最終更新日: 2021.04.09 公開日: 2021.04.10
家計

私の収入は少なすぎる? 他の人はいくらもらっている?

執筆者 : 杉浦詔子

受け取った給与明細を見て、もう少しお金が欲しいなと思ったり、他の人はいくらもらっているか知りたいなと思ったりした経験はありませんか。1年間に他の人は仕事でいくらの年間収入を得ているのか、令和2年の「労働力調査」で確認してみましょう。
 
杉浦詔子

執筆者:

執筆者:杉浦詔子(すぎうらのりこ)

ファイナンシャルプランナー/産業カウンセラー/キャリアコンサルタント

「働く人たちを応援するファイナンシャルプランナー/カウンセラー」として、働くことを考えている方からリタイアされた方を含めた働く人たちとその家族のためのファイナンシャルプランニングやカウンセリングを行っております。
 
2005年にCFP(R)資格を取得し、家計相談やセミナーなどのFP活動を開始しました。2012年に「みはまライフプランニング」を設立、2013年よりファイナンシャルカウンセラーとして活動しています。
 

杉浦詔子

執筆者:

執筆者:杉浦詔子(すぎうらのりこ)

ファイナンシャルプランナー/産業カウンセラー/キャリアコンサルタント

「働く人たちを応援するファイナンシャルプランナー/カウンセラー」として、働くことを考えている方からリタイアされた方を含めた働く人たちとその家族のためのファイナンシャルプランニングやカウンセリングを行っております。
 
2005年にCFP(R)資格を取得し、家計相談やセミナーなどのFP活動を開始しました。2012年に「みはまライフプランニング」を設立、2013年よりファイナンシャルカウンセラーとして活動しています。
 

労働力調査とは?

総務省統計局の「労働力調査」では、就業時間や就業状況、失業や求職の状況などを調査し、就業者数や完全失業者数、完全失業率といった景気判断や雇用対策についての情報や基礎資料を提供しています。
 
家計相談を行っていると「普通の収入が欲しいのです」と話される相談者がいます。
 
普通という言葉に対する基準が一人ひとり異なることから、普通を回答するのはとても難しく、平均的な額しかお伝えができません。
 
労働力調査では「正規,非正規の職員・従業員の仕事からの年間収入階級別割合(2020年平均)」が公表されていますので、今回は労働力調査から他の人がいくらの収入を得ているか確認しましょう。
 

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正規、非正規の職員・従業員の収入を見てみよう

正規,非正規の職員・従業員の仕事からの年間収入階級別割合(2020年平均)
(実数の単位:万人、割合の単位:%)


※総務省統計局 「労働力調査(詳細集計)2020年(令和2年)平均」より筆者作成
※正規の職員・従業員は正社員、非正規の職員・従業員はパート・アルバイトが含まれます。
 
上の表より、男性は約3000万人、女性は約2600万人が働いており、働く人のうち男性が約53%、女性が約47%だと分かります。
 
割合では男女ともに同じように働いているように見えますが、男性は正規の職員・従業員として働いている人が多く、女性は非正規の職員・従業員として働いている人が多いという、働き方の違いが見えてきます。
 
収入は、男性は正規の職員・従業員で500~699万円の年間収入を得ている人が531万人と最も多く、次に300~399万円、400~499万円と続きます。女性は非正規の職員・従業員で100万円未満の年間収入を得ている人が595万人と最も多く、次に100~199万円が543万人と続きます。
 
女性の非正規の職員・従業員のうち、約80%の方の年間収入が199万円以下ということからは、扶養の範囲内で働く女性が多いという推測もできます。
 

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正規と非正規では働く時間にも違いがある

正規と非正規では平均的な収入にも違いがありますが、働く時間にも違いがあります。労働力調査によると、正規の職員・従業員の43.7%が週35~42時間の勤務時間となっています。
 
週40時間働くには、1日8時間で週5日の勤務となります。次いで19.7%が週43~48時間、14.0%が49~59時間となり、残業を行っていると考えられます。
 
一方、非正規の職員・従業員は、23.4%が週35~42時間と最も多く、次いで15.9%が週20~24時間の勤務となっており、週40時間程度働くフルタイム勤務と、週20時間程度働くパートタイム勤務のいずれかの選択をしていると考えられます。
 
今回は労働力調査を確認しましたが、自分にとってどのような働き方をすることが最も納得感があるか、働く時間と収入額を参考に考えてはいかがでしょうか。
 
出典
総務省統計局 労働力調査(基本集計)2020年(令和2年)平均
総務省統計局 労働力調査(詳細集計)2020年(令和2年)平均
 
執筆者:杉浦詔子
ファイナンシャルプランナー/産業カウンセラー/キャリアコンサルタント