機関にはキャッシングやカードローンに申し込みをした履歴も記録されているため、照会をかければすべて明らかになってしまいます。
収入や住居が安定していない
収入や住居などの情報から「安定して返済ができない」と判断されることもあります。例えば年収は高いものの完全歩合制の仕事や投資で収入を得ている場合などは、安定性を疑問視される可能性があります。
また、勤続年数や居住年数が短い場合も、転職や転居が多い=安定して継続的に返済していくことができない恐れがあるとみなされ、不利になることがあるようです。
在籍確認ができなかった
なんらかの理由で在籍確認が取れないと、審査に通ることが難しくなります。貸金業者の多くは、審査時に申告した会社に在籍確認を行い、実際に勤めているかどうかを確認します。在籍確認をすることで、申告どおりに就労し収入を得ているかを確認するのです。
在籍確認が書類で完結する会社もありますが、勤め先に電話をかける方法が一般的です。勤め先の営業時間外に当たるなど連絡を取りづらい理由がある場合は、申込時に伝えておくといいでしょう。
審査の目的や内容を理解して申し込みをしましょう
キャッシングの申し込みをした際に行われる審査は、申し込みをした方の返済能力を正しく判断し、適切な貸付を行うために必要な手続きです。
就業先や年収、借入の状況など、多くの個人情報を申告する必要がありますが、いずれも審査の判断材料となる大切な情報です。適正に審査を受けるためにも、誤りや虚偽の内容がないように、正しく申告しましょう。
また、各社の審査の基準は公開されていませんが、審査に落ちやすいケースというものは存在します。どのような状況が審査に不利になるのかを理解して、申し込みのタイミングなどを検討するための材料にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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