更新日: 2019.10.03 その他家計

増税でさらに厳しく?パパの切ないランチ事情、500円台以下が約7割も

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

増税でさらに厳しく?パパの切ないランチ事情、500円台以下が約7割も
今日のお昼は何を食べよう?というのはサラリーマンのささやかな楽しみ。都心のオフィス街ではすてきなカフェでランチ、というOLさんを見かけます。しかし、毎日のランチを外で食べるのは結構お金がかかりますよね。
 
1食1000円とすると、月2万円以上になってしまいます。お小遣いでやりくりしているお父さんには厳しいところ。それでは、お父さんたちはどんな昼食をとっているのでしょう。
 
お酒の買取専門店を運営するJOYLAB株式会社は、子どものいる男性会社員を対象に「節約」に関するアンケート調査を実施しました(※)。この結果から、サラリーマンのランチ事情を見てみましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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7割以上は社内でランチ。弁当派は3人に1人以上

まず、「ランチは主にどこで食べますか?」と尋ねると、「社内のデスクやフリースペース(54.7%)」が最も多く、次いで「社内食堂(19.7%)」というように、会社の中でランチを食べるという人が74.4%でした。「社外の店」という人は18.1%で、外で食べるのは2割弱のようです。
 
次に、「ランチでは主に何を食べますか?」と質問したところ、「自宅から弁当を持参(36.6%)」と、弁当派が最も多い結果となりました。お弁当は面倒ですが、安く済むほか、野菜を中心にしたり塩分を控えたりできるなど健康に配慮できるのでいいですよね。
 
次いで「社員食堂(19.5%)」「コンビニ食(18.8%)」と、お父さんたちはお昼にあまりお金をかけていないようです。「外食」と答えた人は18.1%でした。会社の外に出ておいしい店で食べたいものですが、毎日それではお金がかなりかかってしまいますよね。
 
「外食」と回答した人に主に何を食べることが多いのか聞いてみると、「定食(65.2%)」「ラーメン(19.6%)」「丼物(6.4%)」で約9割を占めました。男性会社員を対象にしているので、基本的にガッツリ系が多いですね。
 

ランチ代はワンコイン以下が7割。お父さんたちは普段から節約

平均のランチ代を尋ねたところ、「500円台(24.2%) 」が最も多く、次いで「300円以下(22.8%)」「400円台(20.3%)」と、ワンコイン以下が7割弱でした。多くのサラリーマンがお昼代を節約しているようです。
 
「通勤時に購入した弁当を、そのままコンビニに忘れたことが発覚し泣きそうになった…」(東京都/50代男性)「社員食堂でトレーを持ったまま躓き、全部床に落としてしまい食べれなかった」(千葉県/40代男性)「財布を開いたら100円しかなく、その日はパン1個で済ませた」(東京都/50代男性)という切ないエピソードが見られました。
 
普段から節約をしているかと質問したところ、8割近くが「はい」と回答しました。どのように節約しているのか聞くと、「自販機を使わないようマイボトルにお茶を入れて持っていく」(沖縄県/40代男性)「なるべく同じ店でポイントを貯める」(静岡県/50代男性)「3キロ以内なら歩くようにしている」(福井県/50代男性)というように、日頃から節約を意識し、実践しているようです。
 

消費税アップ後は今以上に節約。副業や私物を売ってお小遣いを増やす人も

そんな節約お父さんたちにも、消費税アップがやってきます。「消費税増税後に向けてお小遣いを増やすために行っていることはありますか?」と質問したところ、「特になし(59.2%)」が最も多く、半数以上はお小遣いを増やすことはあきらめているようです。
 
次いで「今以上に節約をする(27.4%)」と、収入を増やすより支出を減らして対応するつもりみたいですね。中には、お小遣いを増やそうと「副業をする(7.2%)」「私物を売る(4.6%)」ということを考えている人も見られます。
 
近ごろは、副業を認めている企業も増えてきましたので、本業に支障のない程度に副業をしてもよいかもしれません。また、フリマアプリなどを使って不用品を販売するのもいいですよね。
 
このように、お父さんたちは日々節約し、消費税アップを機にさらに節約する人もいるようです。しかし、お父さんが一家の大黒柱として家族を支えているのですから、時にはご褒美としておいしい店でランチをしてもいいのでは?
 
※JOYLAB株式会社「『節約』に関するアンケート」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

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