最終更新日:2019.05.17 公開日:2018.07.17
家計

「キャッシュレス決済」や「ポイントの活用」で家計の金融資産に大きな差が出てしまう?

最近は「キャッシュレス決済」が注目を集めています。たとえば、中国ではすごいスピードでキャッシュレス決済が進んでいて、もはやスマートフォンだけで支払いを済ませることが多いという報道をよく見ます。
 
わが国でもFinTech(金融テクノロジー)の進展が叫ばれ、キャッシュレス決済を進めようという動きが見られます。
 
とはいえ、わが国は「現金第一主義」でずっと来ましたよね。「やっぱり現金じゃないと不安」という人も多いでしょう。
 

キャッシュレス決済派の方が家計金融資産が多い

ところが、2018年6月の楽天市場の報道発表によると「キャッシュレス決済」をうまく使う家庭と、まったく使わない家庭では家計金融資産に差が出ているという結果が出たそうです。
 
また、「ポイントを活用」しているかどうかも影響があるとのことです。
 
楽天市場では、配偶者と同居している30-40代の既婚者男女400人を対象に「家計の管理」に関する意識調査を実施しました。
 
同調査で、「キャッシュレス決済派」と「現金決済派」のそれぞれに保有している家計金融資産を尋ねたところ、次のようになりました。
 
・「キャッシュレス決済派」グループの家計金融資産は約1100万円
・「現金決済派」グループの家計金融資産は約550万円
 
なんと550万円もの差が出ているのですね。
 

ポイントの貯め方でも家計金融資産に差が出るようです

また、同調査ではポイント活用と家計金融資産の関係についても分析しています。「ポイントを貯めている派」vs「ポイントをまったく貯めていない派」でも次のような差が出るようです。
 
・「ポイントを貯めている派」グループの家計金融資産は約1000万円 
・「ポイントをまったく貯めていない派」グループの家計金融資産は約330万円
 
それぞれの家計金融資産の平均値の差が、なんと約670万円もあるという結果が出ました。
 
この結果から、ポイント活用派の家庭ほど、家計金融資産が多い傾向にあるのではないかと分析されています。
 

実は夫婦間で「よく話し合う」ことも大切

ここまでのように、「キャッシュレス決済を活用している」「ポイントを活用している」家庭の方が、家計金融資産が多い傾向のようです。
 
しかしどうして「キャッシュレス決済」「ポイント活用」によってそんな差が出るのでしょうか? 
 
この調査では「夫婦で話し合う」ことについても聞いています。「お金のことについてよく話し合う」夫婦が「キャッシュレス決済派」であることが多いだけでなく、「ポイントを活用する傾向が強いとのことです。
 
また、「よく話し合う」夫婦と「ほとんど話し合わない」夫婦の比較では、「よく話し合う」夫婦の方が「ほとんど話し合わない」夫婦に比べて、お金を貯蓄に回す割合が10%以上高い結果となったということです。
 
「キャッシュレス決済」「ポイント活用」によって、やりくりをすることも大事ですが、その前にご夫婦で、お金のことについてよく話し合うことが大切で、それが積み重なり、家計金融資産が増えていくと言うことなのかもしれませんね。「よく話し合う」ことこそがキーなのかも。
 

Text:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

FINANCIAL FIELD編集部

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