最終更新日:2019.08.07 公開日:2017.03.31
暮らし

リボルビング払い。その使い方、大丈夫ですか?

クレジットカードを一人で何枚も持つ時代になりました。その中で、リボ払い(リボルビング払い)を利用する人も増えています。リボ払いについて、よく分からないまま利用してしまい、トラブルになるケースも増えています。仕組みをきちんと理解して、上手に利用する事が大切です。
宮﨑真紀子

執筆者:

執筆者:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい…。そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。

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宮﨑真紀子

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執筆者:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい…。そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。

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リボ払いの仕組みを考えましょう

先日、知人がこんなことを話していました。
「銀行の通帳を見たら、カードの引落しが3万円でした。翌月見たら、また3万円。ぼく、うまく使っているな~と思っていたら、その翌々月も3万円! あれっ!と思って、この時は3万円以上使ったのが分かっていたので、よくよくカードの支払明細を見たら、リボ払いの設定にしていたようなのです。リボ払いってどうなっているの?」
よくある話ですが、皆さん、その詳細を知らずに利用している人が意外と多いようです。
リボルビング払いとは、クレジットカードの支払い方式のひとつですが、それがどのような仕組みになっているのか見ていきましょう。

 

<クレジットカードの支払い方式>
まず、クレジットカードの支払い方式は主に次の4種類があります。
① 翌月一括(1回)払い
商品を購入した翌月に一括で支払います。手数料はかかりません。
② ボーナス一括(1回)払い
商品を購入した翌ボーナス時期に一括で支払います。手数料はかかりません。
③ 分割払い
高額な商品を購入した場合、支払い金額と回数を決めて払います。利用金額や支払い回数に応じた手数料がかかります。(2回払いまでは手数料がかかりません。)
④ リボルビング払い

 

<リボルビング払いとは>
 月々の支払い金額を一定額または「(支払)残高」に対する一定率に決めておき、その額を毎月支払っていく方式です。例えば、月々に支払う一定額を「2万円」と設定しておけば、その間にクレジットカードを(利用可能額の範囲で)どのように利用しようとも月々の支払いは2万円です。残高に応じた手数料がかかります。
リボルビングには月々の支払い額をあらかじめ決める「定額方式」のほかに、「残高」の一定割合を月々の支払い額とする「定率方式」もあります。さらに「定額方式」にも「残高」に対応して月々の支払い額が決まるもの(残高10万円までは月々10,000円、15万円までは15,000円など)があり、これを残高スライド定額リボルビング方式といいます。多くのクレジットカードはこの方式をとっています。
カードによってリボ払いの方式に違いがありますが、申込みをする時に、仕組みや支払い要件を確認することが大切です。
クレジットカードの支払い方式で一般的に使われているのは①②となってりおり、一括払いなので手数料はかかりません。これに慣れているので、リボ払いに手数料がかかることを忘れがちです。

リボ払いのメリット、デメリットは?

<メリットは>
リボ払いのメリットは次のようなことが挙げられます。
① 手元にお金が無くても買い物ができる。
② 利用した金額にかかわらず、月々の支払いが常に一定なので、家計の支払い管理が楽。
③ 好きな時に繰り上げ返済ができる。

 

<デメリットは>
一方デメリットは下記のことが挙げられます。
① 残高があるかぎり支払いが終わらない。
② この残高に対して手数料がかかる。
③ 自分の残高がどうなっているのか分かりにくい。
残高が膨らんでしまっているのに気がつかず、つい新しい買い物をしてしまい、いつまで経っても支払いが続くことになってしまいます。 気がついた時には、大きな借金となってしまっている場合もあります。

 

<利用明細書を必ず確認して>
 毎月1万円ずつ支払うリボ払いを設定したとします。10万円の買い物をして翌月から支払いが始まります。1万円しか引き落とされませんが、残り9万円と手数料は支払い残高として残っているのです。翌月更に2万円の買い物をしても、リボ払いに設定していると支払いは1万円。これでは、どんどん支払いの終期が延びてしまいます。ということは、手数料も相当にかかってしまうということです。
 リボ払いを利用した場合は、利用明細書を必ず確認して、支払残高・毎月の支払額(手数料を含む)を把握してください。
 ※残高スライド方式の場合、残高によって支払額が増加することがあるので注意が必要です。

リボ払いの返済を何とかしたい。それを解決する方法

最後に、リボ払いの残高が大きく膨らんでしまった場合の解決方法について考えます。  
まず、しばらくはカードの使用を禁止します。その上で、残高を確認し、返済の計画を立てます。リボ払いが、繰り上げ返済出来るというメリットを生かし、早い時期にたくさんの金額を返済出来るようにすれば効率が良いでしょう。
金額が大きくなり過ぎた場合は、リボ払いより金利の安いカードローンなどに借り換えを検討するのも一案です。
リボ払いを利用するのは高額なものを買った時だけ、そしてなるべく早く返すのが上手な使い方と言えます。

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