更新日: 2021.07.21 クレカ

クレジットカードの分割払いのメリット・デメリットは?

クレジットカードの分割払いがどのような支払い方法なのか、気になっている方は多いのではないでしょうか。
 
分割払いは自分で回数を指定でき、毎月の支払額を安く抑えられ、補償がつく場合もあります。有効に活用すれば、これまで買えなかった商品やサービスを無理なく手に入れることが可能です。
 
ただし、金利手数料が発生し、使いすぎる可能性もあるなど注意すべき点もあります。
 
ここでは、クレジットカードの分割払いのメリットやデメリット、他の支払い方法について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

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クレジットカードの分割払いとは

 
クレジットカードの分割払いとは、カードの利用代金を複数回に分けて支払うものです。支払い回数は5回や10回、24回など自分で指定できます。一括払いと比べて毎月の支払額を安く抑えられるのが特徴です。
 
「高額な商品を買いたいけど一括払いは厳しい」「出費が重なるので毎月支払額を抑えたい」などの場合に重宝する支払い方法になります。
 

分割払いの仕組み

 
クレジットカードの分割払いは、利用代金を希望の回数に分けて支払う方法です。分割回数はクレジットカードによって異なり、買い物や支払いをする際に希望の回数を指定します。
 
例えば、楽天カードの分割払いは2,3,5,6,10,12,15,18,20,24,30,36回です。
 
分割して支払うことで金利手数料は発生しますが、毎月の支払額を安く抑えられます。
 

分割払いのメリット

 
クレジットカードの分割払いを利用すれば、一括払いに比べて毎月の支払額を安く抑えられます。高額な買い物をしても、分割払いによって毎月の負担を軽減できるので安心です。分割回数は自分で指定ができるため、返済期間も明確です。
 
また、クレジットカードによっては、分割払いで購入した商品に補償がつきます。商品の破損・盗難による損害を被っても補償を受けることが可能です。
 
ここでは、クレジットカードの分割払いを利用するメリットについて見ていきましょう。
 

毎月の支払額を抑えられる

 
クレジットカードの分割払いをするメリットは、毎月の支払額を抑えられることです。翌月に一括で支払うのではなく、2回や3回、10回以上など支払いを複数回に分けられるので、1回あたりの支払額を軽減できます。
 
例えば、楽天カードを使って3万円の買い物をした場合、1回払いだと翌月3万円を支払います。しかし、分割払いであれば毎月の支払額は以下のとおりです。
 

●3回払い:10,204円
●5回払い:6,204円
●10回払い:3,204円
●20回払い:1,704円
●36回払い:1,049円

※初回の分割支払額
※楽天カード「分割払い返済シミュレーション」で算出
 
分割払いだと手数料(楽天カードは実質年率12.25%〜15.0%)は発生しますが、毎月支払額を安く抑えられます。
 

希望の分割回数を選べる

 
分割払いのメリットは、希望の分割回数を選べることです。例えば、三井住友カードは、3・5・6・10・12・15・18・20・24回の中から、希望の支払い回数を指定できます。
 
リボ払いのように回数を指定できない支払い方法とは違い、「12月までに支払いを終えたいので6回払い」「できるだけ毎月の負担を抑えたいので24回払い」など、自分で指定した回数で支払いを終えられるため返済期間が明確です。
 
高額な買い物は支払い回数を多め、少額の場合は支払い回数を少なめなど、購入する商品・サービスによって分割回数の使い分けもできます。
 

補償がつく場合がある

 
クレジットカードによっては、分割払いで買い物した商品に補償がつく場合があります。例えば、三井住友カードは、分割払いで購入した商品の破損・盗難による損害を購入日から200日間補償します。3回以上の分割払いで自動的に「お買物安心保険」が付帯されるもので、補償金額の上限は年間100万円です。
 
このように補償がつくクレジットカードもあり、購入した商品に何かトラブルが起きた場合でも安心です。
 

分割払いのデメリット

 
分割払いのデメリットは、金利手数料が発生するうえに、使いすぎる可能性があることです。支払い回数が増えるほど金利手数料は高くなり「利用金額+金利手数料」を支払うため、一括払いよりも総支払額は多くなります。
 
