更新日: 2023.05.16 その他家計

1人暮らし、洗濯機はいくらぐらいのものを買ってる? コインランドリー利用のほうがいい?

1人暮らし、洗濯機はいくらぐらいのものを買ってる? コインランドリー利用のほうがいい?
1人暮らしで洗濯する量も少ない場合、コインランドリーを利用する人もいるのではないでしょうか?
 
ただ、長期的な目で見ると洗濯機を購入したほうが安いかもしれないと考えるときや、コインランドリーまで行く時間がないという場合は、洗濯機の購入を検討することもあるでしょう。
 
そこで、本記事では1人暮らし向けの洗濯機はどのようなものがよいのか、実際にコインランドリーを利用している人はどの程度いるのかについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

1人暮らし向けの洗濯機を選ぶ際のポイント

1人暮らしの場合、個人差があるものの、家族と暮らしている場合と比べて洗濯物が出る量が少ない傾向があります。そのため、どのような洗濯機を選べばよいのか、選ぶときのポイントについて知りたい人もいるのではないでしょうか。
 

購入価格は2~3万円が最も多い

株式会社rentryが2023年4月に発表した「1人暮らし向け洗濯機の選び方について」のアンケート調査(調査対象:1人暮らし向け洗濯機を購入した・購入を考えていると回答した20~70代までの男女220名)によると、最も購入されている価格帯は2~3万円、続いて、3~4万円になっています。
 
2万円以下の安い洗濯機を購入した人もいますが、2~4万円のものを購入した人数と比較して半分以下です。
 

乾燥機なしの洗濯機であれば容量5~6kgほどのものがおすすめ

一般的に、1日に出る洗濯物は1人当たりの平均で大体1.5~2キログラムといわれています。3日分程度の量をまとめて洗濯する場合で約4.5~6キログラムの洗濯物があると考えてよいでしょう。
 
そのため、洗濯機も一度に5~6キログラム洗濯できるものがおすすめです。乾燥機付きの場合は、洗える量より乾燥できる量が少ない洗濯機が多いため、10キログラム前後の洗濯機を選ぶのが無難といえます。
 

洗濯機にあると便利な機能

早朝や夜遅くに急ぎで洗濯したいものが出たとき、音もれが気になる場合もあるかもしれません。そういった対策には、洗濯時のモーター回転数を制御することで振動や音を抑えられる機能が付いているものがおすすめです。
 
また、日ごろから洗濯機のお手入れをするのが難しい場合は、自動洗浄機能付きの洗濯機もよいでしょう。こちらは、洗濯後に洗濯槽を自動洗浄するため、洗濯槽の黒カビや洗剤などのカスの付着を防止できます。
 

コインランドリーの利用者は20代が最も多い

株式会社プラネットが2023年1月に発表したコインランドリーに関する意識調査(調査人数:4000人)によると、1年以内にコインランドリーを利用したことがあるかという質問に対し、最も多かったのは、コインランドリーを「1年利用していない」人で、65.4%でした。続いて「半年に1回」の9.9%、「1年に1回」の8.5%という結果となっています。
 
コインランドリーの利用頻度について聞いてみると、コインランドリーを利用しているのは男女ともに20代で、そのうち男性の場合は月に2~3回程度、女性の場合は週に1回程度が最も多い結果でした。
 

車所有者のコインランドリー利用率が高い

まとめて洗濯する場合、洗濯物は数キログラムの重さになってしまいます。そのため、コインランドリーを利用する際には自、家用車を使う人が全体の60.0%と圧倒的に多い結果でした。
 
ただ、20代の場合は自家用車を利用する人と徒歩で行く人が同程度です。自宅の近くにコインランドリーがある場合はこまめに利用しやすいですし、洗濯物を持って徒歩で行くことも可能でしょう。
 

1人暮らし向け洗濯機を購入するのがおすすめ

実際に1人暮らしをしている人の洗濯事情をみるかぎりでは、普段の洗濯は購入した洗濯機を使用しているケースが多いようです。
 
コインランドリーを利用しない理由として「利用する必要性がない」「お金がもったいない」といった意見が多く見受けられました。
 
コインランドリーは、雨などで洗濯物が乾かないとき、自宅の洗濯機では洗えない布団や毛布など大きなものを洗濯したいときに利用する際に便利でしょう。
 

便利機能付きの1人暮らし向け洗濯機をうまく活用するのがおすすめ

1人暮らし向けの洗濯機は、1回で5~6kg程度を洗濯できるタイプです。
 
コインランドリーが近場にあれば便利ですが、頻繁に利用すると費用がかかってしまいます。また、近場にない場合は、洗濯物を持ち運ぶのも大変です。そういった面を考慮すると、洗濯機を購入して普段の洗濯物は自宅で洗うのがよいといえそうです。
 
洗濯物が乾かないときなど、状況によってはコインランドリーを利用するというように、うまく使い分けましょう。
 

出典

株式会社rentry 1人暮らし向け洗濯機の選び方について(PR TIMES)

株式会社プラネット コインランドリーに関する意識調査

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー