更新日: 2021.06.21 家計

夫婦のお小遣い事情! お小遣いが足りないときはどうすればいいの?

執筆者 : 藤丸史果

皆さんのご家庭はお小遣い制でしょうか?
 
最近行われたある調査によると、夫だけではなく、妻もお小遣い制という家庭が3割ほどあり、夫婦それぞれがお小遣いの額などに不満を抱えていることが分かりました。
 
そこで今回は、お小遣いが足りないときはどうやって解決するのか、また家計を圧迫せずに解決する方法はあるのか、しっかり考えてみたいと思います。
 
藤丸史果

執筆者:

執筆者:藤丸史果(ふじまる あやか)

ファイナンシャルプランナー

相続、投資信託など、身近なファイナンスを中心に活動している。

藤丸史果

執筆者:

執筆者:藤丸史果(ふじまる あやか)

ファイナンシャルプランナー

相続、投資信託など、身近なファイナンスを中心に活動している。

お小遣い制の実態

2021年5月、株式会社UOCCが全国の20~60歳の既婚者500人を対象に、お小遣い制についてアンケート調査を実施しました。なお、対象者の平均世帯年収は642万円、また44.4%が専業主婦の家庭となっています。
 
まず「夫はお小遣い制ですか?」という質問に、「はい」と答えたのは45.2%、「いいえ」が54.8%という結果でした。夫の半数以上がお小遣い制ではないというのは少し意外に感じましたが、皆さんはいかがでしょうか。
 
一方、「妻はお小遣い制ですか?」という質問には、「はい」が29.0%、「いいえ」が71.0%と妻も約3割がお小遣い制で、自由に使える金額は決められていることが分かります。
 
ちなみに、「家計のやりくりを行う人は?」という質問に対しては、「夫」が13.4%、「妻」が57.0%、「2人で一緒に」が29.6%となり、妻が家計をやりくりしている家庭が半数以上のようです。
 

平均額と理想の額

次に、お小遣いの平均額はいくらだったのでしょうか。
 
年収、年齢、地域、また子どもの有無や人数によってもかなり異なると思いますが、今回の調査全体のお小遣い金額として、夫は平均3万53円、妻は平均1万9697円でした。
 
夫の方が約1万円多いようですが、お小遣いの内訳としてランチ代が占める割合が高いことから、自由に使えるお金が多いというわけではなさそうです。
 
また、「理想のお小遣い金額」はいくらか聞いたところ、夫は平均3万8176円、妻は平均3万268円と、夫婦どちらも現在より月にあと1万円くらいプラスしてほしいと感じていることが分かります。
 

お小遣いへの不満とは

お小遣いへの不満について見てみましょう。
 
夫のお小遣いに対する満足度については、「かなり満足」が7.1%、「まあまあ満足」が24.3%、「普通」が31.4%、「少し不満」が24.3%、「かなり不満」が12.9%という結果です。
 
妻の方は、「かなり満足」が5.6%、「まあまあ満足」が29.6%、「普通」が30.6%、「少し不満」が32.4%、「かなり不満」が1.9%という結果になりました。夫と妻でさほど変わりませんが、夫の「かなり不満」が割合として多くなっています。
 
妻が家計をやりくりしている家庭が半数以上なので、「妻に勝手に決められている」と感じている夫もいるのではないかと想像しますが、いかがでしょうか。
 
ちなみに「かなり不満」を選んだ人からは、「家計が苦しくて使えるお金がない」、「夫または妻が浪費家で納得できない」、あるいは「自分のお金の使い道を理解してもらえず、使えない」、「専業主婦でお小遣いがほしいと言えない。言っても認められない」といった理由が挙げられたそうです。
 

お心遣いが足りないときはどうしている?

では、お小遣いが不足しているときにはどうしているのでしょうか。その対処方法についても聞いたところ、次のような回答になりました。
 
割合の多い順に、「副業」が41.4%、「結婚相手にお願いする」が25.2%、「クレジットカードのリボ払い」が6.2%、さらに「親に借りる」が5.0%、「給料の前借り」が1.8%、「友達に借りる」が0.6%、「消費者金融」が0.4%という結果(「その他」が32.8%)で、副業によってお小遣いの不足分を補うという人が4割以上いることが分かりました。
 
消費者金融から借りることは最も避けたいところですが、友達や親に借りる、リボ払いなどもおすすめできません。
 

不満を解消するには?

家計を圧迫せずにお小遣いの不足を解消する方法として、副業をして収入を増やすことができるのならそれがベストだと思います。しかし、会社の禁止規定などで副業ができない、時間的に難しい、という場合はどうすればいいのでしょうか。
 
例えば、お小遣いから支出するもののルールを変更するというのはどうでしょう。
 
まず、多くの夫のお小遣いに含まれる「ランチ代」についてですが、単純にお弁当に変えることで浮いた分を自由に使えるお小遣いとして増やす、という方法が考えられます。
 
例として夫のランチ代を1日あたり700円、月に出勤する日数を22日とすると、1ヶ月あたりの出費は700×22=1万5400円になります。
 
普段の食事で余った材料を使ってお弁当を作ることにすれば、家計全体から1万5400円が浮くので、その分から少し上乗せしても家計を圧迫せず、夫がお小遣いとして使える額を今より増やすことができそうです。
 
毎日でなくても、お弁当を持って行った日があれば、その分を精算する形でもいいかもしれません。
 
ランチ代のほかにも、これまで夫、あるいは妻だけが使っていたためお小遣いから支出していたもの、例えばシャンプーなどの日用品を家族共通のものに変えて、お小遣いを使わずに済むようにする方法もあるでしょう。
 
食費にしても日用品にしても、家族で無駄なく共有すれば、その分を節約できて家計全体の支出を増やさずに済みます。
 
ご家庭によって、さまざまな工夫ができると思いますので、夫婦でよく話し合いながら、お小遣いの不満をできるだけ解消できるといいですね。
 
出典
PRTIMES 旦那のお小遣いの平均金額相場は?夫と妻でどのくらい違う?
 
執筆者:藤丸史果
ファイナンシャルプランナー