最終更新日:2019.01.10 公開日:2018.05.19
保険

保険とは、何かあってから考えるのでは遅すぎる。 何もない今が検討する時!?

先日、コンビニから走って出てきた小学生の男の子を、自転車でひき逃げした男の映像が何度もニュースで流れました。
 
多くの人が見たからこそ、早期逮捕に結びついたのでしょうが、事故は他人事ではありません。私も自転車で交通事故を起こしたことはありませんが、自動車で交通事故を起こしたことはあります。
 
事故を起こした直後に逃げるのは許されることではありませんが、どうしたらよいのかわからない気持ちはわかります。今回は、そんな不測の場面に備える保険の見直しを一緒に考えてみましょう。
當舎緑

執筆者:

Text:當舎緑(とうしゃ みどり)

社会保険労務士。行政書士。CFP(R)。

阪神淡路大震災の経験から、法律やお金の大切さを実感し、開業後は、顧問先の会社の労働保険関係や社会保険関係の手続き、相談にのる傍ら、一般消費者向けのセミナーや執筆活動も精力的に行っている。かながわ県民センターや横浜市の区役所での行政書士相談、金融機関での年金相談、病院でのがん患者就労支援相談員としても活動している。セミナーの得意テーマは、教育資金の準備方法、社会保険の仕組み、エンディングノートの作り方、これから始めるやさしい終活、成年後見の活用方法、家族信託の仕組みなど。著書は、「3級FP過去問題集」(金融ブックス)。「子どもにかけるお金の本」(主婦の友社)など。子どもにかけるお金を考える会のメンバー、一般社団法人かながわFP生活相談センター理事。一男二女の母でもある。

 

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當舎緑

執筆者:

Text:當舎緑(とうしゃ みどり)

社会保険労務士。行政書士。CFP(R)。

阪神淡路大震災の経験から、法律やお金の大切さを実感し、開業後は、顧問先の会社の労働保険関係や社会保険関係の手続き、相談にのる傍ら、一般消費者向けのセミナーや執筆活動も精力的に行っている。かながわ県民センターや横浜市の区役所での行政書士相談、金融機関での年金相談、病院でのがん患者就労支援相談員としても活動している。セミナーの得意テーマは、教育資金の準備方法、社会保険の仕組み、エンディングノートの作り方、これから始めるやさしい終活、成年後見の活用方法、家族信託の仕組みなど。著書は、「3級FP過去問題集」(金融ブックス)。「子どもにかけるお金の本」(主婦の友社)など。子どもにかけるお金を考える会のメンバー、一般社団法人かながわFP生活相談センター理事。一男二女の母でもある。

 

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自転車事故の補償は高額になることも

ご存知の人もいるでしょうが、自転車で事故をした場合、補償は高額になることがあります。
 
自転車同士の事故でも9,266万円、自転車と歩行者の事故でも9,521万円という高額請求がされたことは、子どもを持つ親にとっては驚愕(きょうがく)でした。それも、事故を起こした子どもではなく、保護者に請求されたのですから。
 
こんなに高額となったのには、いくつかの要素が含まれています。
 
自転車と歩行者の事故の場合、歩行者の女性は、寝たきりで意識が戻らなかったことで、将来の介護費、将来受け取れたであろう逸失利益、後遺症に対する慰謝料という要素が重なり、9,521万円という高額となりました。
 
特殊なケースといえるでしょうが、日常のリスクに対する保険は何があるかわからないと想定して、加入を検討するべきでしょう。自転車保険の加入を強制する自治体もありますが、まだ自転車事故に対する保険は個人で備えるべき保険といえます。
 

個人賠償責任保険は、知らないうちに加入していることも

自転車事故に対する補償で、まず選択肢として挙がるのは、個人賠償責任保険です。この保険は、知らずに加入している人が多い保険です。
 
自動車保険、火災保険など、一見まったく関係ない保険に特約として付加しているので、加入しているにもかかわらず「何かに入っていると思う」と、補償の詳細を知らない人が多いのです。
 
個人賠償保険は特約として、月々数百円という負担ですが、最大数億円が保険金として支給され、なかには示談交渉もしてくれるという優れものの保険です。
 
ただし、少額短期保険など、補償額の最大金額が少ない保険もありますし、一部自動車やバイクなどの事故など補償対象外になる場合がありますので、補償内容はしっかりと確認しておくべきでしょう。
 

自転車のリスクに備えるほかの選択肢もある

自転車の事故は数年減少していましたが、平成29年に増加に転じました(推移表参照)。高額補償になることもある自転車の事故に対する「自転車保険」は、今や複数選べるようになってきています。
 
パンクやバッテリー切れ、夜間のライトの電池切れなど、ロードサービスが付いているものや、部活、アウトドアのケガなどが対象になっているものもあります。
 
保険も本人のみか、家族全員加入するのか、入院日額の金額など、さまざまな条件で保険料は異なりますが、自転車を日常的に乗る人にとっては、ぜひ検討していただきたい保険といえます。
 
ただ、部活などの事故については、学校で加入していることもありますし、複数の保障を付けている人もいますので、必要な保障が重複することで、保険料が高くならないようにしたいものです。
 
日常生活に潜むリスクはさまざまです。毎日、何もないのが一番ですが、事件や事故で「魔がさした」という思いをした人も多いでしょう。
 
加害者になった時に、懐が痛むだけではなく、気持ちも暗くなることを考えれば、自分で相手方と話すのではなく、示談交渉のサービスがついているものもいいでしょう。
 
何かあった時に「頼れる保険」があることは心強いものです。この機会に、ぜひ日常生活のリスクに対する我が家の保険を見直してみましょう。
 


 
Text:當舎 緑(とうしゃ みどり)
社会保険労務士。行政書士。CFP(R)

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