最終更新日:2019.01.10 公開日:2017.12.15
暮らし

10%オフと10%ポイント還元はどちらがおトク?

百貨店やショッピングセンター、家電量販店などで、独自のカードを発行して割引制度を設けているところが多くあります。それぞれ特徴はあるものの、「10%オフ」のように商品価格を割り引くものと、「10%ポイント還元」のように、買った金額に応じて、後日使えるポイントを付与するものに分かれます。

10%オフと10%ポイント還元、同じようにも思えますが、本当はどちらがおトクなのでしょうか。
蟹山淳子

執筆者:

Text:蟹山淳子(かにやま・じゅんこ)

CFP(R)認定者

宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー
蟹山FPオフィス代表
大学卒業後、銀行勤務を経て専業主婦となり、二世帯住宅で夫の両親と同居、2人の子どもを育てる。1997年夫と死別、シングルマザーとなる。以後、自身の資産管理、義父の認知症介護、相続など、自分でプランを立てながら対応。2004年CFP取得。2011年慶應義塾大学経済学部(通信過程)卒業。2015年、日本FP協会「くらしとお金のFP相談室」相談員。2016年日本FP協会、広報センタースタッフ。子どもの受験は幼稚園から大学まですべて経験。3回の介護と3回の相続を経験。その他、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー等の資格も保有。

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蟹山淳子

執筆者:

Text:蟹山淳子(かにやま・じゅんこ)

CFP(R)認定者

宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー
蟹山FPオフィス代表
大学卒業後、銀行勤務を経て専業主婦となり、二世帯住宅で夫の両親と同居、2人の子どもを育てる。1997年夫と死別、シングルマザーとなる。以後、自身の資産管理、義父の認知症介護、相続など、自分でプランを立てながら対応。2004年CFP取得。2011年慶應義塾大学経済学部(通信過程)卒業。2015年、日本FP協会「くらしとお金のFP相談室」相談員。2016年日本FP協会、広報センタースタッフ。子どもの受験は幼稚園から大学まですべて経験。3回の介護と3回の相続を経験。その他、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー等の資格も保有。

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10%ポイント還元と10%オフは同じ?

10%オフと10%ポイント還元は、どちらも同じと思う人がいるかもしれません。そこで、10%ポイント還元がどのくらいの割引率になるのか、考えてみることにしましょう。
 
例えば、10,000円の商品を買う場合、10%オフなら支払う金額は9,000円です。一方、10%ポイント還元なら、10,000円の商品を買うには10,000円を支払い、1,000円分のポイントを貰います。ちょっとややこしいですが、11,000円の買い物が10,000円でできるということになります。

 10,000円÷11,000円=0.9090
 1-0.9090=0.0910

10%ポイント還元の割引率は約9.1%です。10%オフは文字通り割引率が10%ですから、10%オフの方が10%ポイント還元よりもおトクということになります。
 

消費税はいくらかかる?

次に消費税の計算です。実は、10%オフとポイント10%還元では、かかる消費税の金額も違ってきます。まず、10%オフのカードで、10,000円の買い物をするとき、消費税をいくら払うのかを考えてみましょう。ただし、商品価格に消費税は含まれていないこととします。10%オフの場合は、一般に商品価格から10%引いた金額に消費税がかかります。

 10,000円×0.9=9,000円
 9,000円×0.08=720円
 
10%オフでお買い物をすれば、消費税は720円です。では、同じ10,000円の買い物を10%ポイント還元で買い物するとどうなるでしょうか。

 10,000円×0.08=800円

消費税はポイントとは関係なく商品価格の10,000円にかかるので800円です。ということで、消費税の金額でも、10%ポイント還元より10%オフの方がおトクということになります。
それに、今は消費税が8%ですから差は小さいですが、2019年10月に10%に引き上げられれば、差は広がることになります。
 

ポイントとの付き合い方

もう一つ、気を付けたいのは、ポイントには有効期限があることです。一定の期間、使わずに放置していると、期限切れで使えなくなってしまいます。せっかく欲しいものを手に入れようとポイントを貯めていたのに、うっかり期限を過ぎてしまい、悔しい経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。しかも、ポイントの期限はそれぞれのカードによって、「ポイントごとに付与されてから3年」や「最後に使ってから1年」など異なっているので、勘違いしないよう気を付けないといけません。
 
10%ポイント還元は10%オフと比べると割引率が低く、消費税も多く払わなければならないので、実は10%オフの方がおトクです。それでも、買い物ごとにポイントが貯まっていき、何に使おうかと思うワクワク感は楽しいものです。有効期限などもしっかり管理しながら、いろいろな割引を上手に使いこなしていきましょう。
 
Txet:蟹山淳子(かにやま じゅんこ)
CFP(R)認定者
宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー
蟹山FPオフィス代表
http://www.kaniyama.com/index.php

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