また、毎月の支払額が安く抑えられるため、使いすぎてしまう可能性があるのがデメリットです。
 
ここでは、クレジットカードの分割払いのデメリットについて見ていきましょう。
 

金利手数料がかかる

 
クレジットカードを分割払いにするデメリットは、金利手数料がかかることです。どのクレジットカードを使っても、分割払いは金利手数料が発生して利用金額以上の支払いとなります。分割払いの実質年率はクレジットカードによって異なります。
 
以下は、三井住友カードの支払い回数に応じた実質年率と利用金額100円あたりの手数料です。
 

支払い回数 実質年率(%) 利用金額100円あたりの
手数料
3回 12.00% 2.01円
5回 13.25% 3.35円
6回 13.75% 4.02円
10回 14.25% 6.70円
12回 14.50% 8.04円
15回 14.75% 10.05円
18回 14.75% 12.06円
20回 14.75% 13.40円
24回 14.75% 16.08円

 
上記のように、支払い回数が増えるほど金利手数料は高くなるのが一般的です。分割払いをすると「利用金額+金利手数料」を支払うため、手数料のない一括払いより総支払額は高くなります。
 

使いすぎる可能性がある

 
分割払いにすると毎月の支払額を安く抑えられるため、使いすぎてしまう可能性があります。例えば、楽天カードを使って10万円の商品を買い物しても、36回払いをすれば毎月支払額は初回が3,485円、2回目以降は3,457円です。
 
購入当初は「大きな買い物をしたのでしばらく節約しよう」と考えても、1ヶ月もすれば気持ちが緩み、普段通りクレジットカードを使うようになるでしょう。
 
分割払いは毎月の負担を軽減できるからこそ、利用者が「あまり使っていない」「まだまだ余裕がある」など勘違いして使いすぎることは多いです。家計が圧迫され支払いが困難になるリスクが高くなるため、使いすぎには注意してください。
 

分割払い以外の支払い方法

 
クレジットカードは分割払い以外に「一括払い」「2回払い」「リボ払い」「ボーナス払い」などの支払い方法があります。
 
一括払いは1回で支払い、2回払いは翌月と翌々月など2回に分けて支払います。リボ払いは毎月の支払額を一定にする方法で、ボーナス払いはボーナス時期に一括で支払う方法です。
 
ここでは、分割払い以外のクレジットカードの支払い方法について見ていきましょう。
 

一括払い

 
一括払いは、クレジットカードの利用代金を翌月や翌々月に1回払いする支払い方法です。クレジットカードを利用する際に、特に支払い方法を指定しなければ一括払いになります。分割払いではないため、金利手数料がかかることはありません。
 

2回払い

 
2回払いは、クレジットカードの利用代金を翌月と翌々月など2回に分けて支払う方法です。多くのクレジットカードは金利手数料が発生するのは3回払い以上なので、2回払いは手数料がかかりません。
 
例えば、10万円の商品を2回払いで購入した場合、翌月に5万円、翌々月に5万円の合計10万円を支払います。ただし、2回払いでも手数料が発生する場合がありますので、事前に確認をしましょう。
 

リボ払い

 
リボ払いは、毎月の支払いを一定額にできる支払い方法です。利用代金が増えても毎月の支払金額が一定のため、返済計画を立てやすいのが特徴です。ただし、支払いが長期化する傾向があるため、金利手数料が増え、総支払額は高くなります。
 

ボーナス払い

 
ボーナス払いは、夏・冬などボーナス時期に一括で支払う方法です。一括払いと同じ扱いのため、金利手数料はかかりません。大きな買い物をした時などに利用されます。
 
また、クレジットカードによってはボーナス2回払いも選択可能です。
 

クレジットカードの分割払いは計画的に使おう!

 
クレジットカードの分割払いは自分で回数を指定でき、毎月の支払額を安く抑えられるのが魅力です。一括払いでは手が出しづらい高額な商品も、分割払いを活用すれば手に入れやすくなります。
 
ただし、分割払いは金利手数料が発生するうえに、使いすぎる可能性があります。そのため、事前に分割払いのシミュレーションを行い、計画的に利用するようにしてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


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