更新日: 2020.08.26 その他保険

終身保険の種類や必要性って?どんなメリット・デメリットがある?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

終身保険の種類や必要性って?どんなメリット・デメリットがある?
終身保険とは、一生涯保障が続く保険のことです。終身保険にはメリットもあればもちろんデメリットもあります。
 
今回は終身保険の種類や必要性、メリット・デメリットまで詳しく解説していきます。終身保険選びの参考にしてください。

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終身保険とは?

終身保険とは生命保険のひとつです。被保険者が死亡もしくは高度な障害状態になった際に、事前に指定した受取人が保険金を受け取れます。
 
また被保険者が死亡したり高度障害状態になったりする前に解約した場合、「解約返戻金」を受け取ることができ、貯蓄性も兼ね備えているのが特徴。
 
被保険者に万が一のことがあった場合は家族の生活を金銭的に支え、途中で解約すれば被保険者がまとまったお金を受け取ることができる心強い保険です。

保障期間は一生涯!

終身保険は途中解約しなければ、被保険者が死亡または高度障害状態になるまで保障が一生涯続きます。契約を更新したりする必要がないため、保険の管理をするのが苦手な人にもおすすめです。

保険料の払込期間を選ぶことができる

終身保険料の払込期間には大きく分けて「終身払い」と「短期払い」の2つがあります。
 
終身払いとは、被保険者が死亡または高度障害状態になるまで毎月保険料を払い続ける払込方法です。月々の保険料は安くなりますが、老後にも保険料の支払いが発生します。
 
一方、短期払いは、決められた期間内または年齢までに保険料を支払い終える払込方法です。月々の保険料は高いですが、老後は保険料の支払いがありません。

途中で解約すると解約返戻金がもらえる

終身保険は途中で契約を解約すると「解約返戻金」を受け取れます。
 
保険に加入している年数が長いほど解約返戻金の金額は増えます。保険加入年数によっては、これまで払ってきた保険料の総額を上回る解約返戻金を受け取れるケースも。
 
逆に契約期間が短いうちに解約してしまうと解約返戻金をもらえなかったり、解約返戻金が払ってきた保険料総額を下回ったりする可能性もあるので、頭に入れておきましょう。

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終身保険のメリットについて

終身保険のメリットは「保障が一生涯続く」「被保険者が死亡した場合遺された家族に保険金が入る」「途中解約しても解約返戻金が入る」ことです。
 
さらに保険料を払っている間は、生命保険料控除を受けることができ、節税効果も期待できます。

終身保険のデメリットについて

終身保険のデメリットは、解約しても解約返戻金を受け取れない掛け捨てタイプの保険に比べて、毎月の保険料が高いことです。毎月無理なく払い続けることができる保険料で契約するようにしましょう。
 
また終身保険は長期的な保障です。契約時より物価が上昇すると、将来受け取る保険金や解約返戻金が少なくなるリスクも考えられます。

終身保険には4種類ある

終身保険には「低解約返戻金型終身保険」「積立利率変動型終身保険」「外貨建て保険」「変額保険(終身型)」の4種類があります。それぞれどのような保険なのか見ていきましょう。

1.低解約返戻金型終身保険

低解約返戻金型終身保険では、途中で解約した際の解約返戻金が通常の終身保険の約70%前後とやや少ないのが特徴です。そのため通常の終身保険と比べて、毎月の保険料が安く設定されています。
 
ただし保険料の払込が完了した後の解約返戻金は、通常の終身保険とほぼ同額になります。

2.積立利率変動型終身保険

通常の終身保険では契約する際に「予定利率」が定められます。
 
それに比べて積立利率変動型終身保険は、定期的に積立利率に市場金利を反映させるため、将来受け取る保険金や解約返戻金が変動するのが特徴。
 
積立利率変動型終身保険はインフレに強く、保険料払込期間中に物価が上昇すると、将来受け取る保険金・解約返戻金が増加します。
 
また積立利率変動型終身保険には積立利率の最低保証が設定されていて、元割れリスクもありません。しかし、解約返戻金には元本割れのリスクがあるので注意しましょう。

3.外貨建て保険

外貨建て保険は、主に米ドルやユーロなどの外貨で保険料を払い、保険金や解約返戻金も外貨で受け取ります。
 
外国は日本に比べて金利が高いため、高い金利で運用できるのがメリット。
 
しかし為替の影響を受けるため、保険金や解約返戻金が払込保険料を下回る可能性もあるので注意しましょう。

4.変額保険(終身型)

変額保険(終身型)は、契約した保険会社が資産を株式などの金融商品で運用し、その運用実績に応じて将来受け取る保険金や解約返戻金の金額が変動します。
 
被保険者が死亡または高度障害状態になった際に受け取る保険金は、最低でももらえる保険金「最低保証額」に運用実績をプラスした金額です。運用実績が良ければ、受け取る保険金も増える仕組みになっています。
 
しかし途中解約による解約返戻金と満期保険金については最低保証額がありません。そのため運用実績によっては、解約返戻金と満期保険金の受取額が減る可能性もあります。

メリット・デメリットを理解して最適な終身保険に加入しよう

終身保険には4つの種類があり、それぞれにメリットやデメリットがあります。保険会社の人に言われるがままに契約してしまうと、毎月の保険料が高額になって払えなくなったり、将来受け取る保険金が少なくなったりする可能性も考えられます。
 
終身保険のデメリットもしっかりと理解して、自分にとって最適な終身保険に加入しましょう!
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

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