知ってトクする、お金がためやすくなる2つの視点

お金をためるコツというのは世にあふれています。例えば、人間が本来もっている動物としての本能が幸か不幸か、必ずしも合理的に判断・行動するわけではないので、それを逆手にとった方法。
 
環境、付き合う人、時間配分が変われば、行動も変わるという最もなご意見。
 
あるいは、よりFP的なアプローチであれば、あなたがかなえたい夢や想いをお金にするといくらか、それをためるにはどうしていけばよいか、というライフプランの作成。具体的な行動を促してくれる手法は、その気になればいくらでも手に入ります。
 
筆者もFPとして活動していくなかで、これらの有効性は十分にわかっているつもりですが、いまいちピンとこない部分もあり、もっと感覚的に何かほかに近い概念はないものかと思っていました。
 
そこで、いろんな方のご意見を聞いたり、自分自身経験していくなかで、「ビジネス」「働くこと」と同じように考えると、わかりやすいのでないかということ気づいたのです。
 
実は「ビジネス」と「お金の管理、資産運用」については、共通することがとても多いことに気づかされます。どちらも限りある資源(お金・時間・人材など)を割り振りながら、経営・運用していくのですからそれも当然かもしれません。
 
新年度を迎え心機一転、チャレンジ精神旺盛なこの時期に、お金をためるというテーマについて、それを活かした視点をシェアしたいと思います。