更新日: 2024.12.08 貯金

そろそろ貯金が「1000万円」を超えそうです。銀行口座預金が1000万円を超えたら、分けたほうがよいと聞きましたがなぜでしょうか?

そろそろ貯金が「1000万円」を超えそうです。銀行口座預金が1000万円を超えたら、分けたほうがよいと聞きましたがなぜでしょうか?
預金が1000万円に近づいたとき、どのように管理すればよいか気になるものです。1000万円を超えたら預金口座を分けるほうがよいという話を耳にした方もいるでしょう。口座を分けるほうがよいという話には、ペイオフ制度が関係しています。
 
本記事では、ペイオフ制度の保護上限について解説し、生活費と貯蓄を分けて管理するポイントや複数口座を持つ際の注意点などを紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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ペイオフ制度の保護上限が1000万円

銀行口座の預金が1000万円を超えたときに口座を分けるほうがよいといわれる理由には、ペイオフ制度により保護される金額が関係しています。ペイオフ制度では、1人当たり1金融機関ごとに元本1000万円+破綻日までの利息が保護されます。
 
ペイオフ制度は、銀行が破綻した場合に一定額の預金が保護される制度です。通常の普通預金や当座預金などが保護の対象である一方、外貨預金などの一部の預金は対象外です。また、法人や個人事業主が利用する決済用預金は上限なく全額保護されますが、個人の預金は1000万円の保護上限に従う必要があります。
 
そのため、1000万円を超える預金を保有する場合には、リスク分散のために複数の金融機関に現金を分けて預けるほうがよいといえるでしょう。
 

銀行口座を分けるそのほかのメリット
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