最終更新日:2019.05.17 公開日:2018.08.30
家計

こんな経験ありませんか? 夫婦間のお金のトラブル

いくら仲良しでも、一緒に生活をしていると、時々起こる夫婦間のトラブル。お金の使い方や管理方法で、夫ともめた経験ありませんか。
 
趣味にお金を使いすぎる、正確な給与を教えてくれない、生活費がギリギリなど、夫婦間で発生するお金の問題と、その上手な解決方法についてご紹介しますよ。
 

お金のトラブルはなぜ起こる?

夫婦間において、お金の管理方法をしっかり決めておくことは、家計を健全に維持するために最も重要なポイントですね。
 
結婚した当初、妻がお金を管理するのか、または夫婦二人で共通の口座を作り管理するのか、きちんと話し合ったはずなのに、しばらくすると、お金の管理がうまくできていないことが分かるケースがあります。
 
こんなはずではなかった、となる前に、トラブルを事前に回避しておきたいですよね。まずは、夫婦間で起こりやすいお金のトラブルについて、具体的に見ていきましょう。
 

夫婦間で起こるお金のトラブル

正確な給与が分からない

まずご紹介する「家庭の正確な収入額が分からない」というトラブルは、以下2種類の家庭に起こりやすいといえるでしょう。
 
・夫婦共働きで、お互いが決められた金額を夫婦共通の口座に入金しているケース
・夫から妻に毎月の生活費を渡し、妻がその中でやりくりしているケース
 
このトラブルの場合、例えば、夫婦どちらかのボーナスが増えたり、逆にお給与が減ったりした場合でも、家庭の収入額の増減が明確になりません。そのため、夫婦で協力して、貯蓄を増やしたり、逆に家計を切り詰めたりといった行動を起こしにくくなってしまいます。
 

将来のお金のやりくりが不安

夫婦でお金の使い方や貯め方に認識のズレがあると、このままのお金の使い方や貯蓄の方法で大丈夫なのか、と不安に感じてしまう場合があります。
 
特に妻が妊娠出産し、これから子供が増える家庭の場合、将来の教育費や保険加入など、検討しなければならないお金の問題が山積み。
 
今まで妻が働いていた家庭において、産休・育休で一時的に収入が減って、妻が会社を退職をするケースでは、夫婦間でお金のトラブルが発生することがあります。
 

趣味にお金を使い過ぎ

夫婦共働きで、お互いが決められた金額を夫婦共通の口座に入金していると、それ以外のお金は「個人で自由に使えるお金」と認識している方も多いのではないでしょうか。
 
夫婦それぞれが、自分の好きなもの、例えば車や洋服、旅行などにどんどんお金を使ってしまっていると、計画的に貯蓄ができていないというトラブルが発生します。
 
特に、子供がいない共働き家庭の場合は、独身のころの感覚が抜けきれず、一番貯蓄しやすい時期に、なかなか貯められないという状態になってしまうことも。若い夫婦にありがちなトラブルですね。
 

夫婦間の上手なお金の管理方法

それでは、今までご紹介した夫婦のお金のトラブルを上手に解決するにはどのようにしたら良いのでしょうか。大切なポイントを2つご紹介します。
 

まずは自分からオープンに

共働きでも、専業主婦の家庭の場合でも、自分のお給与や貯蓄額をパートナーに全て公開するのは、なかなか勇気がいる行動だと思います。
 
だからこそ、夫婦が腹を割ってお金の話し合いをするために、まずは自分から、お金の情報をオープンにしてみましょう。自分の貯金額、収入額を伝えることで、夫も正確な金額を相手に話そうとする動機付けがうまれます。
 
これからも長い人生を一緒に過ごしていく夫と妻という関係性だからこそ、お金というセンシティブな内容でも、しっかり話し合うことが大切です。
 

ライフステージの変化とお金

結婚してから、妊娠出産をして、子供が成長してくという家庭のライフステージの変化に応じて、お金の管理方法や貯蓄金額を随時見直していくようにしましょう。
 
結婚当初に夫婦で決めたお金のルールは、臨機応変に状況の変化に対応していくことが大切です。子供の人数や、家の購入、さらには親からの相続など、ターニングポイントは多岐に渡りますね。
 
ライフステージの変化だけではなく、さらにお金の管理を徹底させたいと考えている場合は、1年に1回、例えば毎年年末に、夫婦でお金の管理方法を確認、修正するというルールを決めるという方法もあります。
 
家計の1年間の収支をパートナーとチェックし合うことで、お金に対する意識を高めることができ、夫婦間の絆もさらに深まることでしょう。
 
いかがだったでしょうか。夫婦間のお金のトラブルについて、理解は深まりましたか。新婚カップルでも、ベテランカップルでも、夫婦のお金の認識をしっかり合わせておくことは、良好な関係を維持する上でとても大切です。最近、お金について話し合っていないなと感じる場合は、しっかり時間をとって、家計を見直す時間を作るようにしてみましょう。
 
TEXT:FPwoman 貯金美人になれるお金の習慣
下中英恵(したなか はなえ)
FPwoman Money Writer’s Bank 所属ライター
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業)
 

下中はなえ

執筆者:下中はなえ(したなか はなえ)

FPwoman Money Writer’s Bank 所属ライター

1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業)
第一種証券外務員、内部管理責任者
2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は東京において、資産運用や税制等多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っている。
 
《FPwoman 貯金美人になれるお金の習慣》
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