更新日: 2019.06.14 葬儀

早めに考えておきたいお墓の購入。お墓購入に関する実態をチェック!

早めに考えておきたいお墓の購入。お墓購入に関する実態をチェック!
みなさん、お墓の購入について考えたことはありますか?
 
お墓の購入は、一生のうちに一度きりの特別な買い物。早い段階から家族で話し合っておくことに損はありません。
 
最近では、公営墓地の抽選倍率が高く、なかなか希望のお墓が買えないといったニュースも目にします。そこで今回は、株式会社エイチームライフスタイルが発表した「お墓購入に関する実態調査」(※)の結果を見ていきましょう。
 

【PR】オンライン完結する不動産の名義変更サービス

【PR】そうぞくドットコム不動産

おすすめポイント

・戸籍謄本など必要書類の取得、全国対応
・各種申請書一式の自動生成、法務局郵送
・不動産が何筆でも、相続人が何人でもOK
・Webからの資料請求で特別価格85,000円

FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

ずばり、お墓購入にかかった費用は?

【実際にお墓の購入にかかった費用はいくらでしたか?】
1位:100万円未満        25.0%
2位:100万円以上〜150万円未満 23.1%
3位:200万円以上〜250万円未満 17.5%
4位:150万円以上〜200万円未満 16.6%
5位:250万円以上〜300万円未満  6.5%
 
一番多かったのが、100万円未満という結果に。合計すると、150万円未満でお墓を買った人が約半数ということがわかります。墓地の場所はもちろん、使っている石材などさまざまな要因が重なると、天井が見えないほど膨らみがちなお墓の価格。
 
なかなか相場が見えにくいものですが、まずは150万円程度を目安に検討してみるといいかもしれませんね。
 
一生に一度の買い物となると、なかなかひとりでは決定しにくいですよね。お墓を買ったみなさんは、買う際に誰に相談して決めたのでしょうか。
 
【お墓の購入に関してどなたに相談しましたか?(複数回答)】
1位:伴侶(夫or妻)        56.5%
2位:父母             50.0%
3位:兄弟・姉妹          34.1%
4位:親戚             23.7%
5位:子ども            14.0%
6位:ネット(専門家、掲示板など) 11.7%
6位:友人・知人          11.7%
8位:祖父母            11.0%
9位:会社の上司・同僚        8.1%
10位:誰にも相談していない      5.2%
 
結果は上記のとおり。やはりまずは伴侶と両親といった近い家族に相談する人が多いようですね。ギリギリまで購入を引き伸ばすのではなく、相談できる家族がいるうちに購入を検討する人が多いということでしょうか。
 
また、いざ自分がお墓に入ったあと、お墓を管理することになる子どもに相談するという人も14.0%いるようです。なかにはインターネットを利用して相談するという人もいるあたり、時代の流れを感じますね。
 
逆に誰にも相談しなかったという人たちは、5.2%にとどまりました。やはり買って終わりといった買い物ではないですから、誰かしらに相談する人が多いのでしょうか。
 

お墓購入前に知っておくべきこととは?

予算を決めて、相談する人も決めて……。いよいよお墓を購入!といきたいところですが、あらかじめ調べて知っておくべきこととして、どんなものがあげられるのでしょうか。
 
【お墓を購入する前に知っておきたかった情報は何ですか?(複数回答)】
1位:お墓の管理法               51.9%
1位:墓石購入に関する費用           51.9%
3位:お墓の種類(一般墓、樹木葬、納骨堂など) 51.3%
4位:墓地購入に関する費用           46.1%
5位:石材の種類(耐久性の良い石の種類など)  45.8%
6位:檀家制度                 31.5%
7位:購入から建立までの期間          31.2%
 
みなさん、かなりさまざまな情報を事前に知っておきたかったと回答しています。
 
1位の「お墓の管理方法」も、きちんと調べておかないと知らないことばかりですよね。永代供養の場合は別ですが、基本的に献花はもちろん、お墓や自分の敷地の清掃は自ら行うもの。それを考慮せずに安いからといって遠くのお墓を買ってしまった場合、のちのち管理に手間がかかって困る……ということもありそうです。
 
また、同じく1位の墓石購入に関する費用についても、やはりリサーチが必要ですね。
 
たとえば先程のアンケート結果から「150万円」を予算に設定したとしても、希望の土地によってはもっと高く設定しないと購入が厳しい……なんてことも。お墓の管理法も含めて、予算や土地、お墓の種類などを突き合わせながら検討し、近しい人と相談して決めていくのがよさそうです。
 
しかし、こうもたくさん検討することがあると、いつまで経っても決まらないのでは……と不安になる方もいらっしゃるのでは?そこで最後に、実際にお墓を購入した人たちがどのくらい検討に時間をかけたのかを見てみましょう。
 
【お墓について、検討から実際の購入(契約)までにどのくらいの期間がかかりましたか?】
1位:3ヵ月以上〜6ヵ月未満  25.3%
2位:1ヵ月以上〜3ヵ月未満  21.8%
3位:1ヵ月未満       21.1%
4位:6ヵ月以上〜12ヵ月未満 16.9%
 
この結果を見ると、意外にみなさん早めに決断されているという印象ですね。お墓の購入に至るまで、検討期間は3ヵ月未満という人が約4割になりました。
 
しかしなかには3年以上かかったという人も6.8%で、やはり悩む人はじっくり時間をかけて検討するということもわかります。
 
お墓の予算、そして事前に知っておくべきことを踏まえ、お墓購入の際の参考にしてみてくださいね。
※株式会社エイチームライフスタイル「お墓購入に関する実態調査」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
 

【PR】相続する土地・マンションがあなたの生活を助けるかも?