更新日: 2023.02.03 借り換え

カードローンの借り換えとは? 上手に活用して返済額を減らそう

カードローンの借り換えとは? 上手に活用して返済額を減らそう
カード会社や消費者金融などでカードローンを利用していても、利息の負担が大きいとなかなか元本が減らず、返済が大変です。そんなときには、カードローンの借り換えで負担を減らすことができます。また、複数社のカードローンを利用できる場合には、借り換えで1社に統一して、返済の手間を減らすことも可能です。
 
この記事では、カードローンの借り換えとは何なのか、借り換えでどのような変化が起こるのかなどを紹介していきます。また、カードローンの借り換えがどのような人におすすめなのか、避けた方がいいタイプの人も紹介しました。
 
今カードローンを利用している人にとって役立つ内容となっていますので、カードローンを利用中なら、ぜひ読んでみてください。
 

>>> この記事の動画: 【動画で見る】カードローンの借り換えとは上手に活用して返済額を減らそう

FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

カードローンの借り換えとは

今借りているカードローンの金利の負担が大きいと、借り換えを検討する人も多いです。そこで、カードローンの借り換えとは何なのかを紹介していきます。
 

新たにカードローンを借りてこれまでのカードローンを返済すること

カードローンの借り換えとは、今契約しているカードローンから新たなカードローンに借り換えることです。まずは新たなカードローンを契約した後に、借りたお金で現在借りているカードローンを返済する手順となります。
 
現在のカードローンの金利が高い場合、借り換えすることで金利の負担が少なくなる点が最大のメリットです。
 

カードローンの借り換え方法

カードローンの借り換え方法は、大きく分けて2種類あります。今利用中のカード会社のカードローンを選ぶか、新たに契約するかの2種類です。それぞれの特徴を紹介していきます。
 

今契約しているカード会社で借り換えする
それぞれのカードローンの利用可能枠が少ないなどの理由で、複数のカード会社のカードローンを利用している場合、支払日が複数ありかなり面倒です。カードローンは借入可能枠が低いほど金利が高く設定されていることが多いことから、利息がかさんでなかなか元本が減らないことも考えられます。
 
今契約しているカードローンのいずれかに借り換えすることで、借入を一本化できます。支払日が1日で済むうえ、金利も低くなることも多く、負担が少なくないです。
 
これまでの利用履歴に支払遅延などがない場合、審査がスムーズに進みやすい点もメリットです。

 

他のカード会社の金融商品を選ぶ
今利用しているカードローンの金利が他社に比べて高い場合、別のカード会社のカードローンへ借り換えましょう。金利が低いカード会社を探して新たに申し込み、審査に通過したら借りて、今ある借入を支払います。
 
審査があるので必ず利用できるとは限りませんが、「借り換え」「おまとめ」などのプランを利用すると、審査がスムーズです。

 

カードローンの借り換えにより起こる変化

カードローンを借り換えても、そう大差ないと思っている人は多いかも知れませんが、返済内容や金額などが変化します。そこで、カードローンを借り換えることでどのような変化が起こるのかを紹介していきます。
 

ローンが一本化される

複数のカードローンやクレジットカードのキャッシングなどを利用していた場合、カードローンを借り換えることでひとつにまとめられます。借入先がひとつになることで、金利の計算は1回で済み、別々に考えなくて構いません。
 
繰り上げ返済する場合にもどこに返済しようか迷う必要がなく、計算が簡単です。
 
借入額の管理がひとつで済み、計算や管理が簡単にできるようになります。
 

返済日が統一される

これまで複数のカードローンを利用していた場合、返済日はバラバラになってしまうことがあります。同じ返済日であっても、返済手続きをしたり入金すべき金額をわざわざ計算して入金したりする手間がかかり、意外と面倒です。
 
カードローンの借り換えによってカードローンが一本化されると、返済日も1日だけに統一されます。1社のカードローンの返済日と返済額だけを気にすればよく、圧倒的に手間がかからなくなり、支払遅延防止にもつながります。
 

利息が減る場合もある

カード会社の金融商品によって、設定されている利息は異なります。今設定されている金利より低い金利のカードローンを選ぶことで、利息が減額されることもあります。ただし、新しいB社での借入額=もともとのA社での借入額とはならないことがほとんどです。
 
