更新日: 2023.06.01 その他家計

毎月のスマホ代を節約したい!格安SIMに乗り換えたらどれだけ安くなる?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

毎月のスマホ代を節約したい!格安SIMに乗り換えたらどれだけ安くなる?
毎月の支払いで、家計を圧迫するスマートフォン代。食品・日用品・電気代などの値上がりが止まらない昨今では、スマホ代を節約するために、格安SIMへの乗り換えを検討している方もいらっしゃるでしょう。
 
実際に、大手キャリアと格安SIMで、月々のスマホ代はどれくらい違うのでしょうか。「つながりにくい」といった声の真相や、おすすめの格安SIMについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

格安SIMとは? つながりにくいって聞くけど実際どうなの?

格安SIMとは一般的に、通信設備を持つ大手キャリアからネットワークを借りて、携帯電話サービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)を指します。自社回線でサービスを提供している楽天モバイルや、大手キャリアのサブブランドを格安SIMに含める場合もあります。いずれにしても、大手キャリアと比較して、スマホ代が大幅に安くなることが特徴です。
 
MVNOの場合、通信エリアは大手キャリアと同じです。ただし、ネットワークの一部を借りているため、時間帯によっては、データ通信速度が低下する場合があります。格安SIMの中で、独自回線を持つ楽天モバイルは、地下など、場所によってつながりにくい場合があるといわれています。
 
格安SIMに乗り換える際は、月額料金だけではなく、利用する場所や使用頻度も含めて、検討するとよいでしょう。
 

つながりやすくておすすめの格安SIMは?

格安SIMの中でも、つながりやすくて、評判の高い4社をご紹介します。
 
・楽天モバイル
従量制のシンプルなワンプランで、スマホ代が分かりやすいことが特徴です。3Gまで1078円(税込み)、20GBまで2178円(税込み)、20GB以上は、データをどれだけ使っても3278円(税込み)です。
 
・ahamo
NTTドコモの格安プランで、回線品質に定評があるドコモ回線なので、安心して使えます。20GBまで2970円(税込み)、大盛りオプションを付けると100GBまで4950円(税込み)です。
 
・UQモバイル
auのサブブランド。データも通話もコミコミのコミコミプランであれば、1回10分以内の国内通話が無料で、24時間かけ放題になります。20GBまで、3278円(税込み)です。
 
・mineo
業界最安水準の格安SIMで、自分に合ったデータ容量を4種類から選べて、余ったデータ容量は翌月に繰り越せます。1GBまで1298円(税込み)、5GBまで1518円(税込み)、10GBまで1958円(税込み)、20GBまで2178円(税込み)です。
 

キャリアとの料金を比較! 月々どのくらい違う?

大手キャリアの料金プランはおおむね同じくらいで、データ量無制限プランが7000円くらいです。家族割やインターネットとのセット割など、各種割引をすべて使用すると、5000円ほどになります。
 
例えばNTTドコモの場合、5Gギガホプレミアの月額料金は7315円(税込み)で、割引適用後は4928円(税込み)です。3GBまでの場合は5665円(税込み)で、割引適用後は3278円(税込み)です。
 
大容量・無制限の格安SIMと比較すると、楽天モバイルは20GB以上無制限で3278円(税込み)、ahamoは20GBまで2970円(税込み)、UQモバイルは20GBまで3278円(税込み)、mineoは20GBまで2178円(税込み)で、格安SIMへ乗り換えることで、スマホ代が半額近くになるケースもあることが分かります。
 
3GBまでしか使わないライトユーザーも同様で、月額料金の比較では、格安SIMに軍配が上がります。
 

同じ電話番号で引き継ぎ可能! 「スマホ代が高い」場合は格安SIMもあり!?

格安SIMへの乗り換えは、手続きに手間がかかると考えている方は少なくありません。しかし、携帯電話の乗り換え(MNP)手続きは簡単です。同じ電話番号を引き継ぐことができて、手数料は原則無料です。
 
「スマホ代が高い」とお考えの方は、格安SIMへの乗り換えを検討してみるのもよいかもしれません。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集