更新日: 2023.05.30 損害保険

【実録】アパート契約時に加入した火災保険で、盗まれた自転車「3万5000円」の補償をしてもらった件

執筆者 : 小泉健太郎

【実録】アパート契約時に加入した火災保険で、盗まれた自転車「3万5000円」の補償をしてもらった件
アパートやマンションの賃貸契約をする際、一般的には火災保険に加入することになります。火災保険は文字通り、火災を起こしてしまったときの補償がメインの目的です。しかし、実際には、より身近に使えるいくつかの補償がついている場合もあることを知らない人も多いのではないでしょうか。
 
事実、私自身もアパート契約時に加入した火災保険によって、盗まれた約3万5000円の自転車を補償してもらっています。契約している火災保険に、盗難の補償がついていたからです。
 
火災保険に盗難の補償がついていれば、保険の対象となるアパート・マンションの敷地内で自転車が盗まれた場合に補償が受けられます(駅やスーパーの駐輪場など、自宅外で盗まれた場合は火災保険で補償してもらえない)。

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保険金の請求はシンプルで手間がかからなかった

私の場合、アパートの駐輪場に止めてあった家族の自転車が盗まれてしまいました。その自転車は高価な電動タイプではありませんが、だいたい3万5000円で購入したもので決して安くはありません。
 
そんな値が張るものを盗まれたら、普通なら落ち込みます。しかし、私はたまたま火災保険の補償が使えることを知っていたので、落ち込むことなく対処できたのは幸運でした。
 
保険金の請求手続きは初めてでしたが、思ったより簡単で手間もかかりませんでした。私が行った手続きを時系列でまとめると、だいたい以下の通りです。
 

1.コールセンターに連絡して、保険金を請求したい旨を伝える
2.保険会社の担当者から折り返し連絡があって、いつ自転車が盗まれたことに気付いたかや自転車の価格など、簡単なヒアリングを受ける
3.保険会社の指示に従って、警察へ盗難届を提出する
4.保険会社から送られてきた書類に記入し返送する(氏名・住所や保険金の振込先口座程度の記入ですむ複雑でない書類)
5.自転車を止めていた駐輪場の写真を撮影し、担当者へメールで送る
6.保険金が振り込まれる

 
私の場合、自転車を買ったときの値段と同じ3万5000円が保険金として口座に振り込まれました。購入時のレシートなど価格を証明するものはありませんでしたが、特に問題にはなりませんでした。保険金を受け取ってから少したった後、家族用に電動自転車を購入しました。
 

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そのほか、火災保険ではこんな補償が受けられることも

契約によりますが、火災保険には盗難以外にも複数の補償がついていることがあります。その中でも特に身近なのが、家具・家電の破損や落雷に対する補償です。具体的には以下のような場合に、火災保険の補償が受けられる可能性があります。
 

●子どもの投げたオモチャがあたって、窓ガラスが割れてしまった
●うっかりテレビを床に落とし、液晶が割れてしまった
●インテリアの配置換えをしているときに、棚を倒してしまい棚や近くにあったテーブルが壊れてしまった
●落雷によって、パソコンなどの家電が故障してしまった

 
自転車にしろ、家電・家具にしろ、安いものではありません。もしものときに契約中の火災保険が役に立たないか、チェックしておくことをおすすめします。
 
執筆者:小泉健太郎
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