A社での借入残高にこれまでの利息を加えたものがB社での元本となるので、借入総額がどの程度になるのか注意する必要があります。
 

おまとめローンの場合は総量規制の対象外

総量規制とは、過度な借入から消費者を保護するために、年収の3分の1を超える貸し付けを行ってはいけないという規制です。カードローンやキャッシングなどは基本的には総量規制の対象です。
 
しかし、おまとめローンなど消費者に有利となる借り換えは、例外的に総量規制の対象外となります。
 
現在の借入可能枠が多く、無理だろうと借り換えを諦めていた人は、検討してみてください。
 

公式サイトで申し込み

【PR】みずほ銀行カードローン

mizuho

おすすめポイント

・<金利年2.0%~14.0%
・ご利用限度額は10万円から最大800万円
・さらに入会金・年会費は無料!24時間、WEB申込受付中!

融資上限額 金利 審査時間
最大800万円 年2.0%~14.0%※1 最短当日
融資まで 来店 収入証明書
最短当日 - ※2
※1 住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。 ※2 ご希望のご利用限度額が50万円以下の場合は不要です。 ※2 学生は20歳以上で安定収入がある方に限る

カードローンの借り換えはどんな人におすすめ?

一定の条件に当てはまれば、カードローンの借り換えをする方がメリットが大きいです。どのような人になら、カードローンの借り換えがおすすめできるのかを紹介していきます。
 

他のカード会社に比べて高い利息を支払っている人

カードローンは借入可能枠が高額であるほど、金利は低く設定されていることが多いです。しかし、借入可能枠が少ないと、思いのほか低い金利になっていることがあります。
 
現在の金利によっては借り換える方が、利息が少なく済む場合もありますので、他社と比較して検討し、金利が下がりそうであれば借り換えましょう。

 

返済時のATM手数料に不満がある人

急ぎ現金が必要になった場合には、ATM経由でカードローンを利用する機会はよくあります。
 
銀行やクレジットカードが運営しているカードローンの場合、一定回数までの借入や返済には手数料がかからない場合が多いです。しかし、消費者金融の場合、利用するATMの種類によってはATM利用手数料がかかってしまうこともあります。
 
いくら利息が低くても返済や借入に費用がかかってしまうと、かえって手数料の負担が高額になってしまう場合も多いです。
 
現在のカードローンでATM手数料の負担が大きいと感じたことがあるなら、借り換えを検討してみましょう。

 

限度額が少ないと感じている人

カードローンを利用する機会が多い人には、現在の限度額では足りないと感じたことがある場合もあるでしょう。利用限度額はカード会社それぞれの審査基準によって異なりますので、カード会社を変えることで枠が増える場合もあります。
 
現在の限度額が少ないと感じているなら、借り換えを検討してみましょう。

 

こんな人はNG! カードローンの借り換えには注意

カードローンを借り換えしたいと思っていても、審査に通る見込みがなければ借り換えせずに今のカードローンを使い続ける方が得策です。
 

過去5年以内に自己破産している人

自己破産をすると、5年間は信用情報機関に情報が登録されます。信用情報機関とは、個人の属性やクレジットカード・キャッシングの契約・利用状況、借入・返済などの取引状況などの収集と管理を行っている期間です。
 
カードローンに申し込むと、信用情報機関に情報紹介されて審査されるので、信用情報機関に破産履歴があると審査に落ちてしまいます。自己破産した履歴が消える5年間は申し込んでも審査に落ちてしまうので、借り換えをせずに今のカードローンを利用しましょう。
 

カードローンの借り換えで返済額が減りそうな人はカード会社へ相談してみよう

カードローンを利用する機会があるなら、できるだけ金利を抑えて利用したいと考える人は多いですよね。カードローンの借り換えとは、金利を減らす手段として有効な方法です。
 
別のローンに借り換えて金利を抑えたり、ローンを一本化することで支払日や支払先をひとつに統一したりできるので、手間も少なく済みます。おまとめローンを活用すると総量規制の対象外なので、年収に対してカードローンの利用が多い人でも安心です。
 
ただし、過去5年以内に自己破産している場合は、借り換えを申し込んでもまず審査で落ちますので注意しましょう。
 
複数のカードローンを利用している人や、金利の高さが気になる人は、借り換えを検討してみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

■アイフル
※商号:アイフル株式会社
※登録番号:近畿財務局長(14)第00218号
※貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)
※遅延損害金:20.0%(実質年率)
※契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)
※返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
※返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)
※担保・連帯保証人:不要