最終更新日: 2020.12.28 公開日: 2020.12.30
金利

カードローンの金利・利息の計算方法とは?

FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

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カードローンを借りる際、金利や利息などの言葉が登場します。これらの言葉について、正しく知り、あらかじめ金利の計算を行っておくことが、カードローンを無理なく利用するためのコツとなります。
 
本記事では、金利や利息の意味から、計算方法、実際にカードローンを比較する際の注意点などをまとめました。これから、カードローンを利用しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。カードローンの返済額を減らすための、ヒントにもなります。
 

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そもそもカードローンの金利・利息とは?

カードローンを借りる際、金利や利息といった専門用語が並んでいます。まずはこの用語の意味から確認していきましょう。金利とは、借入金額に対する利息の割合のことです。利率と呼ばれることもあります。〇%というようにパーセントで表示されるのが一般的です。また、借入金額に対する1年間における利息の割合を「年利」といいます。
 
利息とは、ローンでお金を借りる際のお金のレンタル料のようなものです。お金を借りている期間が長くなればなるほど、利息も増えていきます。利息は借りたお金を返す際に、一緒に借主に払うことになります。

 

カードローンの利息の計算方法

カードローンの利息は日割りで発生します。そのため、次の計算式で利息を求めることができます。「借入金額×実質年率×借入日数÷365日(うるう年の場合は366日)」

次の条件でお金を借りた場合の利息を計算してみましょう。

●借入金額:50万円
●実質年率:15.00%
●借入日数:300日間

数式にあてはめると、利息額は次のようになります。
 
50万円(借入金額)×15.00%(実質年率)×300日(借入日数)÷365日=6万1643円(利息額)
 
では、同じ借入日数で実質年率が18.00%のカードローンを借りた場合、利息額はどのようになるのでしょうか。
 
50万円(借入金額)×18.00%(実質年率)×300日(借入日数)÷365日=7万3972円(利息額)
 
金利15.00%と18.00%のカードローンがあった場合、50万円を300日間借りると利息額に1万2329円の差が生まれました。このような差は返済期間が長くなればなるほど、広がっていくことになります。
 
このように、金利によってカードローンで返済する額は変わっていきます。カードローンを選ぶ際、金利を見てローンを組まないと、計画的な返済が困難になる可能性があるのです。
 
また、多くのカードローンでは、毎月の「借入残高」を借入金額として利息額を計算します。そのため、毎月の利息額は、借入残高が減るにつれて減少していくことを覚えておきましょう。

 

カードローンの金利・利息に関する注意点

カードローンを選ぶ際、金利や利息に関していくつか注意すべき点があります。注意点を知らないままでいると、予想よりも高い利息を払うことになったり、損をしたりしてしまうので、気をつけてください。

 

上限金利を越えた金利は違法!

カードローンの金利は法律で上限が定められています。この法律を利息制限法と言います。利息制限法は2010年6月に改正されたため、現在の上限金利はそれまでよりも引き下げられています。
 
現在は、カードローンの上限金利は15%~20%と定められており、借入額に応じて上限が変動します。この利息制限法で指定されている上限の範囲内であれば、金利は貸付会社が自由に決めることができます。上限金利は貸付金額に応じて以下のように変動します。

上限金利は貸付金額に応じて以下のように変動します。

●貸付金額          上限金利
●10万円未満          年20.0%
●10万円以上100万円未満    年18.0%
●100万円以上          年15.0%

つまり「利息制限法」が制定されていることによって、貸付金額が大きくなるほど上限金利は下がります。そのため、同じ10万円を借り入れる場合でも、一社で借り入れれば金利は最大で18.0%となります。しかし、2社から5万円ずつ借り入れる場合は、金利は最大で20.0%になります。そのため、複数社で借入を行うと、一社で同額を借り入れるよりも利息が高くなる可能性があるのです。
 
他にも住宅ローンと同じ金融機関でカードローンを組んでいる場合もみてみましょう。住宅ローン1,000万円を契約している金融機関で、10万円のカードローンを契約をすると想定します。借入額は10万円以上100万円未満にあたるため、カードローンの借入額だけで考えると金利の上限は18%です。
 
しかし、同じ金融機関で1000万円のローン(借入)があるため、合算すると1010万円の借入となります。そのため、住宅ローンと同じ会社で借りているカードローンの年利は、15%を超えないことになるのです。

 

実際のカードローン返済額は計算と異なる場合も

カードローンの返済の際に払う利息は、前述した計算式で出した金利の金額と実際に返済する額が異なる場合があります。なぜそのようなことが起こるのかというと、「借入期間を決める『起算日』をいつに設定するか」などは、カードローンを取り扱う会社で異なるからです。
 
ホームページや商品説明書などを見ても起算日がわからない場合は、窓口に問い合わせするのが確実でしょう。

 

カードローンの比較では最低金利にとらわれないように

カードローンの返済の際に、低金利だと返済がしやすいことは先述しました。こうなると、できるだけ低金利のカードローンを利用したいところですが、金利を比較する時には金利の低さにばかりとらわれてはいけません。金利を比較する時は最低金利ではなく、上限金利での比較を行うようにしてください。
 
例えば、金利がA社 3.0~18.0%、B社 6.0~17.0%となっている場合は、上限を17.0%に設定しているB社の方が低金利だと考えましょう。
 
そもそも、下限金利でカードローンを借りられるのは、年収や信用情報の信用度が高く、利用限度額が大きい人です。利用限度額が高ければ、多くのお金を借りることができるので、低金利になりやすいでしょう。
 
しかし、初めてカードローンを利用する人は、利用限度額が低く設定されることが多く、実際に借りられる額も少ないです。そのため、適用金利も高くなりがちです。初めてカードローンを利用する人は、実際に適用される金利と大きなズレが生じないように上限金利で比較したほうがよいでしょう。
 
利用限度額を高めに設定して審査を受けることも可能ですが、審査は厳しくなることを頭に入れておいてください。

 

カードローンの金利をしっかり計算して計画的な返済を

本記事では、カードローンの金利の計算方法や、金利や利息の注意点について説明してきました。金利を計算しておくことで、返済計画をしっかりと立てることができるため、一度計算しておくことをおすすめします。また、金利・利息について知っておくことは、無駄な支出を抑えることにもつながります。
 
カードローンを比較する際は、最低金利にとらわれず、実際の適用金利に注目するようにしましょう。カードローンの、金利・利息について正しく知って、無理のない利用を心がけるようにしてください。

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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