更新日: 2023.05.31 クレカ

【過去最悪】クレジットカード不正利用被害額が「年間436億円」に! 原因はあなたの身近にある?

執筆者 : 小泉健太郎

【過去最悪】クレジットカード不正利用被害額が「年間436億円」に! 原因はあなたの身近にある?
クレジットカード不正利用による、被害拡大が止まりません。日本クレジット協会の調査によれば、2022年のクレジットカード不正利用額は約436.7億円で、1997年の統計開始以降、過去最悪を記録しました。
 
ここ3年の統計を見ると、2020年の253億円から2021年は330.1億円と77.1億円の増加、2022年は2021年から106.6億円の増加と急拡大していることが分かります。

図表1


日本クレジットカード協会 クレジットカード不正利用被害の発生状況を基に筆者作成
 

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クレジットカード不正利用の急拡大は、フィッシング詐欺の増加が原因?

それでは、これほどクレジットカードの不正利用被害が拡大してしまった原因は何でしょうか。こちらも統計データから探ってみましょう。
 
まず日本クレジット協会の調査によれば、2022年に記録したクレジットカード不正利用額(436.7億円)のうち、クレジットカード番号盗用によるものが全体の94.3%(411.7億円)でした。
 
さらにフィッシング対策協議会のまとめた資料によると、クレジットカード番号を盗むフィッシングサイトURL数は2022 年(9月末時点まで)で約23.4万件を記録し、2019 年の約 11.4 倍と急増しています。
 
ここ3年間で見ても、2020年の約5.6万件に比べ2021年は約8万件まで増加し、2022年(9月末時点)は、さらにその約3倍の23.4万件まで増えている状況です。つまり、フィッシング詐欺の急拡大によって、クレジットカードカードの不正利用も広がっていると考えられます。
 
著者自身、フィッシングサイトへ誘導しようとする迷惑メールが、最近多く届くようになったなと感じていました。プライベートのメールはフリーメールを使って受信しているのですが、Amazonや有名銀行などをかたるメールが多く届いている状況です。
 
中には、フリーメールの迷惑メールフィルタをすり抜けてくる詐欺メールも少なくありません。メール件名だけでは詐欺メールか判断できず、念のため本文をチェックすることもあります。
 
2004年11月に国内で初めてフィッシングによる被害が発生してから、約20年経過しました。その後、ニュースなどでフィッシング詐欺の注意喚起が頻繁に行われていますが、被害は広がり続けているのです。
 

フィッシング詐欺による被害にあわないために

フィッシング詐欺にあわないためにも、フィッシング詐欺のメールか否か、見抜くのに役立つ次のポイントを再確認しておきましょう。
 
【本当に自分あてに届いたメールか確認】
支払い情報更新など、重要な内容を伝える場合は、メール件名や本文に自分の名前や会員番号が記載されるのが一般的です。それらの記載がない場合、フィッシング詐欺のメールである可能性が高くなります。
 
【送信元のドメインを確認】
送信元のドメインが、これまでその送信元から受信しているものと明らかに違っていたら、フィッシング詐欺のメールである可能性が高いです(例:Amazonからのメールなのに、送信元のドメインが@amazon.co.jpなどでない)。
 
【サイトのURLを確認】
フィッシングサイトへアクセスしてしまった場合は、サイトのURLを確認します。そのURLのドメインが、その送信元のものではない場合は、フィッシング詐欺のメールである可能性が高いです((例:Amazonなのに、サイトのURLが「https://www.amazon.co.jp/~」などではない)。
 
【日本語に違和感がある】
メール本文の日本語に違和感があるような場合、詐欺メールである可能性が高くなります。
 
あやしいと思ったら、そのメールの件名をGoogleなどの検索サイトで調べてみるのも有効です。該当する被害報告や注意喚起が、ヒットすることも多くなっています。
 

出典

日本クレジットカード協会 クレジットカード不正利用被害の発生状況
フィッシング対策協議会 2022年版 フィッシング報告状況と対策
 
執筆者:小泉健太郎
FP2級
 

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