最終更新日:2019.06.13 公開日:2019.05.21
保険

支払い回数で保険料が変わる!?お得な保険活用術

皆さんは保険に加入されるとき、保険料は毎月支払うタイプで契約されていますか? 実はそれ以外に半年に1回や、1年に1回支払う方法が保険会社によって用意されていることがあることをご存知ですか?
 
これらの支払い方法は「月払」、「半年払」「年払」と呼ばれており、それらの仕組みとさらに「一時払」「前納」という方法も合わせて解説します。
 

保険料の決まり方

今の日本国内で発売されている「保険」と呼ばれる商品は全て金融庁の認可を経た上で販売されています。その金融庁の認可を受けるときの「保険料」は1年間分の費用が基準になっています。つまり、「年払(ねんばらい)」という方法が本来の保険料の基準になっているのです。
 
しかし、保険とはいざという場合に大きな金銭的補償をしてくれるものなので、特に生命保険などの場合は保険料が高くなることが往々にしてあります。
 
そのため、「半年払(はんねんばらい/はんとしばらい)」や「月払(つきばらい)」という形をとって負担が軽減されるようになっているのです。
 

支払い回数による違い

「年払」「半年払」「月払」、これらの支払い回数による違いはどのように保険料に影響するのでしょうか? 簡単なイメージとしては、クレジットカードの分割手数料をイメージしていただければよろしいかと思います。
 
すなわち、「年払」<「半年払」<「月払」の順で年単位の保険料が変動します。保険会社や保険種類などによって総保険料の差額はまちまちですが、おおむね3%~5%程度の差になることが多いようです。
 
年間単位では数千円~数万円の差でも、支払期間が保険の場合は30年など長期にわたるものが多いため、総支払額を見ていくと最終的に数十万円の差になり、見逃すことができない差になるといえます。
 

保険の内容によっては「月払」にしておいた方がよいことも。

同じ保障が得られるのであれば、安い方がよいという点についてはほぼ全ての方が同意されるかと思います。しかし、ある保険の場合だけは「月払」にした方がよいと考えられるものもあります。
 
それは「外貨建て年金保険」(毎回円支払い)の場合です。この保険の場合は「ドルコスト平均法」を使い外貨の保有量を増やすことが将来の年金額の増加につながるため、為替相場の変動をうまくキャッチしていくためには、「年払」「半年払」で保険料を減らすことよりも「月払」で保険料の支払い回数を増加させる方が、有効になってくるといえるからです。
 

少し敷居が高い「一時払」と少し似ている「前納」

これまで、通常の支払い方法について解説しましたが、もう少し違う方法があるので、簡単に解説します。
 
(1)一時払
こちらは、一括で保険料を初回に全て支払いをすることが前提の保険になります。販売されている商品として数は多くありません。「一時払終身保険」と呼ばれるものが多く、支払保険料に対して保険金額が大きくなることがほとんどであり、特に外貨建ての場合はさらにその大きくなる比率が高いことがほとんどです。
 
ただし、最低保険料が200万円~などかなりの高額であることが多いため誰でも加入できる保険ではないものです。
 
(2)前納
こちらは「年払」を保険料払込期間の全て、あるいは一部分を先に支払ってしまうことです。基本的には「年払」の保険料を保険会社に預けておき支払時期になったら勝手に充当してくれるイメージです。保険会社によって取り扱いがそもそもなかったりする場合もあるので、注意が必要です。
 

まとめ

本稿では保険料が支払い方法で変わってくるということを解説しました。注意点としては最終的な保険料の安さを追い求めるあまり、毎年の保険料を支払う時期に家計を圧迫してしまっては本末転倒といえます。そうならないためには支払方法を知った上で、ご自分の家計と相談しながら決めていきましょう。
 
保険会社によってはすでに加入している保険でも支払方法を変更できる場合もあります。ですので、これを機会に担当者に確認してみることもよいかもしれません。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

FINANCIAL FIELD編集部

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