2019.01.24 家計

お金が貯まる家計簿を作るコツとは

新しい年が始まり、今年こそ家計簿をつけたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
 
そこで今回は、お金が貯まる家計簿を作るコツと、その際に意識したいことをお伝えします。
 

目的のない家計簿は続かない

一般的な家計簿の使い方は、買い物をしたら必ずレシートをもらうようにして、1日の終わりや月末に使ったお金を集計する、といったものですよね。
 
そして、食費〇〇円・交通費〇〇円・交際費〇〇円なんて具合に、手帳やノートに書き込む人が多いように感じます。でも、この作業って、すごくマメな人じゃないと続かないと思うんですよね。
 
家計簿の目的は『家計の収支を把握して、必要がないと感じる支出を見直す』ことにあります。支出を見直すことで、「貯蓄や投資といった、ほかの目的のためにお金を使うことができる」と気づくことが本来の家計簿をつける“目的”です。
 
なのに、家計簿をつけることが目的になっている人が非常に多いのが気がかりです。
 
家に帰ってから頑張って家計簿をつけている人や、少しの記入漏れにストレスを感じる人は、家計簿をつけることが目的になっているかもしれません。注意が必要です。
 

家計簿をつけるなら意識したいお金のこと

家計簿をつけるなら、家計簿をつけて「なにをしたいのか」を明確にすることが必要です。
 
ムダ遣いをやめてお金を貯めたいから
お金の記録を残しておきたいから
これからのことを考える指針にしたいから
など、あなたが達成したい目的を意識することが大切です。
 
また、使ったお金をただ記入するだけではなく、なんのためにお金を使ったのかも意識するとムダ遣いを減らすことができます。
 
わたしたちが使うお金には大きく3つの意味づけをすることができます。
 
生きていくために必要なお金である“消費”、いま使ったお金が今後の生きる糧となるなら“投資”、なぜお金を使ってしまったのか分からないなら“浪費”といった具合に、使ったお金に意味づけをすることで、これからのお金について考える基準を作ることができます。
 
だとすると、家計簿の細かい内訳なんてどうでもいいですよね。コンビニのレシートを見て、買ったものをすべて品目別に並べていたらすごく時間がかかりますし、内容を分けることが今後の役に立つとは思えないのが正直な意見です。
 
だったら、コンビニは食べ物や飲み物を買う場所と位置付けて、レシートの金額をそのまま食費としてしまえばいいと思います。友達と遊びに行って、ご飯を食べてカラオケに行ったなら、食費〇〇円・娯楽費〇〇円ではなく、すべての金額を合算して交際費としてしまうほうがラクでいいですよね。
 

わたしの家計簿との向き合い方

わたし自身も家計簿をつけていますが、家計簿はあくまで目的を達成するためのツールだと割り切っています。
 
なので、いまはアプリで家計を管理しています。どうすればラクに家計を把握できるだろうか、自分の性格を考えると、どんな家計簿が向いているだろうかと考え続けた結果、わたしにはアプリが合っていたんです。
 
よく使うお金をカンタンに入力できる点、面倒な集計が必要ない点がすごく気に入っています。
 

最大のゴールは家計簿をなくすこと

家計簿の目的は『家計の流れを把握し、自分が理想とする家計を築く』ことです。
 
では、家計簿を使って目指すべき場所はどこかというと、『お金のことを気にせずに、日常的に幸せなお金の使い方ができている状態』です。
 
この状態に行き着くことができれば、もう家計簿は必要ありません。
 
自分がなぜ家計簿をつけたいと思っているのか
家計簿をつけることで、家計をどのように改善したいのか
家計の状況を把握するために、自分が続けやすい方法はなにか
を考えて、実行を続けることが家計簿を続けるコツです。
 
あなたが“やりたい”と考えていることが思い通りになる年になりますように。そして、「この記事を読んでから家計簿が続くようになりました!」と感想をいただけましたら幸いです。
 
執筆者:中西雅也(なかにし まさや)
酒井FP綜合事務所/お金工房わなび所属
 
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中西雅也

執筆者:中西雅也(なかにし まさや)

酒井FP綜合事務所/お金工房わなび所属

2級FP技能士、AFP(日本FP協会認定)
「お金のことをもっと身近に感じてほしい!」をモットーに、“手帳”を使った人生設計の方法や、知っててよかったお金の話セミナーをはじめ、年間50回以上の講演を行う。

専門用語を使わないわかりやすい説明を心がけている。
http://www.fp-sakai.com



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