公開日: 2020.04.27 家計

家計をフォーメーション化してみよう!

執筆者 : 大場脩

新型コロナウイルスの影響で、家計やお金について考える機会がある方も少なくないと思います。別のコラムでも書きましたが、私はサッカー観戦が趣味です。
 
そこで、今回はサッカーに家計を当てはめてみます。こちらもサッカー好きな方はピンと来るでしょう。
 
 
大場脩

執筆者:

執筆者:大場脩(おおば しゅう)

ファイナンシャルプランナー。

山形をベースに全国で活動する。
本人が地方在住、そして独身のため、独身向けのマネープラン、地方ならではのマネープラン実情に精通している。
得意分野は、専門用語を使わないお金の話、資産運用、確定拠出年金、保険の見直し、地方在住者の教育資金など身近なお金に関わること全般。
お金のことは前向きにシンプルに考えることがモットー。
ブログはほぼ毎日更新、専門用語を使わないわかりやすい説明を心がけている。
地元山形の金融リテラシー向上のために日々奔走中。
https://fp-syu.com/

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大場脩

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本人が地方在住、そして独身のため、独身向けのマネープラン、地方ならではのマネープラン実情に精通している。
得意分野は、専門用語を使わないお金の話、資産運用、確定拠出年金、保険の見直し、地方在住者の教育資金など身近なお金に関わること全般。
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家計を3パターンに分別

サッカーに例えると、家計は以下のように分別できます。
 
GK(ゴールキーパー)・DF(ディフェンダー)…保険(守備的な役割、お金を守る)
MF(ミッドフィルダー)…預貯金(バランサー)
FW(フォワード)…資産運用(攻撃的な役割、お金を増やす)
 
保険と預貯金は基本的に守備的なポジションを務めます。

どれかに偏るとバランスが悪くなる

例えば、資産運用だけに大きく偏り、預貯金や保険が少なすぎるフォーメーションの場合は、サッカーでいえば超攻撃的布陣です。
 
好景気のときの攻撃力(お金を増やす力)は高い反面、守備力(お金を守る力)が低いので、例えば、新型コロナウイルスのような暴落が起きると、大きく運用損が発生する可能性がありますし、病気や死亡などの不測の事態が起こった場合は、保険という守りが薄いのでその場合も大きなマイナスになる可能性があります。
 
預貯金はバランサー。サッカーでいうと中盤の舵取り役で、お金の世界では無リスク資産と呼ばれ、預貯金だけに偏ると、お金は減りませんが、お金は増えません。しかし、何かあったときにはすぐに現金化でき、すぐに役に立ちます。
 
保険はゴールキーパーやディフェンダー、お金を守る守備専門の選手です。保険だけに偏れば、死亡や病気などの不測の事態に備えた守備(お金を守る力)は堅いものの、攻撃力(お金を増やす力)は弱いので得点(お金を増やすこと)は難しいです。

守備一辺倒だと…

例えば、預貯金と保険だけで守備的なフォーメーションにした場合は、守備力が強いので、失点をしない、不測の事態には強い反面、得点を奪えない(お金を増やす力が足りない)という状況になります。
 
失点はしないけど、得点を奪えない。イメージとしては0-0の引き分けです。サッカーでは引き分けになると勝ち点1を獲得します。勝利は勝ち点3、敗戦は勝ち点0です。
 
もし、0-0で全試合引き分けた場合を考えてみましょう。J1リーグの場合は年間34試合なので、勝ち点34。勝ち点34を2019年シーズンの順位表に当てはめると、J2降格圏です。
 
実は、お金を増やす力がないというのは、安定していると思いがちですが、目標に届かないばかりか、実は致命的なのです。お金を管理する上で大切なのはバランスです。運用だけ、預貯金だけ、保険だけと一辺倒ではなく、それぞれを組み合わせていきましょう。

どのような組み合わせがいいの?

家族構成や考え方などが関わりますが、若い人はサッカーでいうと試合開始序盤なので、攻撃的な選手(資産運用)の割合を増やして、運用にもお金を回していくフォーメーションとなります。
 
逆に定年退職が近づいてくる年代は、サッカーでいうと試合終盤に差し掛かっています。リスクを下げる(資産運用の割合を減らし、預貯金や保険も含め守備的な布陣にする)ことに重きを置きます。
 
定年退職後の退職金を一気にリスクが高い投資に回すのは、守備を固めたい試合終盤に、ディフェンダーを削って攻撃的な選手を投入するのと同じ。退職金を失ってしまうことにも繋がるので避けた方が無難です。
 
サッカーが好きな方は、家計をサッカーのフォーメーションに例えて考えてみるのも面白いですよ。
 
(参考)Jリーグ2019シーズン順位表
 
執筆者:大場脩
ファイナンシャルプランナー

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