更新日: 2023.03.02 貯金

50歳台、貯蓄を増やしたい。月給は上がらないけど、お金を貯めるにはどうすればいい?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

50歳台、貯蓄を増やしたい。月給は上がらないけど、お金を貯めるにはどうすればいい?
50歳台になり、老後資金に不安を抱いている方は多いのではないでしょうか。
 
「50歳台だが思うほどお金が貯まっていない」という方は、なんらかのアクションを起こす必要があります。お金を貯めるためには、少しでも早く行動を起こして、時間を味方につけ、コツコツと継続することが大切です。
 
本記事では、50歳台がお金を貯める方法について解説します。
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50歳台がお金を貯める方法

50歳台がお金を貯める方法は
 

●節約
●貯蓄
●副業
●資産運用

 
などがあります。無理なく始めるためには、それぞれの特徴や注意点を把握して、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
 
50歳台がお金を貯める方法について、1つずつ紹介します。
 

節約をして支出を減らす

節約をして支出が減ると自由に使えるお金が増えるため、より多くのお金を貯蓄に回せます。節約に効果的なのは、以下のような固定費の削減です。
 

●家賃
●住宅ローン
●自動車ローン
●保険
●光熱費
●通信費

 
固定費を見直せば、削減効果が何年も続きます。住宅ローンの借り換え、生命保険の見直し、携帯電話の格安SIMや料金プラン変更などを検討してみましょう。節約によって支出が減れば、収入が変わらないとしても、貯蓄を増やせます。
 

先取り貯金で貯蓄を増やす

先取り貯金とは、毎月の給料から一定額を先に貯蓄に回す方法のことです。余ったお金を貯蓄に回すのではなく、収入が入った時点で強制的に貯蓄をして、残りの金額で生活費をやりくりします。
 
「毎月給料の20%を先取り貯金する」など、ルールを決めておきましょう。「毎月使いすぎて貯金ができない」という50歳台の方におすすめの方法です。
 

副業を始めて収入を増やす

本業の収入に加えて、副業で収入を得られると、家計に余裕が生まれ、より多くのお金を貯蓄に回せます。現在、以下のようにさまざまな副業があります。
 

●クラウドソーシング
●短期バイト
●ポイントサイト
●アフィリエイト
●せどり

 
平日の帰宅後や休日に副業を検討しましょう。ただし、会社によっては副業を認めていない場合があるので、事前に就業規則を確認する必要があります。
 

スキルアップをして月給を増やす

スキルアップをして会社内の評価が上がれば、昇給・昇格などにより収入アップが期待できます。給料やボーナスが増えれば、より多くのお金を貯蓄に回せます。
 
本やWebサイト、動画、セミナーなどを活用して知識やノウハウを身につけ、スキルアップを目指しましょう。資格を取得することもスキルアップにつながります。
 

NISAを利用して資産運用する

NISAとは、個人投資家向けの非課税制度です。
 
通常、株式投資などで得た利益には20.315%の税金が課せられますが、NISA口座で得た利益は非課税となります。税金がかからないので、より多くのお金を手元に残せます。NISAは、年間の非課税投資枠が120万円で非課税期間は最長5年間です。
 
ただし、NISAを利用したからといって、必ず資産が増えるわけではありません。資産運用には元本割れのリスクがあることも理解した上で始めましょう。
 

iDeCoを活用する

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは、私的年金制度のことです。自分で掛け金を拠出して、自分で商品を選び運用します。掛け金は65歳まで拠出可能です(一定の条件あり)。
 
掛け金が全額所得控除の対象で、運用益は非課税です。運用資金を受け取る場合には、公的年金等控除や退職所得控除の対象となります。高い節税効果が見込めるため、効率的な資産運用が可能です。
 
ただし、投資には元本割れリスクがあるので、iDeCoを利用すれば確実に資産が増えるわけではありません。また、iDeCoの運用資金を引き出せるのは原則60歳以降で、それまでは引き出せません。   
 

自分に合った方法でお金を貯めることが大事

50歳台がお金を貯める方法には、節約や先取り貯金、副業、スキルアップ、NISA、iDeCoなど複数あり、それぞれで特徴が異なります。
 
「節約と副業」など、複数の方法でお金を貯める方も少なくありません。大切なのは自分に合った方法で、継続して取り組むことです。
 
「貯蓄を増やしたい」と考えている方は、早速、自分に合った方法を見つけて取り組みましょう。
 

出典

金融庁 一般NISAの概要

国民年金基金連合会 iDeCo公式サイト iDeCo(イデコ)の特徴

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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