最終更新日: 2020.02.21 公開日: 2020.02.24
家計

今年はミドル世代の求人が増える?どんなスキルや職種のニーズが高まるのか?

新しい年が始まり、はや2ヶ月。出会いや別れの季節でもある春が近づくにつれ、自分も新しい環境に身を置いてみたいと考える人もいらっしゃるのではないでしょうか。環境を変える方法の一つに転職があげられます。どうやら近年は、働き盛りのミドル世代の求人に注目が集まっているようです。
 
今回は、ミドル世代のための転職サイト「ミドルの転職」を運営するエン・ジャパン株式会社が発表した、「ミドルの求人動向」の調査結果(※1)を見てみましょう。
 
 
FINANCIAL FIELD編集部

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2020年、35歳以上のミドルを対象とした求人が増える?

この調査は、「ミドルの転職」を利用している転職コンサルタントを対象に行われたもの。さっそく結果を見ていきます。
 
【2020年は35才以上のミドルを対象とした求人募集は、どのように変化するとお考えでしょうか】
1位:増加   66%
2位:変化なし 18%
3位:減少   16%
 
7割近い転職コンサルタントが、ミドル世代の求人が増えると回答しています。「減少」と回答している人は「変化なし」と回答している人よりやや少ないことから見ても、ミドル世代の求人は今年も増加傾向にあるといえそうです。
 
【「増加」と回答された方に伺います。その理由を教えてください。(複数回答可)】
1位:若手人材の不足により採用人材の年齢幅を広げざるを得ないため 74%
2位:既存事業拡大に伴う、経験者募集が増えているため       35%
3位:新規事業立ち上げに伴う、経験者募集が増えているため     32%
4位:年功序列から成果主義へのシフトが進んでいるため       27%
5位:管理職が不足しているため                  22%
 
ミドルの求人が増えると予想できる理由のトップ5は、このような結果になりました。1位は積極的な理由ではないかもしれませんが、とにかく人手が足りないという企業が多いことがうかがえます。
 
2位から5位については、ミドルを必要とする積極的な理由が並びます。まっさらな新人を一から教育する時間がなく、即戦力となる経験者を求める企業も増えているということがわかります。
 
人材不足というのっぴきならない事情はあれど、あえてミドルの経験値を買うという動向があるという事実は、転職を考える人にとって魅力的といえそうです。

ミドルを対象とした求人の年収予想は?

転職を考える理由として、「新天地で気持ち新たに再スタートしたい」「もっとやりがいのある仕事に就きたい」などさまざまあるかと思います。しかし、やはり誰しも気になるのが年収ではないでしょうか。そこで次は、ミドル世代の求人の年収予想をチェックしてみましょう。
 
【ミドルを対象とした求人募集が増えると見込まれる「年収帯」を教えてください。(複数回答可)】
1位:700万円~799万円 60%
2位:600万円~699万円 56%
3位:800万円~899万円 40%
4位:500万円~599万円 30%
5位:900万円~999万円 22%
 
トップ5は上記のとおり。ミドル世代の求人に予想される年収は、600万円~899万円が主流ということがわかります。
 
ちなみに、厚生労働省の「平成30年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況」(※2)から、新卒の初任給の平均はおよそ19万円ということが読み取れます。一概にこれに12をかけたものが年収になるわけではありませんが、仮にそう計算すると新卒の年収は200万円台と推測できます。
 
比較すると明らかですが、やはりミドルの経験や即戦力に見合った年収が十分に見込まれているということがわかりますね。

ミドルに求められるスキルや職種予想は?

最後に、転職を考えるミドル世代にどのようなスキルや職種が求められているのか見てみましょう。
 
【ミドルの転職者に対して「採用企業が求めるスキル」の上位3つを教えてください。】
1位:高いレベルでの業務遂行能力              66%
2位:業界に適応できる高い専門性              49%
3位:目標や課題を自ら設定し、解決策を考える能力      36%
4位:判断を自分で行い、それに対して責任をもつこと     32%
5位:さまざまなタイプの部下の育成・指導が的確にできる能力 23%
 
トップ5は上記のとおり。業務遂行能力や専門性、解決能力や判断力など、経験者ならではのスキルが求められているようです。
 
【ミドルを対象とした求人募集が増えると見込まれる「職種」を教えてください。(複数回答可)】
1位:営業系              48%
2位:経営企画・事業企画        45%
3位:技術系(IT・Web・通信系)    39%
4位:経理・財務・会計系        34%
5位:技術系(機械・メカトロ・自動車) 30%
 
営業、経営企画、事業企画がほぼ同じという結果になりました。現在この職種に就いている方にとっては、転職の際に選択肢が増えるというメリットになるかもしれません。近いうち、または数年後に転職を検討している方は、このような動向を参考にしてみてはいかがでしょうか。
 
出典
※1 エン・ジャパン株式会社「ミドルの求人動向」
※2 厚生労働省「平成30年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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