最終更新日: 2020.11.06 公開日: 2020.10.29
家計

出費を客観視して家計をコントロールしよう

執筆者 : 宮野真弓

これといった無駄遣いはしていないはずなのに、なぜかお金が貯まらない。どこから節約したらいいのかわからない。忙しい毎日の中でお金の使い道や金額を、すべて把握しコントロールするのは簡単ではありません。
 
そこで、おすすめしたいのが家計を客観視することです。家計を客観的に見てみることで、お金の使い方のクセや節約ポイントが見えてきます。
 
 
宮野真弓

執筆者:

執筆者:宮野真弓(みやのまゆみ)

FPオフィスみのりあ代表、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者

子育てファミリーや妊活カップルのライフプランニングを中心に活動しています。
結婚や妊活、出産、住宅購入など人生のターニングポイントにおけるお悩みに対して、お金の専門家としての知識だけでなく、不妊治療、育児、転職、起業など、自身のさまざまな経験を活かし、アドバイスさせていただきます。
https://fpoffice-minoria.jimdo.com/

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宮野真弓

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金融機関の通帳を活用しよう

家計を客観視するには家計簿をつけるのが一番なのですが、なかなかハードルが高いですよね。そこでまずやってみてほしいのが、金融機関の通帳記入です。すべての口座の通帳記入ができればベストですが、時間がない場合などは、まず給与振込口座などメインとして使っている口座の通帳記入をしましょう。通帳記入ができたら確認するのは次の2つ。
 
(1)現在の預金残高と1年前の預金残高を比べる
(2)通帳の「お預かり金額」欄から、給与やボーナス、その他の収入の合計金額を計算する

 
仮に、現在の預金残高が310万円、1年前の預金残高が250万円、年間の給与の合計額が350万円、ボーナスが100万円だとします。この金額をもとに、1年間で貯蓄できた金額と1年間の支出総額を計算してみましょう。
 
◆1年間で貯蓄できた金額=現在の預金残高-1年前の預金残高
つまり、310万円-250万円=60万円がこの1年で貯蓄できた金額です。
 
◆1年間の支出の合計金額=収入の合計金額-1年間で貯蓄できた金額
350万円+100万円-60万円=390万円が1年間の支出の合計金額になります。
 
1年間の支出総額と貯蓄額がわかると、「このままのペースでいくと何年後にはいくらくらい貯まっているな」というように将来の見通しが立ったり、「もう少し貯蓄のペースを上げたいからあとこれくらい節約したいな」と目標が具体的になったりします。
 
これら金額を見て「何にそんなに使ったんだろう?」と思った人は、まずは引っ越しや旅行などのイベント、車やパソコン、家電など高額商品の購入がなかったか思い出してみましょう。それでも心当たりがない場合は、普段のお金の使い方に小さなムダがたくさん隠れている可能性があります。
 

レシートを活用しよう

先ほどの計算で、お金の使い道に心当たりがない人は、レシートを使って日々のお金の使い方を振り返ってみましょう。
 
まずレシートを1カ月分集めます。集めたレシートは生活費、季節関連費、大型支出に分けます。生活費は食費や日用品費、ガソリン代、被服費、小遣いなど、生活するうえで必要な費用。季節関連費は旅行や帰省、誕生日やクリスマスなど季節特有の支出。家具や家電の買い替え等、数年に一度の支出は大型支出に分けます。
 
3つに分けたら、レシートの商品ごとに〇×をつけていきます。買って良かったものは〇、買わなくて良かったものは×、生活に必要な普通の支出は何もつけません。
 
例えば、「スーパーで安売りだったので買って帰ったけれど賞味期限内に食べきれなかった」「百円ショップで便利そうなものを買ったけれど結局使わなかった」「流行色の服を買ったけれど手持ちの服とうまく合わせられなかった」など、なぜ買おうと思ったのか、どこが〇または×だったのかを冷静かつ具体的に考えてみましょう。
 
レシート〇×チェックをしてみると、自分のお金の使い方のクセがわかります。あとは買い物の回数を減らす、買い物リストを作る、買い物前にストックを確認する、買う前にいつどんなふうに使うかをイメージする、などクセに合わせた対策を考え実行します。レシート〇×チェックを何度かしてみるだけでも、お金の使い方が変わってきますよ。
 

家計簿アプリを活用しよう

もう少ししっかり家計を管理したい人には家計簿アプリがおすすめです。家計簿はつけることが目的ではありません。それを客観的に振り返って次に生かすことが一番の目的です。でも手書きの家計簿だと家計簿をつけたことに満足してしまい、客観視するのが難しいところがあります。
 
家計簿アプリは、家計の中で食費が何%を占めているのかというような費目ごとの比率を自動計算で出したり、前月や前年同月との比較をしたりできるものが多いので、家計の振り返りが簡単です。
 
他の費目や前月と比べて多かった費目はレシート〇×チェックをしてみるなど、組み合わせて振り返ると節約ポイントが見つけやすくなりますよ。家計簿アプリにはさまざまな種類があります。
 
こちらの記事今年こそ挫折しない! 無料家計簿アプリを使ってカンタン家計管理などを参考に、自分に合うアプリを探してみてください。
 
※2020/11/6 参考記事を一部修正させていただきました。
 
執筆者:宮野真弓
FPオフィスみのりあ代表、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者

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