最終更新日:2019.01.11 公開日:2018.12.21
家計

『やっぱり家計簿ムリ』あきらめる前に見て!私の家計管理方法(2)

新年を迎えるにあたり、家計管理をしっかりやりたい。今年こそは貯金を増やしたい。そういう決心をされる方も多いと思います。
 
前半(1)では、「今年こそは家計簿をつけるぞ」と決意された人に向けて、続けるコツをお伝えしました。後半(2)では、もう少し簡単な管理方法を考えます。
 

ゲーム感覚で1か月

【「気にはなるけど、頑張れないかも」という人】
「家計簿はやっぱり無理かも」という人にも、できれば“1か月だけ”家計簿をつけてみることをお勧めしています。“貯金ができない”とか“家計管理の方法がわからない”といったご相談を受けることが多いのですが、情報が無ければ原因を見つけることは困難です。
 
とは言え、ご本人は“貯金ができない”理由について、薄々は知っています。というのも、思い当たる原因を自己申告されることが多いのです。
 
現在も「お酒かも」「洋服代かも」と自己申告された二人の方に、1か月の家計簿(レコーディング)にチャレンジしていただいています。1か月後「やっぱりね」となれば、改善はスムーズに進むはずです。1か月で無駄遣いの犯人の目星はつくと思います。
 
“お酒”が犯人かも~と疑いがあれば、記入の仕方も ○○スーパー 2,980(■ワイン1,680)としておくと良いです。■印の1か月分を合計すれば、お酒代が明確です。「これだけ飲んだ」が一目瞭然です。
 
支出を減らす対策としては、(1)外飲み→家飲みにすること (2)ビール→発泡酒のように単価を下げること、が考えられます。“これは飲みすぎ”と休肝日を作る決心ができれば、健康にも繋がります。ゲーム感覚で付けてみると続けられると思います。
 

1年に一度は資産の棚卸で現状を把握

【「家計簿は無理」と思っている人】
「家計簿は無理」という人の話を聞くと、“怖くてつけられない”という意見があります。前半(1)にも書きましたが、家計簿は家計の状況を知るデータのひとつです。家計管理に不安が無ければ、情報収集もしなくて良いかもしれません。
 
金融広報中央委員会の調査によると、2017年 貯蓄ゼロの世帯は31.2%です。年代別に少し差がありますが、50歳代の31.8%、60歳代の29.4%がゼロというのは心配です。そうならないためには、今から実情を把握する必要があります。
 
家計簿は無理でも1年に一度、資産の棚卸はしておくべきだと思います。共働きが増え、お財布が別々という家庭も増えました。複数の口座を持っている家族がほとんどです。
 
どの金融機関にいくら残高があるのか。生命保険の加入状況はどうなっているのか。住宅ローンの残債はいくらあるのか。あと何年支払期間が残っているのか。教育費は準備できそうなのか、等々。
 
日頃は後回しになっていることが多いですが、「3人に1人が貯金ゼロ」の一人にならないためには、現状を書き出して把握することが大切です。毎年繰り返すことで、資産の増減が分かります。
 
“いくら増えた”が目に見えると安心ですし、次の年のやる気に繋がります。「気が付いたら足りなかったから、ちょっと借りておこう」の体質を改善し、金力アップを目指しませんか。
 
Text:宮﨑 真紀子(みやざき まきこ)
相続診断士
 

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宮﨑真紀子

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者
大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい…。そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。



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