公開日: 2020.10.06 保険

終身の「がん保険」ってどんな保険?メリット・デメリットと加入時の注意点とは

「がん」という病気は日本人の死因の第1位で、死亡者数の27.4%を占めています(厚生労働省の2018年人口動態統計より)。そのリスクに備えるがん保険は、さまざまな会社から多くの種類が販売されており、一体どれを選んだらいいのかよく分からないという人も多いのではないでしょうか?
 
本記事では、がん保険について簡単に説明し、加入時のポイントを考えていきます。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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がん保険とは?

がん保険とはその名のとおり、がんであると確定診断を受けたときや、がんによる入院・手術をした場合に保険金が支払われる保険です。広い意味で医療保険の一種であることから、がん保険だけではなく、医療保険の特約というかたちでがんに関する保障を手厚くするものもあります。
 
いずれにせよ、がん保険を選ぶ上で一番重要なポイントは、もし自分ががんにかかってしまった場合、どのような保障が欲しいのか、それにマッチしている保険なのかを検討することです。

終身保険とは? 定期保険とは?

まずは保障のタイプで検討します。
 
終身保険とは、保険の対象者が亡くなるまで保障が続くので、いつがんになっても安心できるようにしたいという方にお勧めです。
 
メリットは終身にわたって保障される点で、デメリットとしては保障期間が長い分、支払い保険料が高額になること。また支払期間を終身とした場合、高齢となって収入が減ってしまったとしても、保障を維持するためには保険料の支払いを継続しなければならないことです。
 
次に定期保険です。こちらは保障される期間を限定した保険となり、保障期間は自分が現役で働かないといけない間だけで十分、といった考えの方などにお勧めです。
 
メリットは期間が限定されている分、保険料が割安であることです。
 
デメリットは保障期間を1日でも過ぎると一切保障がなくなってしまう点です。保障の延長ができるタイプもありますが、再度健康状態の申告と審査が必要であり、もし状態が悪くなっていた場合には保障の延長、または新たな保険への加入ができない可能性もあります。また、ライフプランが変わったときなどは見直しも必要です。
 
どの保険にも終身、定期があるわけではなく、また終身がん保険と定期がん保険で保障内容にも違いがあることが多いため、両方をよく比較した上で検討することが大切です。

保障内容はどうすれば良い?

保障内容を選ぶ上での注意点として、多くのがん保険に取り入れられている3つの保障についてポイントをあげます。

1. がん一時金

「がんの診断確定」がなされた場合に数万円~数百万円の一時金が支払われるものです。メリットとしては保険金の使途に制限がないので、入院前の準備や医療費以外のさまざまな支出に利用可能なことです。注意点は支払いの条件で、診断後一度限りなのか、再発であれば2年に1回を限度に何度でも支払われるのかなど、事前に確認が必要です。

2. 入院、手術給付金

これは医療保険に近いもので、入院1日あたり数千円、手術1回数万円~数十万円の保険金が支払われます。日数、回数単位で保険金が支払われるので、治療費の保障として分かりやすく便利です。注意点は、入院時の抗がん剤の経口投与は対象外であったり、複数回の手術をした場合、その間隔が短いと1回分しか支払われないというケースがあることです。

3. 先進医療給付金

がんで先進医療を受けた場合に医療費が全額自己負担となることから、それに備えるためのもので、先進医療に関わる自己負担分の保険金が支払われます。メリットとしては、安い保険料で先進医療の高額な費用をカバーできる点です。
 
注意点は、まず先進医療自体が保険医療になるかならないかを検証するための実験的な治療であり、効果が得られるとは限らないことです。また、症状に対して保険が適用になるかどうか条件が厳しいことなどがあります。さらに、上限額が定められていることがほとんどであり、その額がいくらかを確認しておく必要があります。

まとめ

以上、がん保険と選び方のポイントを解説してきました。これらを参考に、ご自分にフィットしたがん保険を検討してみてはいかがでしょうか。
 
出典・参考
厚生労働省 平成30年(2018)人口動態統計(確定数)の概況
公益財団法人 生命保険文化センター ガン保険
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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