2018.09.10 家計

自分で稼いだお金を自由に使える主婦はどれだけいるの?イマドキ主婦のお金事情

働き方改革で、テレワークや時短などの勤務形態が多く広まりました。これにより、子育てをしながら働き続ける女性も近年増加傾向にあるといわれています。
 
「お金が必要だから」「スキマ時間に少しでも仕事の勘を取り戻しておきたい」など、働く理由はさまざま。いずれにせよ、働いてお金をもらうということはモチベーションのアップにつながりますよね。
 
今回は、働く主婦のお金の使い方について調べてみたいと思います。
 

自分の収入は自分で使える、そんな主婦は9割近くに!

主婦に特化した人材サービス「しゅふJOB」(株式会社ビースタイル)の調査機関しゅふJOB総研が、「主婦は自分の収入を使えるか」をテーマに、働く主婦に行なったアンケート調査を見てみましょう。(※1)
 
「あなたが仕事をして収入を得たとしたら、そのお金はあなたの意思でどの程度自由に使うことができますか?(単一回答)」という質問について、上位3位は以下の回答になりました。
 

1位:自分の意思である程度は使うことができる 51.1%
2位:自分の意思のまま自由に使うことができる 35.8%
3位:自分の意思ではほとんど使えない     10.6%

 
結果、程度の違いはあるにせよ、「自分の収入は自分で使える」とした人が約87%にものぼりました。
 
働く主婦が自分で稼いだお金は、家計の足しや子どもに使うのはもちろん、その用途も自分で選択できる時代になっているようです。
 

自分で稼いだお金をもっとも自由に使える年代は?

それでは、同じ質問を年代別に比較してみましょう。
 

【年代別比較】
・自分の意思のまま自由に使うことができる:30代以下 27.0% 40代 33.5% 50代以上 42.5%
・自分の意思である程度は使うことができる:30代以下 60.1% 40代 50.9% 50代以上 47.3%
・自分の意思ではほとんど使えない    :30代以下 11.7% 40代 13.0% 50代以上 7.2%

 
比較してみると、年齢が上がるほどより自由にお金を使えているということがわかります。
 
子どもが大きくなって手が離れ、自分で稼いだお金を自由に使えるようになった、ということなのでしょうか。
 
逆に若い年代の方は、自由度がそこまで高くないという結果に。やはり子どもが小さいうちはなにかとお金がかかるため、自分で自由に使える分が減ってしまうのかもしれません。
 

日本の働く主婦の収入はまだまだ副収入の範疇?

しゅふJOB総研では、2017年にも「主たる生計者と世帯収入」について働く主婦層にアンケート調査を行っています。(※2)
 
「あなたのご家庭の収入を主に支えているのはどなたですか?(単一回答)」という質問については、以下のような回答に。
 

1位:(家庭の収入を主に支えているのは)配偶者またはパートナー 86.6%
2位:(家庭の収入を主に支えているのは)あなた          9.7%

 
これによると、家庭の収入を支えているのは主婦ではなく、配偶者やパートナーという方が9割近くという結果に。まだ日本では、主婦の収入は副収入の位置づけなのかもしれません。
 
さらに「(家庭の収入を主に支えているのは)配偶者またはパートナー」と答えた方と「(家庭の収入を主に支えているのは)あなた」と答えた方の世帯年収を比較してみると、以下の通り。
 

【世帯年収:「(家庭の収入を主に支えているのは)配偶者またはパートナー」と回答した女性】
1位:900万以上       36.7%
2位:500万以上〜700万未満 27.2%
3位:700万以上〜900万未満 18.8%
4位:300万以上〜500万未満 12.6%
5位:100万以上〜300万未満  4.0%
6位:100万未満       0.7%

 

【世帯年収:「(家庭の収入を主に支えているのは)あなた」と回答した女性】
1位:100万以上〜300万未満 47.8%
2位:300万以上〜500万未満 27.5%
3位:500万以上〜700万未満 11.6%
4位:900万以上       2.9%
5位:700万以上〜900万未満  1.4%
6位:100万未満       8.7%

 
比較してみると、世帯年収が低いほど働く主婦が家計を支えている割合が高いことがわかります。家計を支えている主婦の年収は、500万円未満が約85%ということです。
 
最近では、主婦層にターゲットを絞ったさまざまな商品やサービスが開発されています。主婦がもっと自由にお金を使えるようになれば、日本の景気もよくなるかもしれませんね。
 
※1しゅふJOB総合研究所調べ
※2しゅふJOB総合研究所調べ

Text:FINANCIAL FIELD編集部

FINANCIAL FIELD編集部

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