最終更新日: 2020.04.24 公開日: 2020.04.25
家計

先取り貯蓄は、コツコツ積み立て? それとも安定運用?

執筆者 : 重定賢治

先取り貯蓄では、目的を決め、それに合った貯蓄・運用方法を選択する必要があります。先取り貯蓄の目的や運用方法を見ていきましょう。
 
 
重定賢治

執筆者:

執筆者:重定賢治(しげさだ けんじ)

ファイナンシャル・プランナー(CFP)

明治大学法学部法律学科を卒業後、金融機関にて資産運用業務に従事。
ファイナンシャル・プランナー(FP)の上級資格である「CFP®資格」を取得後、2007年に開業。

子育て世帯や退職準備世帯を中心に「暮らしとお金」の相談業務を行う。
また、全国商工会連合会の「エキスパートバンク」にCFP®資格保持者として登録。
法人向け福利厚生制度「ワーク・ライフ・バランス相談室」を提案し、企業にお勤めの役員・従業員が抱えている「暮らしとお金」についてのお悩み相談も行う。

2017年、独立行政法人日本学生支援機構の「スカラシップ・アドバイザー」に認定され、高等学校やPTA向けに奨学金のセミナー・相談会を通じ、国の事業として教育の格差など社会問題の解決にも取り組む。
https://fpofficekaientai.wixsite.com/fp-office-kaientai

詳細はこちら
重定賢治

執筆者:

執筆者:重定賢治(しげさだ けんじ)

ファイナンシャル・プランナー(CFP)

明治大学法学部法律学科を卒業後、金融機関にて資産運用業務に従事。
ファイナンシャル・プランナー(FP)の上級資格である「CFP®資格」を取得後、2007年に開業。

子育て世帯や退職準備世帯を中心に「暮らしとお金」の相談業務を行う。
また、全国商工会連合会の「エキスパートバンク」にCFP®資格保持者として登録。
法人向け福利厚生制度「ワーク・ライフ・バランス相談室」を提案し、企業にお勤めの役員・従業員が抱えている「暮らしとお金」についてのお悩み相談も行う。

2017年、独立行政法人日本学生支援機構の「スカラシップ・アドバイザー」に認定され、高等学校やPTA向けに奨学金のセミナー・相談会を通じ、国の事業として教育の格差など社会問題の解決にも取り組む。
https://fpofficekaientai.wixsite.com/fp-office-kaientai

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先取り貯蓄の目的

先取り貯蓄は、長い期間お金を貯めていく必要のあることに対して実行していきます。例えば、子どもの進学資金の準備や老後の生活資金の準備などです。
 
ある程度、利用目的がはっきりしているため、どちらかというと、リスクがない、もしくは、ほとんどリスクがないような安定的な運用方法がふさわしいと考えられます。
 
家族の状況やライフプラン、家計簿・資産表における家計状況、知識、経験など、リスクに対しての総合的な許容度を確保している場合、家庭によってはリスクを取りながら運用するのもいいかもしれません。

先取り貯蓄における貯蓄・運用方法

安定的なプランでの運用を目指す場合、積立定期預金や定期積金などの預金、学資保険や個人年金保険などの貯蓄性のある保険が向いている金融商品といえるのではないでしょうか。
 
最近では、国の掲げる「貯蓄から資産形成へ」の流れの中で、確定拠出年金制度やNISA(少額投資非課税制度)を活用し、投資信託や株式などで投資をしながらコツコツお金を運用していこうという動きもあります。
 
一方で、確定拠出年金制度のもと、定期預金や個人年金保険で積み立てていく、低リスク型の運用方法もあります。
 
このように見ていくと、先取り貯蓄を考える際は、リスクを取るか取らないか、または、そのバランスをどのようにするか、といった資産形成のポートフォリオの組み立てが必要であると分かります。
 
また同時に、組み立てたポートフォリオが将来、どのように推移していくかというキャッシュフローのシミュレーションも必要になっていきます。深く話すと難しくなるため詳細は省きますが、リスクを取るか否かを、目的に合わせて考えるようにしていきましょう。
 
最近の傾向として、投資にまつわる言葉の問題も指摘されています。
 
具体的には「積立投資」という言葉です。これをひも解くと、コツコツ投資するという意味になります。積み立てながらお金を貯めていく場合に、コツコツという擬態語を使いますが、本来、投資という言葉自体には、“コツコツ”という意味は含まれていません。
 
しかし、これが投資にも用いられるようになったことで、「資産運用もコツコツ行う」という意味が巷に広まり、投資で安定運用が意識されるようになりました。
 
先取り貯蓄は貯蓄であり、本来の意味通り、コツコツ積み立てながらお金を貯めるものです。一方で、昨今では少しリスクを取りながら安定的に運用していく、積立投資の必要性も求められています。
 
何のために、どのような金融商品で先取り貯蓄を行うか。目的に合った方法を検討するようにしましょう。
 
執筆者:重定賢治
ファイナンシャル・プランナー(CFP)

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