最終更新日:2019.05.17 公開日:2017.09.24
暮らし

お子様の入学金に使える「貸付金」もあります

秋には大学等のAO入試や推薦入試の合格発表が始まります。しかし、せっかく合格したのに入学手続き時のお金の準備ができていなくて、進学できない高校生が少なくありません。そんな時に頼りになる貸付金について知っておきましょう。
 
 
新美昌也

執筆者:

Text:新美昌也(にいみ まさや)

ファイナンシャル・プランナー。

ライフプラン・キャッシュフロー分析に基づいた家計相談を得意とする。法人営業をしていた経験から経営者からの相談が多い。教育資金、住宅購入、年金、資産運用、保険、離婚のお金などをテーマとしたセミナーや個別相談も多数実施している。教育資金をテーマにした講演は延べ800校以上の高校で実施。
また、保険や介護のお金に詳しいファイナンシャル・プランナーとしてテレビや新聞、雑誌の取材にも多数協力している。共著に「これで安心!入院・介護のお金」(技術評論社)がある。
http://fp-trc.com/

詳細はこちら
新美昌也

執筆者:

Text:新美昌也(にいみ まさや)

ファイナンシャル・プランナー。

ライフプラン・キャッシュフロー分析に基づいた家計相談を得意とする。法人営業をしていた経験から経営者からの相談が多い。教育資金、住宅購入、年金、資産運用、保険、離婚のお金などをテーマとしたセミナーや個別相談も多数実施している。教育資金をテーマにした講演は延べ800校以上の高校で実施。
また、保険や介護のお金に詳しいファイナンシャル・プランナーとしてテレビや新聞、雑誌の取材にも多数協力している。共著に「これで安心!入院・介護のお金」(技術評論社)がある。
http://fp-trc.com/

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入学手続き時(合格時)納付金の3つのポイント

<いくら必要?>
多くの大学等では、初年度納付金のうち、入学金及び前期分の学費を入学手続き時に支払います。医歯学系を除き、金額の目安は70万円~100万円程度必要です。
 
<いつまでに?>
合格発表後1~2週間程度が納付期限です。入学金及び前期分の学費を支払うパターンや、入学金は合格時、前期分の学費は3月末というパターンもあります。
 
<合格の時期は?>
入試方法により異なります。大学の場合、AO入試は9月~、推薦入試は11月~、一般入試は2月頃です。
 
 

最もポピュラーなのは教育ローン

日本学生支援機構の奨学金を入学金等に活用できると勘違いしている保護者が少なくありません。しかし、奨学金が振り込まれるのは入学後です。奨学金は入学金等には間に合いません。入学金等は教育ローンを活用します。
教育ローンには民間金融機関の教育ローンと国(日本政策金融公庫)の教育ローンがあります。まずは、民間に比べ有利な点が多い国の教育ローンを検討しましょう。ひとり親家庭などには優遇措置があるのも特徴です。利用できる人は、世帯年収(給与所得者の場合)が一定額以下の家庭です。
 
借入金額はお子さん1人当たり350万円(留学資金450万円)以内、返済期間15年以内、金利は固定金利で1.81%(平成29年9月現在)です。連帯保証人を立てない場合は、別途、保証料が必要です。
申し込みは、お金が必要な時期の3か月前からできます。融資OKの返事をもらってもキャンセル自由です。申込から融資まで20日程度かかります。合格発表後に申し込んだのでは間に合いませんので注意しましょう。
民間金融機関の教育ローンを利用できるのは、保護者が一定の収入以上の方です。一般的に返済期間は10年以内、金利は変動金利。借入金額は500万円以内が主流です。保証料は金利に含まれています。
 
 

奨学金を担保にお金を借りる

日本学生支援機構の入学時特別増額貸与奨学金の採用候補者は、入学金・授業料について労働金庫が融資してくれるしくみがあります。なお、入学時増額貸与奨学金は、低所得等の理由で国の教育ローンを利用できなかった世帯の人が対象です。融資限度額は、申込時(高校3年の春)に選択した入学時特別増額貸与奨学金の額(10万円~50万円)です。採油候補者決定通知は10月下中ですので、AO入試には間に合わない場合がありますので注意しましょう。また、奨学金の振込口座を労働金庫に指定する必要があります。
 
 

その他の貸付金

自治体の入学金あっせん融資をご存じでしょうか。入学金等に関して、地元信用金庫などと協力し、自治体が利子の補給をしてくれるしくみです。低利子で利用できますので調べてみましょう。また、自治体には、ひとり親家庭向けに「母子父子寡婦福祉資金貸付資金」(就学支度資金)があります。
私立大学等に進学する場合、一時金として最高59万円まで借りることができます。無利息で償還期間は20年以内(自治体により異なります)です。
 
低所得世帯向けには社会福祉協議会の教育支援資金(就学支度費)もあります。こちらも、無利息で償還期間は20年以内です。貸付限度額は50万円以内です。

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