更新日: 2023.02.01 その他家計

焼き肉食べ放題は「肉より野菜」を食べたほうが「高コスパ」!? 原価率の高いお肉も確認しよう

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

焼き肉食べ放題は「肉より野菜」を食べたほうが「高コスパ」!? 原価率の高いお肉も確認しよう
好きなものを好きなだけ食べることができる食べ放題。支払う金額が変わらないのであれば、よりお得に楽しみたいと思う方も多いのではないでしょうか。食べ放題の定番メニューとしては、焼き肉の食べ放題が挙げられます。
 
この記事では、焼き肉食べ放題で「もとを取る」ために食べるべき食材、お得に食べるためのポイントを解説します。
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焼き肉食べ放題の原価は?

飲食店の原価率は30%が目安です。ただし、注文できるメニューが豊富な焼き肉食べ放題では、原価率に大きなばらつきがあります。基本的には「白ごはん」や「うどん」などの炭水化物は原価率が低く、「きのこ」や「トマト」などの野菜は原価率が高い傾向です。メインのお肉の原価は1グラム当たり1~1.5円が相場です。
 
つまり、3000円の焼き肉食べ放題コースを注文して肉だけでもとを取ろうとすると、2~3キログラムもの量を食べる必要があります。
 

もとを取るためにおすすめの食材は?

原価率から考えると、もとを取るためにおすすめの食材は野菜になります。けれども、焼き肉食べ放題で肉をまったく食べない方はほとんどいないでしょう。肉でもとを取りたいのであれば、比較的原価率の高い「牛タン」「豚トロ」「ミノ」がおすすめです。
 
焼き肉で人気の「カルビ」「ロース」「ハラミ」は原価率が低いので、もとを取りたいときには向いていません。どうしてもカルビを食べたいときは、スタンダートな「カルビ」ではなく「和牛カルビ」「骨付きカルビ」「壺漬けカルビ」などを選ぶと、もとを取りやすくなります。基本的に、外国産よりも国産の肉の方が価格は高くなるため、「国産」「和牛」と書かれた食材を注文した方がお得です。
 

お得に食べるためのポイントは?

焼き肉食べ放題の肉では、鶏肉や豚肉ではなく「牛肉」を中心に食べましょう。鶏肉は原価が低く、牛肉の半分程度になることも珍しくありません。豚トロ以外の豚肉メニューも、もとを取りたいときには不向きです。食べ放題と同時に「飲み放題」が注文できるお店がほとんどですが、ドリンクでおなかがいっぱいになってしまうと、食べられる肉の量が減ってしまうため、もとが取りづらくなる傾向です。
 
食べ放題では、さまざまな一品料理が食べられるのも魅力です。「ビビンバ」「冷麺」など焼き肉店ならではのメニューが食べたくなったときは、小さめのハーフサイズがおすすめです。
 
一品料理でおなかが満たされてしまうと、結果的に損してしまうことがあるため、食べすぎには注意してください。コストを重視したいときは、食べ放題ではない「単品価格」をチェックする方法もあります。原価が低くても、手間がかかっている料理は価格も高くなるため、お得感があります。
 

無理なくお得に焼き肉食べ放題を楽しもう

焼き肉食べ放題でもとを取るには、「きのこ」「トマト」などの野菜を取り入れながら、「牛タン」「豚トロ」「ミノ」を中心に食べていくのがおすすめです。お得感を追求するのも焼き肉食べ放題の楽しみ方のひとつですが、食べたいものを好きなように食べることも大切です。
 
肉はもちろん、おつまみ、スープ、デザートなど、豊富なメニューのなかから無理なく選んで、焼き肉食べ放題を楽しみましょう。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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