公開日:2019.09.29 保険

生命保険と損害保険って何が違うの? 増税前におさらいしておこう!

2019年10月から値上げされるものは何でしょう。消費税が10%になるのはみなさんご存じのことと思います。実は、主要保険会社の火災保険の値上げも実施されます(一部は値下げされます)。
 
なんとなく加入していて内容についてよくわからない、というみなさん。この機会に、保険の仕組みを知り、生命保険と損害保険の違いや、なぜ保険料が改訂されることがあるのか、などよく理解しましょう。
 
加入している保険の内容を見直して、不要なものを省いたら、節約になるかもしれませんよ。
FINANCIAL FIELD編集部

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保険とは?

保険は、偶然の事故や病気で困った人や、図らずモノを壊したり、人をケガさせたりして相手に損害を与えてしまった場合に、保険加入者があらかじめ出し合っていたお金を支払うことで助ける仕組みです。
 
「〜共済」「~保険会社」などが販売しており、さまざまな商品があります。よく知られているのは「自動車保険」「生命保険」「医療保険」「火災保険」「地震保険」などです。

生命保険と損害保険の違いとは?

生命保険は、人の命や病気やケガによって被るリスク等に関わるお金の損失をカバーしようとする保険です。保険料を支払うことで、人の生死に関して一定額の保険金を支払うことを約束されるものです。
 
具体的には、「死亡に伴うリスク」「病気・ケガに伴うリスク」「長生きに伴うリスク」に対して保障しようというものです。
 
これらのリスクに対しては、国(年金など)や企業(退職金など)の保障がありますが、足りない場合は各自で補う必要があります。そういったとき加入するのが生命保険です。
 
一方、損害保険は、保険料を払うことで、偶発的な事故による、モノやそれに付随する損害と同等の価値のお金が支払われる保険です。
 
モノに対する「物保険」(地震保険、火災保険や車両保険など)、人に対する「人保険」(搭乗者傷害保険、自損事故保険、人身傷害補償保険、労働災害総合保険など)、モノや人に損害をもたらしたため賠償する「損害賠償保険」(個人賠償責任保険、対人賠償保険、対物賠償保険など)など、失われたモノの対価、同等の価値を支払う保険です。
 
つまり、損害保険は損害を被った金額分のみが保険契約範囲内で支払われます(実損填補といいます)。

なぜ保険料が変更されるのか?

加入者が負担する保険料は、保険会社が負担するリスクの度合いに比例したものでなければいけません。リスクの高い人には、高い保険料を、リスクの低い人には低い保険料を適応することになります。
 
損害保険料を算出するために、損害保険料率算出機構が「参考純率」を保険会社各社に提供し、各社はこれを参考に独自に保険料を算出します。この「参考純率」が平均5.5%引き上げられたため、2019年10月から保険料が変更されることになりました。
 
自賠責保険・家計地震保険については、損害保険料率算出機構は基準料率を算出します。そして、2019年1⽉に値上げとなりました。
 
ちなみに生命保険料は、2018年春、11年ぶりの値下げを果たしました。生命保険料を計算する元となるデータ、標準生命表の見直しが行われたためです。公益社団法人日本アクチュアリー会が発表した「標準生命表2018」によるもので、その前は「標準生命表2007」により算出されていました。
 
つまり、この11年間で日本人の平均寿命が延び、それに伴い保険料が改訂されたわけです。

生命保険は保険金額どおりの額、損害保険は実際にかかった額、が支払われる

生命保険は、実際にいくらかかったかという額に関わらず、保険金額がそのまま支払われます。いくつか加入している場合は、それぞれから支払われます。損害保険は「実損填補」といって、「損害を被った同等の価格」が支払われます。
 
このため、いくつも損害保険に加入していたとしても、支払われるのは、あくまで失った分のみで重複して支払われることはありません。つまり、重複して加入していても、あまり意味がないということです。
 
出典
損害保険料率算出機構「【火災保険】参考純率改定のご案内」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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