更新日: 2019.11.19 キャッシュレス

現金払いが半数以下に!?現金を使わない“キャッシュレス決済”ってどれくらい広まっているの?

現金払いが半数以下に!?現金を使わない“キャッシュレス決済”ってどれくらい広まっているの?
いま、世界的に「キャッシュレス決済」、つまり現金(紙幣・貨幣)を使わない決済方法が広まっているようです。
 
たとえば、クレジットカードや電子マネー、デビットカードでの支払い、さらにスマートフォンアプリやインターネットを活用して支払うこともキャッシュレス決済となります。キャッシュレス決済が広まることで、買い物をする側としては、現金をたくさん持たず済んだり、現金を無くしてしまったりする失敗を避けられるといったさまざまなメリットが期待できます。
 
こうした中、楽天リサーチが「キャッシュレス決済に関する調査」を報道発表しました。
 
その調査結果からいくつか気になる項目をピックアップしながら、お金を支払うことに関するわたしたちの意識の変化や実態を見ていきましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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日常の買い物を「現金」で支払う人は、半数以下!?

「キャッシュレス決済に関する調査」が実施されたのは、2018年6月1日〜6月2日の2日間。同社に登録しているモニターの中から、全国の20代から60代の男女1000人を対象にインターネット上で調査されました。
 
キャッシュレス決済について気になるのが、みんなが買い物をする際に、実際にどういった決済方法を利用しているのか、ではないでしょうか。こちらの調査では、日常の買い物や飲料などの決済で最も利用する手段は何かを聞いています。
 
その回答を見ると、「現金」(47.8%)が1番多く、「クレジットカード」(36.0%)が2番目、その後に「商業系カード型電子マネー(nanaco、WAON、楽天Edyなど)」(8.5%)が続きます。
 
ここで気になるのが、日常の決済で最も利用する手段が「現金」であると答える人が半数以下であることです。現金を使わないキャッシュレス決済が、わたしたちの日常に少しずつ浸透してきていることが、この結果から垣間見えるのではないでしょうか。
 

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「現金」で支払う人、「現金」以外で支払う人、それぞれの理由は?

ちなみに調査では、「現金」を決済手段として選んだ人と、「現金」以外(クレジットカード、デビットカード、カード型電子マネー、スマートフォンを利用した決済サービス、銀行・郵便振込)を選んだ人それぞれに、なぜその手段を選んだのか理由を聞いています。
 
その結果を見ると、「現金」を選んだ人の多くが「現金以外の決済手段だとお金を使いすぎてしまうから」(41.8%)と回答。一方で、「現金」以外を選んだ人の多くが「ポイントが貯まるから」(86.2%)と回答しています。
 
また現金を使わないキャッシュレス決済が広まると、わたしたちが外出時に持ち歩く現金の額にどのような影響が出てくるのかも、この調査では調べています。
 
質問内容は、出かける際に所持する現金の金額を「現在」と「5年間」それぞれについて聞くというもの。結果、平均金額では、「現在」が1万5115円、「5年前」が1万6266円となり、「現在」の方が1151円低くなっていることがわかりました。
 
このようにわたしたちの生活にいろいろな影響を与えはじめているキャッシュレス決済。その広まりを受け、実は国もいろいろ動きはじめています。今年(2018年)4月には、経済産業省がキャッシュレス決済推進のための、「キャッシュレス・ビジョン」と「クレジットカードデータ利用に係るAPIガイドライン」を策定しました。将来的には、世界最高水準のキャッシュレス決済比率80%を目指すと発表しています。
 
わたしたちの買い物や支払いがどんな風に変わっていくのか、これからの展開が気になりますね。
※楽天リサーチ報道発表「キャッシュレス決済に関する調査」より
 
Text:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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